「だべ」って本当に使う?栃木出身の大学生の栃木弁解説! #学窓ラボ
こんにちは。学窓ラボの近です。学生ライター栃木担当として、栃木の魅力をレポートしていきます!今回のテーマは「栃木弁」についてです。
私の両親は栃木で生まれ、祖父母と一緒に栃木で生活しています。今回、祖父母との会話でよく登場する「栃木弁」についてまとめてみました。
栃木弁はアクセントが特徴的です。アクセントは地域によって異なり、語尾が上がるものや伸ばすもの、平坦なものがあります。私の祖母は語尾が上がって伸ばすアクセントで話しますが、それ以外にも濁音を使ったり、イとエの音が混同する傾向にあります。
あくまで個人の意見です。祖父母が良く使う栃木弁を参考にしました。すべての栃木出身の方に当てはまるわけではないので、一例としてとどめておいてください。
よく使う栃木弁
1、~だべ
<用例>
寒いだべ。(寒いですよ。)
おはようだべ。(おはようございます。)
これは何だべ?(これは何ですか?)
「だべ」は、「ですよ」や「でしょう」と同じくらいの意味合いです。標準語とは語尾が違うだけなので、わかりやすいかもしれませんね。本当によく聞く栃木弁だと思います。
2、だいじ
<用例>
だいじだよ。(大丈夫だよ。)
荷物重くない?だいじ?(荷物重くない?大丈夫?)
栃木弁を知らない方が聞くと「大切」や「大変」なことだと思われそうですが、栃木弁では相手のことを心配する表現で使われます。私の祖母もよく使っていて「だいじだよ~」や「だいじかい?」と言っています。
3、ぶんなげる
<用例>
A:スーパーの荷物どこに置く?
B:キッチンにぶんなげといて。(キッチンに適当に置いておいて。)
え、ぶんなげる?どういう事?とびっくりしましたが、適当な場所においておくという意味があるそうです。カジュアルな使い方で、家族や友達などの間で使います。なので栃木でそこらへんにぶん投げておいてと言われても乱暴に投げちゃだめですよ。
4、あんがとね
<用例>
荷物持ってくれてあんがとね~。(荷物を持ってくれてありがとう。)
こちらは標準語のありがとうねと同じ意味ですが、標準語の発音とは違います。私は祖母にプレゼントをしたときやなにかの手伝いをしたときにあんがとねーと言われます。説明が難しいので、気になる方はぜひ調べてみてください。
まとめ
今回は4つの栃木弁をまとめてみました。栃木に行く機会があればぜひ意識してみると面白いかもしれません。
私は意識せずに祖母の話を聞いていたので当たり前でしたが、思った以上に栃木弁があるんだなという私自身の勉強になりました!気になった方は、ぜひ栃木弁について調べてみてください。
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編集/近(学窓ラボメンバー)
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