【反省しかない！】 はじめての「自転車撤去」おどおど を解決 #あつまれ！_おどおど学生。
皆さんは、もし自分の自転車が撤去されてしまった場合、どうすればいいかご存じでしょうか？ どこで引き取ることができ、どのような手続きが必要なのか、意外と知らない人は多いかもしれませんね。今回は、撤去されてしまった自転車の引き取り方法をご紹介します。
撤去された自転車の引き取り方法は？
撤去された自転車は、各自治体が定める保管所へと運ばれます。例えば、東京都新宿区の場合、以下の3カ所が撤去自転車の保管場所です。
・内藤町自転車保管場所
・西新宿自転車保管場所
・百人町自転車保管場所
保管場所は各自治体のホームページに掲載されているほか、「自転車放置禁止区域」と知らせる看板内に、保管場所の案内が記載されているので確認しましょう。また、撤去後に自転車の登録番号から所有者が調べられ、自宅に撤去通知が送られてくることもあります。通知書には保管場所や手続き方法が書かれているので、必ず目を通しましょう。
自転車の引き取りには以下のものが必要です。
・本人確認書類（住所や氏名が分かるもの）
・自転車の鍵
・返還手数料
引き取りは本人のほか、その人の名前や住所が確認できる書類を持参すれば、代理人でも可能です。
また、自転車を引き取る際には「返還手数料」を支払わないといけません。返還手数料は自治体によって異なります。新宿の場合、自転車の返還手数料は3,000円ですが、他の自治体では2,500円だったり、2,000円だったりとさまざま。せっかく保管所まで足を運んだのに「所持金が足りない」というまさかの事態を避けるためにも、事前にホームページなどで確認しておきましょう。
なぜ撤去されてしまうの？
各自治体では、道路（歩道）を安全に利用するためや、街の景観を維持するために、自転車放置禁止区域に置いてある自転車を定期的に撤去しています。例えば、駅周辺は自転車放置禁止になっている場所が多く、定められた場所以外に停めると撤去されます。また、駐輪場であっても、ラックを使わずに停めている場合は放置自転車と見なされ、撤去されることがあります。撤去されないためには、「自転車放置禁止区域に停めないこと」が一番です。
他にも、盗難後に放置されて撤去されることや、駐輪場を利用したのに撤去されるという驚きのケースもあります。というのも、利用者の多い場では、利用中の駐輪ラックを勝手に精算して自転車を移動させ、自分の自転車を停めるという不届き者がいるからです。残念ながら移動させた人物の特定が難しいため、被害者が返還手数料を支払って自転車を引き取る必要があり、問題になっています。
この問題に対しては、自治体が防犯カメラを設置するなど対策を進めていますが、有効な解決方法が見つかっていません。こうした不可抗力で撤去されてしまうケースもあると覚えておきましょう。
盗難された自転車が撤去された場合は？
自分の自転車が盗難後に放置され、撤去された場合はどうすればいいのでしょうか？ この場合、自転車が撤去される以前に「盗難届」を出していた場合は、引き取り時に返還手数料を支払う必要はありません。盗難届を出していない場合は、通常の手続きと同様になるため、自転車が盗まれた際はすみやかに盗難届を警察に提出しましょう。
解決!! 「自転車撤去」おどおど
「自転車が撤去されたときのおどおど」を解決するポイントをご紹介しました。駐輪ルールを守っていても、盗難後に撤去されたり、駐輪場でのトラブルで撤去される可能性もあります。万が一の事態でもスムーズに行動できるよう、ぜひ覚えておきましょう。
文責：大西トタン＠ｄｃｐ
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