暑い夏 売れる商品と売れない商品 すでにコンビニではおでんが発売
連日の猛暑でたまらない暑さ。そして、猛暑で過熱しているのが夏商戦。
6日に放送された「ゆうがたLIVE ワンダー」(関西テレビ)では、この猛暑で売れる商品と売れない商品を調査した。
まずは、家電製品。この暑さで、エアコンなどの家電製品は連日売り上げがアップ。
大阪市内の家電店では、エアコンが1日150台も売り上げた日が8月にあったほど。
エアコンのほかにも、ヘアドライヤーの売り上げも好調。連日の暑さで、紫外線のダメージをうけている髪の毛をケアする機能を備えたものが売り上げを伸ばしており、昨年の同時期に比べて2.5倍も売れている。
また、ドラッグストアでも、売り上げが好調な商品がある。熱中症の暑さ対策商品は当然だが、前月に比べて売上げが2倍になっているのが、胃腸薬。
急に冷えたものや、アイスクリームを食べたりすると、おなかを壊すために、この時期には胃腸薬が売れる。
その反対に売れないものは、お米。猛暑で食欲が減退し、お米を食べなくなることと、新米の収穫から1年近く経つ米は売れなくなる。米屋にとってはダメージが大きいが対策はないそうだ。
同じくパン屋も夏は苦戦。のどが渇く時期には、パサパサするパンの売上げは通常よりも2割ほど減少。
最近では、「冷やしパン」を販売するところもある。冷たいクリームを入れたひんやりしたパンは口当たりがいい評判になっている。
そして、猛暑で売れる意外なものには、「鍋物」と「コンビニおでん」。
ある鍋物店によると、昨年の同時期よりも売上げが2倍以上になった。
暑いと部屋の中は、クーラーで冷え切って気温が下がる。そのため体が冷えると「鍋でも食べようか!」となり鍋物の売上げがアップする。
そして、コンビニでは早々とおでんが登場。お盆を過ぎると、昼夜の寒暖差があるため、夜におでんを食べる人が増えるそうだ。」
しかし、夏が暑ければ暑いほど、9月まで残暑が残ると、秋物商戦に影響がでてくるそうだると伝えている。