【話題の「水冷服」の着心地を実感してみた!】猛暑を乗り切ろう! はじめての「水冷服」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。

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暑い夏に対処するため「服」を改良しよう――という動きがあります。内側にファンが付いた「空冷服」(あるいは空調服/空調ウエア)がメジャーになってきましたが、実は「水冷服」という画期的な製品があるのをご存じでしょうか。

これは「服の内部に冷水を循環させて冷やそう」というものです。

今回は、『山真製鋸株式会社』が開発・製造している「水冷服」をご紹介します。

「水冷服」ってどんな仕組み?

『山真製鋸』では、水冷服「ICEMAN(アイスマン)」シリーズを製造しています。

アイスマンはベスト状になっており、前面・背面には水が循環するチューブが配されています。背中のパックに凍った専用のチャージボトル(一部製品はペットボトル)をセットします。

小型モーターによって、冷やされた水がホースの中を循環する――という仕組みです。冷水がベストを冷やしてくれるので、着ていると涼感がダイレクトに感じられます。

水をどんなインターバルで循環させるかで以下の3モードがあります。

冷感アップモード:連続動作
長時間使用モード:20秒動作して45秒停止
最長時間使用モード:20秒動作して1分30秒停止

冷却が持続する時間は冷凍させたペットボトルの容量にも依存しますが(氷が溶けずに長くもつので)、650mlボトルの場合、連続動作させても約3時間もつ――とのこと。

※「アイスマンPRO」(バッテリー5200mAh)の場合。環境温度約33度/『山真製鋸』計測

水冷服のメリットとデメリットとは?

画期的な水冷服ですが、『山真製鋸』さんによると以下のようなメリットとデメリットがあります。

●メリット
・他の冷房機能が付いた服(空調ウエアなど)に比べ、冷感を感じるのが早い
・空調ウエアに比べ、上半身が膨らむことがなくスタイリッシュ
・冷感時間が外気温に左右されにくく、空気が汚れた場所でも使用可能
・小型のモーターのため、使用中でもとても静か

●デメリット
・バッテリーと凍らせたペットボトル(一部の型番は専用のボトル)の両方を準備する必要がある
・凍らせたペットボトルが溶けた場合、入手が困難な場合がある
・冷水が循環するホースが冷たいため、結露し洋服が濡れることがある

暑い最中なので、冷感を感じるのが早いというのは大きなメリットですが、冷却持続時間はペットボトルが溶ける時間に依存しますので、長く外にいるなどの場合には、凍らせたペットボトルの予備を準備して、溶けないように保管しておく必要があります。

↑真空ステンレスボトル「エネチャージ」。凍った600mlのペットボトルが4本入り、約10時間キープできます。

『山真製鋸』では、この予備ペットボトル保管用の真空ステンレスボトル「エネチャージ」も用意しています(別売)。

実際に水冷服を試してみた!

今回記事作成に当たり、『山真製鋸』から水冷服をお借りして、実際の着心地を試してみました。

今回お借りしたのは、チャージボトルがセットになっている、ハイグレードモデルの「アイスマンPRO X」です。

↑サイズ感としては小型のリュック程度です。


↑使用する際は、バッグの中にある専用タンクに、凍らせたチャージボトルと水を200ml入れます。


↑次にバッテリーをつなぎます。

フロント部分はこのような形。2本のベルトでしっかりと固定されます。あとはバッテリーを操作すれば、自動的に冷水が循環して体を冷やしてくれます。

↑実際に装着して、天気の良い日のベランダで1時間ほど作業をしてみました。

この日の気温は28度で日差しも強い日でしたが、「アイスマン」のおかげで暑さはそこまで気にならず。背中側だけでなく、肩から胸にかけても冷やしてくれるので、上半身全体が常にひんやりとした状態になります。蒸し暑い室内での作業にも向いていると感じました。

水冷服の開発で苦労した点とは?

「アイスマン」シリーズの開発にはどんな苦労があったのでしょうか? 『山真製鋸』に聞いてみたところ、以下のような点に留意したとのことでした。

・冷水が循環しなければ冷たくならないため、水がしっかり凍らせたペットボトルに当たっているか、できるだけ身体の広範囲が冷却できているか、試作段階で水の循環ルートを確立させるのが難しかった。

・凍らせたものが大きければ冷却時間は長持ちしますが、大きければ重くなり、着用時に不快に感じてしまいます。重すぎず、長持ちする重量の設定にも工夫しました。

・現場で使用するお客さまが多いため、耐久性と通気性・冷感のバランスの取れた生地の選定にも気を配りました。

・お手入れがしやすいよう、モーターを付けたまま手洗いができるように改良しました。

・どなたでも使用できるように、サイズ展開ではなく、フリーサイズにしました。そのため、調整ベルトなどの設置・設定についても工夫してあります。

解決!! はじめての「水冷服」おどおど

暑い中、外の現場で働かなければならない人にとっては、水冷服は一つの選択肢になるでしょう。今回実際に着てみて、「手軽に使用でき、思った以上に冷却効果が高い」という感想を持ちました。もし、興味を持ったら一度試してみるのはいかがですか。

文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部

取材協力:『山真製鋸株式会社』
https://yamashinseikyo.com/

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株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング
編集プロダクション。コンテンツを制作する「よろず屋」です。取材をして原稿を書き、編集、校正を行って多くのWebメディアに納品しています。https://dcp.jp.net/

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