【カナダの魅力は?】はじめての「カナダ留学おどおど」(カナダの基本情報編)#あつまれ!_おどおど学生。
大学生のうちに海外留学を叶えたい!と考えている方は多いのではないでしょうか。さらに英語力を上げたいのであれば、英語圏に留学するのが理想です。英語圏の中でもカナダは世界中から留学生が集まる人気国の1つ。アメリカの北側にかかる世界最長の国境の先に広がるカナダは、どんな場所でしょうか?
本シリーズ記事では、カナダのバンクーバーにある留学エージェント『カナダジャーナル』が「はじめてのカナダ留学」についてまとめます。まずはカナダの人気都市と気候、観光地やカナダ人の特徴、治安など、カナダのことが少しだけ身近に感じられる「カナダの基本情報」を紹介していきましょう。
カナダはどんな国?人気都市はどこ?
カナダはロシアに次ぐ世界で2番目に広い面積の国。日本の約27倍の広さがあります。首都は東側のオンタリオ州オタワにあります。人気のある都市はトロントとバンクーバー、モントリオールです。
移民がたくさん暮らす多文化主義の国であり、特に移民が集まる都市部は「マルチカルチャーな街」や「人種のモザイク」と形容されています。
トロント
人口が一番多いのが、東側のオンタリオ州にあるトロント。「チャイナタウン」「グリークタウン」「リトルイタリー」など、移民が形成した「ネイバーフッド」と呼ばれるエリアごとに街の雰囲気が変わります。
夏の気候は少し湿度が高く、平均気温は20度前後と過ごしやすい一方で、冬は氷点下になる日が多いです。
モントリオール
カナダは英語だけではなく、フランス語が公用語の地域があることを知っていましたか? モントリオールは、フランス語が公用語のケベック州にある都市です。フランス系カナダ人が多く住み、北米のパリと呼ばれています。特に旧市街は石畳の道や19世紀の建物、大聖堂などが見られ異国情緒を感じるエリア。
夏の気候は平均気温が20度前後で快適ですが、冬はマイナス10度超えの凍えるような寒さが続きます。
バンクーバー
トロントがフランス語圏のケベック州や海の向こうのヨーロッパから影響を受けているとすれば、西海岸のバンクーバーはアジアからの玄関口であるため、アジア系移民のカルチャーが色濃く見られる街です。海と山に囲まれた都市なので、アウトドアが気軽に楽しめるのが魅力!
夏は平均気温が20度前後で、カラッと晴れた日が続き気持ち良く過ごせます。冬は雨季となりますが、平均気温が5度前後と比較的温暖です。
カナダが誇る景勝地
カナダと言えば、どんな景勝地があるのでしょうか? 観光で訪れるなら行ってみたい有名な場所をピックアップしました。
ナイアガラの滝
世界三大瀑布の1つであるナイアガラの滝は、一生に一度は見てみたい迫力満点の景色です。トロントから車で2時間ほどの、アメリカとの国境付近で見ることができます。
オーロラ鑑賞
北極圏に近いカナダの北部では、オーロラを見ることができます。イエローナイフやホワイトホースなどが有名なオーロラ鑑賞地。カナダではときどき都心部でオーロラが見られる場合も!
ロッキー山脈
カナダを代表する世界遺産がロッキー山脈です。中でもバンフ国立公園にある氷河湖「モレーン湖」は、夏になると美しいターコイズ色になる人気スポット。カナダならではの雄大な自然が満喫できます。
カナダ人の特徴は?
優しく大おおらかで、フレンドリーな国民性を持つと言われるカナダ人。実際に接してみると、どんな人たちなのでしょうか。
カナダ人の口癖は「ソーリー」
海外ではむやみに「Sorry(ソーリー)」と謝らない、と聞いたことはありませんか? 実はカナダはその真逆で、カナダ人の口癖は「Sorry(ソーリー)」。「人から足を踏まれても、ソーリーと言う」のがカナダの人たちなのです。実際に人にぶつかったとき「ごめんなさい」「私の方こそ、ごめんなさい」と言い合うことが多いです。
いろんな人種のカナダ人
カナダ人と一概に言っても、先住民、ヨーロッパ系、アジア系、中東系、南米系、アフリカ系とさまざまな見た目をしています。先住民系以外は、カナダ国外からやってきましたが、カナダで育ったのであれば見た目が異なっていてもみんな「カナダ人」。自分の文化的な背景を大切にし、さらにお互いの文化に興味を持ち、尊重し合うのが今日のカナダ人だと言えます。
聞き取りやすいカナダ英語
カナダに住む移民には、出身国特有の英語の訛りがありますが、カナダ育ちで英語を第一言語とするカナダ人は、基本的にアクセントがなくきれいな英語を話します。オーストラリアやイギリス、アメリカの英語とも違う、日本人にも分かりやすく聞き取りやすい発音です。
カナダの治安について
海外留学で気になるのは、渡航先の治安ですよね。治安のいい日本に住んでいると、海外で起こる犯罪は対岸の火事だと言えますが、実際に住むとなる最優先で考慮したいところです。
カナダは他の海外の国と比べると、比較的治安が良いです。銃の規制が厳しく、個人の銃所有や売買を禁止する法案も議会に出されています。
1人で道を歩いていてもあまり危険だと感じることはありません。もちろん、エリアによっては治安の悪い場所もありますが、留学生が日常生活を送る上で犯罪に巻き込まれることは非常に稀なことです。
解決!! カナダ留学おどおど(基本情報編)
カナダの人気都市や気候、カナダ人の特徴などについてまんべんなく紹介しました。「カナダはこんな国で、こんな人たちが暮らしているのだな」とイメージを持つことができたと思います。中でもカナダ人の口癖について、「カナダ人はすぐに謝るなんて日本人みたい!」と思いませんでしたか? カナダに旅行で訪れたい方も、留学をしてみたい方も、まずはカナダの基本情報を知っておいてくださいね。
監修者プロフィール
監修・執筆:カナダジャーナル
「ボーダーレスライフのすすめ」を理念に、1981年にカナダのバンクーバーで生まれたカナダ留学専門の留学エージェントです。カナダ現地で年間約700名の留学生をサポート中。大学生の休学留学、ワーホリ留学、海外インターンシップができるコープ留学、カナダのカレッジ進学など、カナダ留学の無料相談を現地スタッフにLINEで気軽にできます。
『カナダジャーナル公式サイト』 https://canadajournal.com/