学生にとって今年の海はどんな存在?...... 川柳コンテスト「#Z世代の目線から」7月期の結果発表!
→6月のコンテスト、キーワード"ガチャ"の結果はこちら。
応募いただいたみなさん、ありがとうございました!
7月はテスト期間でレポートやテスト勉強で時間がない中、応募いただいたみなさんには改めて感謝いたします!
さてようやく結果発表!大変お待たせいたしました!
7月期のキーワード“うみ”に対する、数々の作品を楽しく読ませていただきました。
応募いただいた作品の中から、主に「イメージしやすさ」「学生ならでは感」「今っぽさ」などを基準に、選ばせていただきました。
優秀作品1作品と、入賞作品5作品。 それでは、応募いただいた優秀な作品たちを一緒に見ていきましょう!
優秀作品
作者さんからの一言:夏休みに恋人や好きな人と海に行くというのは、多くの人が憧れるシチュエーションですが、実現させるためには春から戦いは始まっていて、夏になってから焦り出しても遅いんだ!という気持ちを込めました。 |
編集部からのコメント:夏が近づいたからって急に恋人を作るのってなかなかに難しいものがありますよね!わかります。特に学生ですと、春の出会いやGWのイベントは、その後の関係性を大きく左右する時期。ここで上手に波に乗っておきたいところですね。えびさんはいい夏を過ごせたでしょうか?
入選作品(応募順に掲載)
作者さんからの一言:大学生活の中で一度は憧れた夏休みの海ですが、コロナの関係などで結局行くことは叶いませんでした。 |
Twitterアカウント:@KTUBungei |
編集部からのコメント:今を表した状況、その悲哀が非常にストレートに伝わってきて面白かったです。ひとりで行く海もけっこういいものなんですが、だれかと行くにぎやかな海も楽しみたいところですよね。まだ、もうちょっと大学生活続くかと思うので最後あがいてみてください!
作者さんからの一言:大学生になって「陽キャ」「陰キャ」という言葉をよく聞く。優位とされるのは前者だが、それたりうる条件は脆弱だ。大した意義のない枠組みに囚われ、一喜一憂する大学生に対して、皮肉交じりに問いかけた。 |
編集部からのコメント:陽キャとしては、夏に海に行くことが一種の達成すべきクエストのようなものなのかもしれませんね。どれだけいろんな「夏の思い出」を集めたか、手札を競うゲームのような。枠組みにとらわれなくても、あなたらしいいろんな夏のクエストをこなしていけばヨシ!
作者さんからの一言:住んでるとこが海に近いので昔からの友人が大学生になってみんな深夜に海行き始めるんですよ。そんな思いを言葉にしました。 |
編集部からのコメント:スマホの画面に並ぶインスタの海がありありとイメージできました!そういう情景がとても今っぽくて良かったです。あとなんででしょうね、深夜に友達と盛り上がると海行きたくなりますよね。(ならないか?)
作者さんからの一言:数は、コロナ感染者の数を示している。 |
編集部からのコメント:心配事はありつつも、遊びにも行きたい。その不安とワクワクとが混在する気持ちの動きがよく伝わってきました。この句を読んで、ニュースで聞く感染者の数も気になりましたが、海水浴場に集まる人の数も気になりました。
作者さんからの一言:せっかく綺麗な海に来ているのに、隣にいるのは綺麗なあの子ではなく、気心知れたモテない男友達2人。でも、彼らと恋の歌を流したり、一緒に歌ったりするのが最高に楽しかった海の思い出を川柳にしました。 |
編集部からのコメント:車内っていいですよね。景色が動きながらだんだんと目的地を感じさせる景色に変わっていって、気分も盛り上がっていく。半プライベートな空間が気持ちの増幅装置なのかも。編集部的には一番盛り上がった「恋の歌」も教えてほしいです。
総評
たくさんの応募ありがとうございました!
前回のガチャでは、同じキーワードから捉え方がさまざまなものが出てきて面白かったですが、今回はほぼ全員が「海」一択。同じ海を詠んでも、それぞれの状況の違いや、対する感覚の違いが表現されていてとても良かったです。
優秀作品と入選作品で計6作品を紹介させていただきましたが、このほかにも、惜しくも選外とさせていただいた作品も、せっかくですのでこのあと一部紹介していきます。
ぜひあなたもこの多様な目線から詠まれた句を楽しんでくださいね。
そして、一緒にZ世代ならではの空気を発信していきましょう!
引き続きよろしくお願いいたします!
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特別紹介作品(一部)
今回は、惜しくも選考に漏れた作品たちも一部紹介。入選作以外もぜひ楽しんで見てくださいね。