【若者がレコードに再注目!】TikTokで話題の楽曲を聴きたい…。はじめての『レコード』おどおど
10代や20代のいわゆるZ世代で平成や昭和の楽曲の人気が高まっています。特に昭和アイドルに注目が集まっており、当時のレコードを探して購入する人もいます。しかし、レコードを手に入れても、どのように扱えばいいのか、プレーヤーはどう使えばいいか分からないとう人が少なくありません。そこで今回は、レコードの販売・買取を行っている『ディスクユニオン』協力の下、レコードの基本的な使い方やNG行為、プレーヤー使い方をまとめました。
レコード盤は音溝の部分に触れない!
『ディスクユニオン』によると、レコードを扱う上で最も重要なのが「音が刻まれている音溝の部分に触れないこと」とのことです。
レコードは、表面に音溝という音の波形に沿って彫られたV字の溝があります。この溝にレコードプレーヤーの針を当てると、音の波形どおりに針が振動。この振動をプレーヤーが読み取り、音に変換するという仕組みです。
盤面に直接触れるとカビやノイズの原因となる指紋がついてしまいます。盤面に触れて指紋が付いたり盤面が汚れてしまった場合は、レコード専用のクリーナーでメンテナンスしましょう。また、音溝が傷つかないように注意しましょう。
レコードの正しい取り扱い方は?
レコードをジャケットから取り出す際は、「中央のラベル部」を指先で支えながら取り出します。こうすることで、音溝に触れずに取り出すことができます。また、レコードをプレーヤーへ乗せる際は、同じく音溝には触れないよう、「縁の部分を両手で支える」ようにして持ち、プレーヤーに載せましょう。
また、「レコード盤の保管方法」について『ディスクユニオン』に聞いたところ、「真っすぐ立てて、直射日光の当たらない場所で保管してください」とのこと。斜めに立て掛けたままにしたり、横積みにしたりするとレコード盤が反ってしまうからです。また「湿度の多い場所」での保管もカビが生えやすくなるのでNGとのこと。
『ディスクユニオン』からは「レコードのサイズに合った収納ラックや収納段ボールもあるので、コレクションを大切に保管できる収納方法を探してみてください」とアドバイスがありました。