櫻井海音「目指していたものになれなかったとしても、経験は何かしらに生きてくる 」#学生の君に伝えたい3つのこと

人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。
今回はドラマ&映画『【推しの子】』で主演を務めた櫻井海音さんが登場。学生時代の経験やお仕事を始めた今だからこそ感じることから、読者にアドバイスをくれました。
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学生の君に伝えたい3つのこと
俳優・櫻井海音が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.英語はちゃんとやっておけばよかった
――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?
英語はちゃんとやっておけばよかったなと今になって思います。とても苦手でずっと避け続けてきて、授業の中でも一番嫌いだったんですけど、言語って大人になってからだとなかなか身につかないなと思うので、吸収力がある時期にやっておけばよかったなと思います。
――学生のうちに見て、聞いておいたほうがいいと思うものは?
読書ですね。僕は台本を読むので精一杯なくらい、ちっちゃい文字が連なっているものが本当に読めなくて。でも学生のうちに読み慣れておくことができたら、もっと台本も読みやすかっただろうなと思いますし、小説とかを読めていたら見える世界が変わるんだろうなと思います。
2.スポーツを通して礼儀や上下関係を知ることができた
――これまで経験した中でこれはやっておいてよかったと思うことはありますか?
スポーツですかね。礼儀や上下関係などの社会での暗黙のルールのようなものを教えてくれたのは僕にとってサッカーだったので、もしサッカーをやっていなかったらめちゃくちゃだったと思います(笑)。スポーツじゃなくても、バイトとか社会と接することができたり、人間関係を構築できる場所に少しでも触れておけると、社会に出てからの感覚がまたちょっと変わるんじゃないかなと思います。
――今お仕事される中で役立っていると感じることはありますか?
非常に思いますね。それに自分が楽になるというか、何をしても苦じゃなくなる気がします。生きていく上で理不尽なことっていっぱいあると思っていて、僕が最初の理不尽を経験したのがサッカーだったんです。僕の時代はギリギリ“スポ根”的なものが残っていて、例えば合宿とかでごはんを残すと試合に出させてもらえないということがあったんですね。もちろん食べ物は残さないほうがいいんですけど、体格や食欲は人それぞれじゃないですか。そういう理不尽なことは社会に出てからも絶対にあると思うので、それに対する免疫をつけておけたなと思います。社会のそういった部分に触れるだけ触れて本当にイヤなんだとしたら、今はそういう文化がないところに行くという選択ができる時代だと思うので、それを知るためにも触れておいたらいいのではないかと思います。
3.目指していたのになれなかったとしても、その経験は何かしらに生きてくる
――櫻井さんが学生時代に夢中だったことはありますか?
幼小中はサッカーでしたね。中3から今はずっと音楽です。僕もそうですけど、サッカー選手を目指していたのになれなかったとしても、その経験って何かしらには生きてくると思うんです。だから熱中できたり、向き合えるものがあると、その先の何かが変わってくるんじゃないかなと思います。
アクアは自分と重なる部分がたくさんあった

――櫻井さんが主演を務めた『【推しの子】』についてもお話を聞かせてください。もともと原作のファンだったそうですが、どういったところに魅力を感じていたのでしょうか。
ここまで芸能界に切り込んで繊細に丁寧に描いていて、芸能界の中でのいろんな職業をそれぞれの視点でリアルに表現されていて、僕がこういう仕事をしていてなかなか言えないことを、この作品が世間に対して代弁してくれているような気がしました。その中でそれぞれに自分の正義や光みたいなものがあって、誰が悪いとか正しいとかではないということを『【推しの子】』という作品は描いてくれているなと思っていて。あとはキャラクターが個性豊かだったり、しっかりサスペンスとミステリーの要素があって考察ができて…ということが組み込まれているのも、ものすごく魅力的だなと思います。
――今回演じられたアクアについて「僕以外にやらせたくない」とコメントされていましたが、どういったところからそう思われたのですか?
アクアとは自分と重なる部分というか、共通項があったんです。恋リアに出てそこから役者になってみたいな流れとかも僕も一緒だし。性格面でも、僕も割と単独行動をしがちで、一人でいろんなところに行って突き進んじゃうところがあって、そういうひとつの物事に対する思いみたいなものも近いのかなと思いますね。
――役作りをする上でこだわったこと、意識したことはありますか?
僕はこの『【推しの子】』という作品において自分の我を通そうとか、自分のエッセンスを足そうと思ったことが一度もなくて、もうひたすら原作に忠実に演じていて。アクアがどういう立ち方をしているか、ポケットに手が入っているのか、どういう表情をしているんだろう、どこに立っているんだろうみたいなところまで忠実にやろうと思っていたので、全シーン撮る前に原作を読んでいましたね。ただ漫画では描かれていないコマとコマの間も映像になると映るものなので、それを想像して、なおかつ原作ファンの方に違和感のない表現をするというのが我々の作業だと思っていて。ずっと読み込んでいくとアクアがどう動くかがなんとなく見えてくるんですけど、それをいかに生身の人間で表現するかを考えて、みんなが知っている『【推しの子】』であり、みんなが知っているアクアだと思ってもらえるように常に心がけていました。
推しのキャラクターは“有馬かな”。正直ドタイプです

――撮影の中で刺激を受けた役者さんはいますか?
もう本当に全員と言ってしまえば全員なんですけど、クランクインして初日と2日目に(吉田鋼太郎さん演じる)壱護さんとのシーンがあって、鋼太郎さんが演じる壱護の圧がすごくて。刺激ってああいうことを言うんだなと思うような経験で、今でもすごく鮮明に覚えています。もともとこの作品に対してもすごく気合いは入っていたんですけど、そこでまた一段ギアを上げてもらったような感覚ではありましたね。
――現場でキャストのみなさんとコミュケーションを取る中で、印象に残っていることは?
原菜乃華さんか、齊藤なぎささんのどっちかが、あのさんのモノマネがめっちゃうまかった気がします(笑)。当時のエピソードを全部メモしてあるんですけど(とメモを確認して)……あ、齊藤さんです。めちゃめちゃうまかったですね。
――『【推しの子】』は魅力的なキャラクターがたくさん出てきますが、櫻井さんの推しキャラクターは?
この作品のオファーを受ける前からずっと(有馬)かなのキャラクターが好きで、もう正直ドタイプなんです(笑)。この『【推しの子】』という世界の中において、僕はかなが一番ピュアで、喜怒哀楽の表現がはっきりしている人間らしいキャラクターだなと思うので、ものすごくかわいいなと思いますね。
――完成した作品をご覧になって気になったキャラクターはいますか?
戸塚(純貴)さんが演じるGOAさんを見て、すごく好きになりましたね。もともと原作でも悔しがる表現とかが特徴的なんですけど、それが生身の人間になることによって、戸塚さんが演じることによってかわいらしさも出ていたので、「東京ブレイド編」を楽しみにしてほしいです。
学生時代の友だちと一緒にいる時間は子どもに戻れる瞬間

――アクアは普段素をなかなか見せない中で、アイやB小町に対しては自分の本心が出てしまいますが、櫻井さんが一番自分らしくいられる瞬間は?
僕もアクアと一緒でずっと壁を作っているので、自分の素があんまりわからないんです。その壁を作っている状態の自分も素だし、何かを演じていたり、人によって距離感を変えるのは人間誰しもあることだと思うんですね。でも強いて言うなら、学生時代の友だちと一緒にいる時間は子どもに戻れる瞬間かなと思います。仕事では常に大人でいなきゃみたいな部分がありますけど、ちっちゃい頃から知っている幼馴染とかの前だと一番無邪気で、子どもらしくいられますね。
――この作品は“転生モノ”でもありますが、櫻井さんが転生できるとしたらどんな人生を送りたいですか?
僕は鳥になりたいです。でも空を飛びたいとかそういうことではなくて、焼き鳥になりたくて。焼き鳥への愛情とリスペクトがあるという前提で聞いてほしいんですけど、僕はここ半年くらい焼き鳥をほぼ毎日1日1食、食べているんですよ。地鳥にもいろんな種類があって、それぞれの人生を歩んできて、残酷だけど屠殺されて処理されて、我々の知っている焼き鳥になるんですけど、やっぱりその気持ちを食べる身としては一回知っておくべきだなと思いますね。あとは人間って自分が死んじゃったあとに誰かに食べてもらえることってないじゃないですか。その経験もしてみたいです。
――ちなみに、焼き鳥はどの部位が一番お好きですか?
ソリレスというモモの付け根の希少部位なんですけど、モモなのに独特の噛みごたえがあって、噛めば噛むほどモモ特有の脂と旨みが溢れ出してくるんです。その独特な感じが僕は好きですね。
櫻井海音さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!
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PROFILE

櫻井海音
2001年4月13日生まれ、東京都出身。2020年11月に連続テレビ小説『エール』にて俳優デビューを果たす。主な出演作に「ナイト・ドクター」(21)、「未来への10カウント」(22)、「君に届け」(23)、「アオハライド」(23)、「愛してるって、言いたい」(24)などがある。現在、毎週土曜放送の「王様のブランチ」に出演中。今後は2025年に映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の公開が控えている。
ドラマ『【推しの子】』:11月28日(木)21:00よりPrime Videoにて世界独占配信開始
※作品の視聴には会員登録が必要です。(Amazonプライムについて詳しくはamazon.co.jp/primeへ)
映画『【推しの子】-The Final Act-』:12月20日(金)全国公開

アイの子ども【推しの子】として転生した、アクアと双子の妹であるルビー。2人は、出産したことを隠しつつアイドル活動を再開したアイを応援しながら、アイのもとで成長していく。やがてアイの人気は瞬く間に上昇し、B小町は東京ドームでのライブを控えていた。しかし、ライブ当日にアイの熱狂的なストーカーがアイの新居を訪れる―。
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取材・文/落合由希
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/高草木剛(VANITÉS)、吉沢実希
スタイリング/藤井晶子





























