「一生に一度の今日を安全に」。ANAでグランドハンドリングの仕事をしている先輩社員に、仕事や会社の魅力を聞いてみた。

「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろいろな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
今回は、空からはじまる多様なつながりを創り、社員・お客様・社会の可能性を広げていくことに取り組んでいる【ANA】で働く先輩社会人にインタビュー。 グランドハンドリングの業務に携わる先輩社員に、仕事内容や学生時代に取り組んだことについてお話を伺いました!
2020年度入社
グランドハンドリングとして、飛行機が駐機場に到着してから、再びお客様を乗せて飛び立つまでにお預かりした手荷物や貨物の搭降載を行い、飛行機の誘導など主に飛行機の周りで日々業務に取り組んでいる。
――自己紹介をお願いします。
ANAエアポートサービス ランプサービス部 ランプサービス1課の南波璃と申します。2020年4月に入社して、今年で5年目になります。主にANAの国内線、国際線の作業責任者であるロードマスターという仕事をしています。ロードマスターとは、飛行機を出す際の作業の工程管理業務を行なっています。
――モットーを教えてください。
モットーは「一生に一度の今日を安全に」です。私達にとっては日常の仕事内容ですが、お客様にとっては一便一便が、たった一度しかない飛行体験になると思うので、一便一便を大切に責任持って行うという気持ちで日々、仕事に取り組んでいます。
――現在担当している詳しい仕事内容を教えてください。
グランドハンドリングという飛行機の誘導などを行う仕事をしています。コンテナに積んである手荷物の運搬も行います。雨の日や雪の日でも関係なく外で行う仕事にはなるので、体力勝負の仕事になります。
――体力をつけるために意識していることはありますか?
屋外の仕事に慣れるのは大変でしたが、寝るときは寝る、休むときは休むとオンオフを分けることが大事だと思います。
――グランドハンドリングはどのような働き方をしているのでしょうか?
早番、遅番、夜勤という3つに分けられています。早番は朝5時ごろから出社することもあるので、日々の体調管理には気をつけています。
――なぜ今の仕事に就こうと思ったのでしょうか?
幼少期に転勤が多くて飛行機に乗ることが多かったので、航空業界に興味を持ちました。私は体を動かしたいというタイプだったので、グランドハンドリングに最も興味を持ちました。誰よりも航空機の近くで仕事ができることがグランドハンドリングの魅力だと思っています。あまり人が立ち入ることのできない場所で仕事をするので、飛行機好きの人にとっては大変魅力的な仕事ではないかと思います。
――仕事のモチベーションややりがいは何ですか?
お客様と直接関わる機会は少ない仕事ですが、飛行機を見送る時に手を振り返していただいたり、空港内で見ている人からお便りをいただいたりした際は嬉しくなります。
――仕事で辛かったことはありますか?
業務をする上で、様々な状況が重なって定刻に飛行機が出せなかった時です。安全が一番大事な仕事なので、お客様も仲間も守ることが必要な作業責任者の仕事はプレッシャーを感じます。
――資格は必要な仕事でしょうか?
普通自動車運転免許は入社前に必要ですが、それ以外は入社後に取得することができます。
――資格以外で必要なスキルはありますか?
円滑にコミュニケーションを取れる能力が大切だと思います。1人で作業することがほとんどない仕事で、仲間やパートナー会社など、様々な方と連携する必要があります。連携を取ることが作業効率の向上や安全な作業につながるので、コミュニケーション能力は大切だと思います。
――仕事を始めてから気がついたことはありますか?
曖昧なことを言わないこと、はっきりきちんと相手に伝えることが大切だということに気がつきました。わかってくれるだろう、やってくれるだろうという曖昧な認識でいると相手にうまく伝わらないので、おせっかいだったとしても密なコミュニケーションをとることを心がけています。
――現在働いている組織の規模感はどのくらいでしょうか?
ランプサービス部は1000人ほどいます。1日に出勤するのは400人から500人くらいです。グランドハンドリングの仕事を入社時から希望して入る人もいれば、途中で希望を出して異動した方もいます。
――今後やってみたい部署はありますか?
オペレーションマネジメントと言って、飛行機全体を統括している部署があるのですが、他の部署と連携して大きな判断を下す部署なので経験してみたいと思います。より責任重大な仕事にはなるのですが、現場を経験した目線から経験を活かし、活躍していきたいです。やってみたいです。
――働いている中で印象に残っている仕事は何ですか?
飛行機を出発させた際に、パイロットとコミュニケーションをとってエンジンのスタートから出発までの連携を取る仕事があるのですが、初めてその資格を取得して仕事をした際に、エンジンが回り出した瞬間は感動しました。
――資格は任意で取るものなのでしょうか?
社内資格が100種類以上あるのですが、私は希望を出して取得しました。自分のやりたい希望を出して、資格を取るという体制は整っていると思います。資格取得は全て社内で行っていて、先輩からマンツーマンで指導していただきます。志の高い人が多く、頑張り次第でスキルを身につけることができます。
同じ資格を持っていても、経験豊富な方はトラブル時などに冷静な判断ができていてすごいと感じています。私も経験を積んで、空港全体を俯瞰して見られるような人財になりたいです。
――仕事でプレッシャーを感じることはありますか?
飛行機を定刻に出せないと様々なところに影響が出てくるので、責任を持って仕事をしています。プレッシャーは毎日感じますが、自分1人では成し得ない仕事なので、思いやりと尊敬の心を持ってチームワークを発揮しながら助け合いの精神で作業しています。
――大学生の時にやっていたことを教えてください
目立ったことはしていないですが、学校に通いながらアルバイトやサークルをやっていました。野球が小さい時から好きだったので野球サークルに入ってマネージャーをしていました。サークルのマネージャー業務を通して、後輩のサポートをしたり、先輩にアドバイスを求めたりなどのコミュニケーション能力が身についたと思います。
――学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
色々な場所に行けばよかったと思っています。学生は社会人に比べて時間があるので、時間を目一杯使って、様々な経験をして知見を広めればよかったと感じています。
――航空業界に入りたい学生が、学生のうちにできることは何でしょうか?
様々な企業を見た上で、自分がこの業界に興味があることを改めて実感してから、志望を決められると良いと思います。様々な企業を見ることはとても大切だと思っていて、私は好きなことを基準にして、製パン会社や雑貨屋さんなどのいろいろな企業を見ました。
大学3年生で入ったゼミが航空業界だったので、3年生からはインターンシップなど、自分の足で企業を見に行って確認するようにしました。私の強みは人の話をしっかりと聴くことなので、聴き終わった後に必ず質問をして、印象に残すことも意識しました。航空業界の人は、第一印象がとても良く、自分のことをアピールするのが上手な方が多かったので、笑顔や姿勢等を学生のうちから意識しておくと良いと思います。
――学生へのメッセージをお願いします。
グランドハンドリングという仕事は大変な仕事にはなるので、学生のうちから体力をつけたり、今の大学生活を楽しんだりすることが大事だと思います。今の経験を大事に、就職活動を頑張ってください。
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