空間づくりのプロ「オカムラ」社員が自らつくり上げた新オフィスを見学! 理想の働き方がつまった浜離宮オフィスの魅力を紹介!
オフィスで使うイスやデスク、商業施設で商品を陳列する棚や冷凍冷蔵ショーケース、物流倉庫の棚やシステム、そしてそれらの空間そのものまで手掛ける株式会社オカムラ。幅広い施設やシーンにおいて、質の高い製品とサービスを提供しています。同社の東京拠点の一つが、スーパーやドラッグストアなどの店舗づくりをトータルにサポートする商環境事業本部の複数部署が入居する、中央区浜離宮にあるオフィスです。最近移転したばかりのこのオフィス、実はオカムラの従業員の皆さん自らがオフィスの中身を考えたそう!
今回マイナビではそんなオカムラの浜離宮オフィスを見学。実際に働いている方々や、移転プロジェクトに携わった皆さんのインタビューを実施しました。空間づくりのプロが、自分たちが働く場所を考えるとどうなるのか。オフィスに込められたこだわりと魅力を探りました!

オカムラの新オフィスはまるでおしゃれな商業施設!? 働きやすくなる工夫がいっぱい!
美しい浜離宮恩賜庭園が目の前に広がる、東京都中央区にある浜離宮三井ビルディングの3階、4階、10階にオカムラの新オフィスは位置しています。
10階に足を踏み入れると――そこに広がる光景に驚かされました! オフィスとは思えないほどの開放的な空間が広がっていて、壁一面の大きな窓からは明るい陽の光が差し込んでいます。そこにいるだけでリラックスした気持ちになるこのスペースには、新オフィスの顔となるカフェエリアや共創エリアがあります。スタイリッシュながらあたたかみのある雰囲気は、一般的に想像するオフィス印象とは異なり、あたかもおしゃれな商業施設にいるかのよう。

シンボルの円形テーブルの中には、オカムラが大阪・関西万博で展示した「キモチキオスク」で使用された品物がぎっしりと詰まっています
カフェエリアは、「ランチを食べたり、コーヒーを飲んだりしてリラックスできる場所がほしい」という従業員の皆さんの声から生まれたそう。コーヒーマシンや健康的な冷凍食品を導入するなど、しっかりと要望に応えています。

カフェ内の陳列棚には、オカムラが普段からお客さんに提案している実際の製品が使われています
カフェエリアの反対側の一角にあるのは、共創スペース「YACCHABA(やっちゃば)」。ちょっと不思議なこのネーミング、商環境事業の顧客であるスーパーマーケットの青果売り場が「やっちゃば」と呼ばれることに由来します。「やっちゃ」は競り市場で使われる掛け声「やっちゃ、やっちゃ」から来ているともされており、築地市場が近くお店づくりを担う商環境事業本部にとって、さまざまな意味を持つ言葉なのです。

やっちゃばは、社内外に向けてセミナーやワークショップ、インターンシップなどに使用しているそう。通りかかった人が気軽に見たり参加したりできるように、あえて壁を設けていないとのことです。
\ 働いている人に聞いてみた /

高桑 大弥さん
商環境事業本部 営業本部 首都圏営業本部 東京第5支店
営業職として、主にドラッグストアなどの顧客へのヒアリングや提案を担当しています。営業の仕事では、お客様と他の部署やチームをつなぐ窓口の役割も大切。設計、施工管理、業務などさまざまな部署と連携を取る必要があります。新しいオフィスは会議室に加えてフリースペースが増えたので、ちょっとした打ち合わせもしやすくなりました。お気に入りの場所は10階の窓際の席。仕事を終えて帰りがけに見る夜景がすごくきれいです!
続いて3階と4階へ。こちらは事業部のメイン拠点なだけあり、製品企画、営業や設計、施工管理からアフターサービスなどさまざまな部署の皆さんが業務を行うフロアとなっています。各フロアの入口には広々としたスペースが設置されています。これは、入店時の第一印象を重視する店舗設計の考え方をオフィス設計に取り入れたもので、商環境事業本部ならではのこだわりといえます。

3階のエントランス
執務スペースは開放的ながらも洗練された空間で、多くの場所でフリーアドレスを導入。お気に入りの場所で仕事をしたり、コミュニケーションを取りやすいエリアで仕事をしたりと、自由で効率よく働ける環境となっています。
集中して仕事を行うための「高集中ブース」も設置。なんだか良い香りがただよっている……と思ったら、ここでは集中力をより高められるようアロマを取り入れているのだとか!

\ 働いている人に聞いてみた /

是川 悠さん
商環境事業本部 リテール・ソリューション本部 エンジニアリング部 首都圏第一工事監理センター
商環境事業で扱う製品をスーパーマーケットやドラッグストアといった店舗に納品する施工管理業務を担当しています。以前のオフィスは細かくフロアが分かれていたのですが、今は3フロアに統合されてより多くの部署が同じフロアになりました。おかげで他部署ともコミュニケーションがとりやすくなりましたね。オフィスの明るい雰囲気がとても気に入っています。エンジニアリング部のチームスペースにいることが多いですが、10階のカフェエリアもよく利用します。休養室もあって、疲れたなと思う時は少しだけ仮眠を取ったりすることも。
新オフィスでは、どの階にもたくさんの会議室が用意されています。壁で隔てられ個室になっていることが多い会議室ですが、ここではあえてガラス張りにすることで、どんな人がオフィスにいるのかわかりやすくしているそうです。

製品の試作・検討をおこなうスペース「AKINAI LABO」。ガラス張りで開放感があります
\ オカムラってどういう会社? /
こだわりと想いがつまったオフィスで働き方はどう変わった? 移転プロジェクトメンバー座談会!
さまざまなこだわりと魅力がつまった浜離宮のオフィス。久しぶりの移転プロジェクトによって誕生した新オフィスで、どんな働き方が実現できているのでしょうか。プロジェクトに携わった皆さんに集まっていただき、座談会を実施しました!

左から、岩崎さん、三井さん、古田さん、山下さん
岩崎 史歩さん
:商環境事業本部 店舗デザイン部 首都圏第一デザインセンター三井 真羽さん
:商環境事業本部 ビジネスサポート部 首都圏第一業務センター古田 貴之さん
:商環境事業本部 店舗デザイン部 首都圏第一デザインセンター山下 桃奈さん
:オフィス環境事業本部 働き方コンサルティング事業部 スペースデザイン部――普段の担当業務と移転プロジェクトでの皆さんの役割を教えてください。
岩崎さん:店舗の空間デザイナーとして、レイアウトや内装の設計をメインに、営業担当者と一緒にお客様と打合せ、商品陳列棚や冷凍冷蔵ショーケースといった製品を納品する際の立会いなどを行っています。移転プロジェクトにはコアメンバーとして参加しました。旧オフィスに7つあったフロアを3つに集約する計画からスタートして、フロアのレイアウトや家具の配置、10階フロアの設計やデザインまで担当しました。
古田さん:私も岩崎さんと同じく、普段の業務でも店舗のレイアウト設計や図面作成、製品の選定などを行っています。今回のプロジェクトには途中から参加して、会議で決まったレイアウトを図面に反映する役割と、家具の選定を担当しました。

山下さん:私の普段の仕事はオフィスの空間デザインです。同じオカムラでも商環境事業に携わるメンバーはオフィスの構築経験はないため、オフィス改装の視点からベースとなるレイアウトの作成や什器選定、働き方に合わせた動線設計、移転後からの新しい働き方の構築などを担当しました。その後のデザインや内装は商環境事業所属のメンバーが中心に行い、一緒につくり上げていきました。
三井さん:営業支店からお客さま宛の請求書発行といった、売掛金回収業務などを担当しています。移転プロジェクトの事務局としては、カフェエリアのサービス検討や備品の手配などを担当しました。実はこのプロジェクトには、途中から立候補して参加したんです。自分が働く環境を自分たちでつくる経験なんて、めったにできない貴重な経験ですからね。

――従業員の皆さんが自ら自分たちのオフィスをつくるというのはユニークな取り組みですね。
山下さん:オカムラは「働きがい改革 WiL-BE2.0」を推進しています。これはオカムラのパーパス「人が活きる社会の実現」に向けて、「従業員一人ひとりが、働きがいを感じながら日々活き活きと働ける状態」を実現するための取り組みです。自分たちが働く環境の改善もこの活動の一環で、社内多くの拠点が定期的に改装や移転をしています。

\ オカムラってどういう会社? /
オカムラの働きがい改革『WiL-BE2.0』を詳しくCHECK
――浜離宮オフィスのコンセプトを教えてください。
岩崎さん:オフィスの内装のコンセプトは「SHOW-CAN ストラータ(地層)」です。エントランスや壁に地層を模したデザインを取り入れています。発想のきっかけは、移転が決まった当時の役員の「旧オフィスでは歴史と基盤をつくってきたが、浜離宮のオフィスでは未来をつくってほしい」というコメント。さらに多層階になっていることや、歴史を積み重ねていくイメージで地層をモチーフにしました。
ここでの働き方のコンセプトは「オープン」です。多くの商環境メンバーが携わる店舗が“オープン”する瞬間のワクワク感、達成感を忘れずに働いてほしい、そして“オープンマインド”で働いてほしいという二つの意味を込めています。

「この会議室の壁もそうですが、各階のエントランスにも『ストラータ(地層)』をモチーフにした装飾がされています」
――新オフィスをどのように利用していますか。お気に入りの場所も教えてください。
古田さん:打ち合わせが多い日は10階のカフェスペースを利用することが多くて、集中して仕事をしたいときは4階で仕事をするといった使い方をしています。特に10階の窓際の席は気に入っています。晴れた日だと浜離宮恩賜庭園の緑が見えて、リフレッシュできます。

山下さん:私は普段は別のオフィスで働いていますが、ここはオカムラ従業員なら誰でも利用できるので、たまに立ち寄って仕事をするのも楽しそうだなと思っています。リクルート面でも良い効果が期待できそうですね。やっぱりきれいなオフィスで働いてみたいと思う人が多いのでは。面接などでオフィスに来てもらったとき、実際に従業員が働いている姿を見てもらうこともできます。
三井さん:移転前は固定席だったのですが、今はフリーアドレスになったので働き方が大きく変わったと感じます。会議が多い日は会議室のある10階で作業したり、他部署と打合せがあるときはその部署のチームスペース近くで働いたり。これまでは同じ社内にいても知らない人が多かったですが、フロアが集約されて開放的で隅々まで見通せる空間になったことで、そうした人とも話す機会が増えたと感じています。
個人的には4階の高集中ブースがお気に入り。すごく良いアロマの香りがして、集中力が高まります。

岩崎さん:浜離宮オフィスでは3フロアに各部が集約されたため、今まで話したことがなかった人とも直接コミュニケーションがとれるようになって仕事が捗っています。私のお気に入りは10階の窓際に設置した円形のソファ。実はこれ、特注で作ったソファなんです。オフィスの内装を考えていたときから、「ここに座って仕事したい!」と思って作りました。カフェや図書館で考えるのと自宅で考えるのとで出てくるアイデアが違ってくるように、環境によって発想は大きく変わると感じています。この新しいオフィスで、どんなデザインが生まれるか楽しみです。

10階の窓際席。1人掛けのソファや円形に囲まれた半個室席などが用意されています
――最後にこれから入社を考えている人へ、オカムラという会社の紹介と、メッセージをお願いします。
山下さん:私がオカムラに入社した理由は、人が一日のうち長い時間を過ごすオフィスという場所をつくることで、誰かの人生にいい影響を生み出せたらいいなと思ったからです。オカムラは従業員同士の仲が良くて、良い意味で気をつかわない先輩や同僚に恵まれています。担当業務にしっかり取り組んだうえで、フレックス制度や、他拠点勤務、テレワークが活用できるのもいいですね。

三井さん:オカムラはオフィス家具や店舗什器などを作っていますが、空間自体の設計・レイアウトも行っていて、メーカーというイメージにとどまらず幅広い事業を展開しています。役職者にも話しやすい人が多く、意見も伝えやすい社風だと思います。
古田さん:やりたいと思っていることを発信しやすいですし、チャンスももらえる会社です。肩肘張らない雰囲気で、先輩後輩含めて仲の良い雰囲気だと感じます。たとえば大阪・関西万博では従業員による劇団「ザ・オカムラ座」を結成して、演劇を上演しました。私は残念ながら書類選考で落ちたのですが(笑)、岩崎さんは内に秘めた光るものを見出されて、みごと12人の主役のうちの1人に選ばれたんですよ。

岩崎さん:お恥ずかしながら出演しました……(笑)。そういうユニークな取り組みも含めて、オカムラはいろいろなことに取り組む機会があると思いますね。私はずっとものづくりを仕事にしたかったのですが、個人でできることには限界があります。オカムラで、店舗向けの製品や内装、サイネージなどさまざまな側面から関わることに大きなやりがいを感じています。もちろん仕事では厳しい面もありますが、支えてくれる人がたくさんいます。大変でも前向きに働き続けられているのは、単に空間デザインという仕事が楽しいからではなく、“オカムラでこの仕事ができるから”なんだと思います。
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オカムラの商環境事業本部移転は、単に場所を移動するというだけでなく、働き方そのものの変革を目指す取り組みでした。従業員自らが設計から運用まで携わることで、実際にオフィスを利用する皆さんの意見を反映した理想的な空間が生まれました。
従業員が活き活きと働く姿は、まさにオカムラのパーパスである「人が活きる社会の実現」を表しているといえます。
\ オカムラってどういう会社? /
提供:株式会社オカムラ























