一汁三菜は、前菜、主菜、野菜、そしてワイン!玉村流レシピ&エッセイ『玉村豊男のフランス式一汁三菜』発売 #Z世代Pick
こんにちは、リリースピッカーのあみです。キッチンでお酒を飲みながらお料理をするのってかっこよくて楽しそうで大人っぽくて憧れているのですが、マルチタスクができなくて難しそうだなぁと…。でもやってみたい!キッチンドランカーであってもなくても、お酒にあう料理作りって難しそうですよね。今回はワインにあうお料理のレシピ本を紹介します。
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エッセイストであり、画家でもある玉村豊男氏がオーナーを務めるワイナリーのヴィラデストは、今年で開業20年目を迎えました。その節目の年に、玉村流レシピ&エッセイの第3弾を発売します。「楽しくなけりゃ食事じゃない」をモットーとしている玉村氏。「食べるものはいつも同じ、つくる料理も代わり映えしないけれど、土を喰う日々でもなく、一汁一菜でもなく、馬鹿を言って笑いながら囲む」、そんな愉快な食卓を彩るレシピを紹介。どの料理も見た目にこだわっているので、高級そうでつくることが難しそうな印象を受けますが、どれもが簡単にできる料理ばかり。また、これまで玉村氏が出したレシピブックは5冊ほどありますが、エッセイより料理写真のほうが多いのは、本書が初めてです。「毎日が最後の晩餐」は、まだまだ毎日続いています。
【内容】
第1章:シーシュポスの神話
玉村家の「フランス式一汁三菜」は、農作業をはじめた頃のからだの要求から生まれました。歳を取って「毎日が最後の晩餐」になってから量は減りましたが、同じようなスタイルで続いています。
第2章:まず冷蔵庫を開けて白ワイン
さあ、そろそろ料理をする時間になりました。冷蔵庫から白ワインを取り出して、まずは、ワインに合うレシピから紹介します。
第3章:家庭菜園から前菜へ
玉村氏は、自宅キッチンのすぐ前の庭に家庭菜園をつくりました。トマトをはじめ、スッキーニやピーマン、キュウリにインゲン豆など、家庭菜園で収穫した野菜を使ってできた前菜を紹介します。
第4章:料理は見た目が大事
料理は見た目が大切です。皿の上の景色を見て、「あ、美味しそう」と思えるかどうかが重要なのです。これはレストランだけでなく、毎日の家庭料理でも同じことだと、玉村氏は語ります。
第5章:元気の出る肉にはジャガイモとサラダを
肉だけは、ほぼ毎日食べている玉村氏。夕食にたんぱく質を摂らなければいけないという思い込みはずっと続いており、相性抜群のジャガイモレシピとともに紹介します。
第6章:ワインは家で飲む
ワインは、論評しながら飲むものではありません。玉村氏は、ワインのある食卓を囲み、この日この場所で時間を共有していることを祝うために、ワインは楽しく飲むものだといいます。
【著者】
玉村豊男(たまむら・とよお)
エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー。
1945年、東京都生まれ。東京大学仏文科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に2年間留学。通訳、翻訳業を経て、文筆業へ。1983年に長野県軽井沢町に移住、1991年に同県東部町(現・東御市)に移住して農園を開き、2004年「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」を開業。2007年「玉村豊男ライフアートミュージアム」を神奈川県箱根町に開設。2014年「日本ワイン農業研究所」を創立し、2015年よりワイナリー「アルカンヴィーニュ」を立ち上げ、栽培醸造経営講座「千曲川ワインアカデミー」を主宰する。2023年にヴィラデストは開業20周年を迎えた。『毎日が最後の晩餐』『明けゆく毎日を最後の日と思え』『まだ毎日が最後の晩餐』(ともに天夢人)が、好評発売中。
【書誌情報】
書名:玉村豊男のフランス式一汁三菜
仕様:A5判
定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
発売日:2023年10月11日
編集/あみ(学窓ラボメンバー)
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