【「屋形船」貸し切り料金は?】はじめての「屋形船」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。
「屋形船」は、船内でお座敷で料理を楽しみながら、美しい川沿いや湾岸の景色が堪能できます。アウトドアでありながら、屋内でもあるという不思議なレジャーといえますね。日本の伝統文化として海外からの旅行者にも人気です。しかし、屋形船に乗るにはどうすればいいのか、初めての場合は分からないでしょう。今回は、屋形船の『あみ達』に協力いただき、乗船方法や楽しみ方をまとめました。
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日本が誇る伝統文化「屋形船」の魅力
屋形船は、屋根と座敷が備えられた和船(わせん:日本独自の構造をした船のこと)です。お座敷で宴会や食事を楽しみながら、のんびりと景色を眺めることができます。『あみ達』によると、「平安時代に宮中の職員の遊びとして始まったのが屋形船の始まり」とされているとのことで、実は長い歴史を持つ日本の伝統文化でもあります。
屋形船の魅力は、なんといっても「料理と景色の両方が堪能できること」です。川岸の桜や名所、ルートによってはライトアップされた東京スカイツリーなど夜景も料理と一緒に楽しめます。しかもお座敷なので足を伸ばしてゆっくりくつろげます。この居心地の良さも屋形船の魅力でしょう。優雅な1日を過ごしたい人にお勧めです。
どんなルートを遊覧するの?
屋形船にはさまざまなコースがあります。例えば、『あみ達』では、隅田川や江戸川、東京湾などを巡る以下のコースを提供しています。
『あみ達』の遊覧コース
1.お台場・スカイツリーコース
2.お台場レインボーコース
3.スカイツリーコース
4.TOKYO BAYコース
5.舞浜ロマンティックコース
6.隅田川お花見コース ※季節限定
※各コースの乗船時間は、2時間30分~3時間程度
『あみ達』によると、一番人気なのは「お台場・スカイツリーコース」とのこと。隅田川の橋めぐりとお台場遊覧の両方が楽しめるコースで、スカイツリーとレインボーブリッジという二大名所を巡ります。
ちなみに、屋形船に乗る場合は、
・貸し切り
・乗り合い
の2つのパターンがあります。貸し切りは、そのまま屋形船を一艘まるごと貸切るという方法。屋形船業者によって貸し切り可能な人数が決まっているので(『あみ達』では15人以上)、大人数での利用に向いています。
少人数で利用したい場合は「乗り合い」がお勧めです。他のグループと一緒に同じ屋形船に乗るプランで、『あみ達』では2人以上から申し込みが可能。カップルや女子会などにぴったりです。上記のコースのうち、2~5までのコースは「貸し切り」のみ対応。「乗り合い」での利用は1の「お台場・スカイツリーコース」のみです。
屋形船の料金は?
屋形船の料金は、コースや提供される料理のグレードによって異なりますが、だいだい1万円前後。参考までに『あみ達』では、
・貸し切り料金:大人1名で1万2,500円~
・乗り合い船:大人1名1万1,000円(スタンダードコース)
※いずれも税込み価格
という料金(乗船台と料理すべて含めての価格)になっています。ちなみに、乗り合い船のスタンダードコースでは以下の料理が供されます。
・江戸菜のおひたし
・鴨スモーク
・玉子焼き
・サーモンチーズ
・お刺身の盛り合わせ
・稲荷とタケノコと湯葉の炊き合わせ
・ホッキサラダ
・国産牛ステーキ(冬季は国産牛すき焼き)
・茶碗蒸し
・天ぷら
・鶏肉としめじの炊き込みご飯
・いわしつみれ汁
・季節のデザート
※2023年4月時点
必ず事前に予約をしよう!
コースが決まったら必ず乗船予約をしましょう。予約はどの業者も電話やメールで受け付けていますが、何日前までに予約をすればいいのかは業者によって異なるため、あらかじめ調べておくと安心です。『あみ達』では予約状況に空きがある場合は、1週間前を過ぎても受け付け可能ですが、花見シーズンや夏季、花火大会、忘年会シーズンは混み合うため、予約ができない場合もあります。いずれにしても早めの予約がお勧めです。
支払い方法についても事前に調べておきましょう。『あみ達』は事前のクレジットカード決済、または銀行振り込みとなっています。当日支払いはできないので注意が必要です。事前予約でキャンセル料が10日前からかかるのも覚えておきましょう。
大切な記念日にも「屋形船」はお勧め!
最後に『あみ達』からの「屋形船に乗ってみたいと思っている大学生へのメッセージ」をご紹介します。
「いつもと違う非日常を味わいたいのなら屋形船を利用してみてください。揚げたての天ぷらを食べながら、お酒と共に夜景を楽しめる最高の空間です。まるで旅行に出掛けているような特別感が味わえます。別途料金にはなりますが、ケーキや花束の手配も可能ですので、お誕生日や記念日の際の演出もバッチリ。大切な人の誕生日、記念日にもお勧めです!」
解決!! はじめての「屋形船」おどおど
意外と知らない屋形船の乗船方法や料金をご紹介しました。「知らなかったと!」いう人は多いかもしれませんね。屋形船は日本の伝統文化のひとつでもありますから、ぜひ本記事を参考に、船からの景色とおいしい料理の両方を楽しんでみてください!
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文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部
取材協力:屋形船の『あみ達』 https://www.amitatsu.jp/
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