【例文つき】就活の「エントリー」で企業へ直接メール・電話をする際のポイントを解説!
就活で会社説明会や面接の予約など選考に必要な情報を得るためには、「エントリー」しなければなりません。エントリーは通常、就職情報サイトや企業ホームページから行いますが、直接メールや電話でする場合もあります。ここでは、エントリーをメールでする場合と電話でする場合どうしたらよいか、例文を示して説明します。
就活の「エントリー」とは?
エントリーとは、企業に対して「興味がある」という意思を示すことで、学生側の情報を開示することをいいます。エントリーは、会社説明会や選考スケジュール、面接の予約など、選考に必要な情報を得るための行為であり、基本的に応募とは違います。ただ、エントリーの意味や名称は、企業、就職情報サイトによってさまざまです。
通常エントリーは、マイナビなどの就職情報サイトや企業ホームページから行います。しかし、企業によってはメールや電話でエントリーを受け付けるケースもあります。
メールでエントリーする場合
興味を持った企業の採用ホームページに「エントリーの受付はメールで行います」と記載されている場合は、直接メールを送らなければなりません。メールの例文を紹介しましょう。
貴社へのエントリー(○○大学 □□○○)
○○株式会社
人事部 採用担当
○○○○様
お世話になっております。
突然のメールで失礼いたします。○○大学☆☆学部の□□○○と申します。
この度、貴社ホームページでエントリー受付について拝見いたしました。
以前から貴社の○○事業に魅力を感じており、
エントリーさせていただきたくご連絡いたしました。
つきましては、選考に関する情報などご提供いただけましたら幸いです。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
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氏名(ふりがな)
○○大学☆☆学部○○学科
携帯電話:xxx-xxxx-xxxx
メール:xxx@xxxxxxx
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エントリーメールを送る際のポイント
件名
件名は一目で内容がわかるようにしましょう。「こんにちは」や「はじめまして」などは、迷惑メールと勘違いされてしてしまう可能性があるので避けてください。
宛名
会社名は、「(株)」と省略せず、「株式会社」と書きます。部署名と採用担当者名がわからない場合は、「採用ご担当者様」と書きます。
本文
本文は用件を簡潔にまとめて書きます。簡単なエントリーの理由も添えるとよいでしょう。
署名
誰からのメールかわかるように、また担当者が連絡しやすいように、署名は忘れず入れておきましょう。
電話でエントリーする場合
直接電話でエントリーする場合の会話の一例を紹介しましょう。会話をスムーズに運べるようにいろいろシミュレーションしておくことをお勧めします。
事前に準備すること
「電話での会話が苦手」という人は、事前にメモを作っておくといいでしょう。慣れないうちは、話し言葉をそのまま書いておき、慣れてきたら、要点のみをまとめたものに変えてみます。また、電話は必ずしも採用担当者ご本人が出るとは限りません。さまざまなパターンを考えておくことが大切です。
■あなた「お忙しいところ恐れ入ります。○○大学の□□と申します。人事課の○○様はいらっしゃいますでしょうか。
■担当者「はい、採用担当の○○です。」
■あなた「お忙しいところ恐れ入ります。今お時間はよろしいでしょうか?」
■担当者「はい、大丈夫です。」
■あなた「ありがとうございます。御社のホームページでエントリー受付について拝見したのですが、ぜひエントリーさせていただきたいと思い、ご連絡いたしました。」
■担当者「そうですか。ありがとうございます。エントリーの件、承知いたしました。」
――今後の選考等について、「あなた」と担当者間でやりとりがされる。
■あなた「お忙しいところありがとうございました。それでは失礼いたします。」
※相手が電話を切ったことを確認してから、自分の電話を切る。
■あなた「お忙しいところ恐れ入ります。○○大学の□□と申します。人事課の○○様はいらっしゃいますでしょうか。」
■代理の方「少々お待ちくださいませ。……」
「申し訳ございません。○○は本日休みをいただいております。」
■あなた「ではまた、明日あらためてこちらからお電話させていただきます。
お忙しいところありがとうございました。失礼いたします。」
※相手が電話を切ったことを確認してから、自分の電話を切る。
エントリーの電話をかける際のポイント
電話をかけるときは、始業直後・昼食時・終業間際は避けましょう。また、メモをとりながら最後に内容を復唱すると安心です。
まとめ
エントリーは通常、就職情報サイトや企業ホームページから行いますが、直接メールや電話でする場合もありますので、今回はそのケースについて説明しました。エントリーの方法は企業によってさまざまなので、どんなケースでもスマートに対処できるようにしておきたいですね。
(マイナビ学生の窓口編集部)