十人十色の“うみ”への想い...... エッセイコンテスト「#Z世代の目線から」7月期の結果発表!

編集部:ベッシー

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7月に応募受付をした「エッセイコンテスト」の選考が終了しました!

今回のキーワードは“うみ”。

“うみ”といっても、海、生み、産み、膿、熟み……と、さまざまな意味がありますよね。キーワードからどのような作品が集まるのか編集部一同楽しみにしていました。

今月もたくさんのご応募ありがとうございました。

応募いただいた作品の中から、優秀作品1作品と、入選作品5作品が決定しました。早速ご紹介しましょう!

企画協力:田中青紗(たなか あさ)

テレビ番組制作会社勤務からフリーライターへ転身。現在は、取材・コラム・短編小説を中心に執筆中。過去にマイナビ学生の窓口にて短編小説を掲載。
2021年には、LivingAnywhere Commons×新しい働き方LAB 創作コンテストの企画・運営・審査員を務める。
note:https://note.com/tanakaasa_life


優秀作品:『『海』と「海」』ゆうしょう さん

初めに、かの有名なゲーテは『ファウスト』の中でこう言った。「驚きは人類の最上の部分である」と。
安心・便利・快適な街を生きる我々は驚きとは中々巡り会えない。どれだけ日々を過ごしてもどこか既視感のあることばかり。切っても切っても同じ顔の金太郎飴みたいな生活に思えてくる。......

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著者:ゆうしょう さん
学校・学年:中央大学 4年
著者コメント:テーマが「うみ」ということで、海から連想される自身の経験をもとに書きました。海は驚きでいっぱいですね。

【あらすじ】
安心・便利・快適な街で暮らしていると「“驚き”に遭遇することが少ない」と感じていた筆者。しかし、ある日沖縄の海で体験したシュノーケリングがきっかけで、街や社会の見方が変わっていく。

【田中青紗からのコメント】
「東京の街にも『海』があるはずだ」の表現には、思わず「なるほど!」と独り言が溢れました。「知らない海の世界を覗いてみる」=「社会を生きていくこと」とリンクさせているところも非常に印象深かったです。自分から知ろうと挑戦しなければ変化はないのだと、気づかせてくれた作品です。

入選作品(応募順に掲載)

入選作品1:『一瞬の永遠』スズキサイハ さん

「フフッ、シラスだ」
冷房の効いた店内で一口食べて思わず笑ってしまった。そんな私の反応に三人は不思議そうな目で見つめてくる。
「いや、これ笑っちゃうから、ハハ、食べてみて」
口内にはまだ何匹かシラスがいる。......

... ... エッセイの続き(全文)はこちらから

著者:スズキサイハ さん
学校・学年:明治学院大学 3年
Twitterアカウント:@SZK_SiHal_888
著者コメント:彼女・彼氏いない歴=年齢である私たちが、江ノ島へ縁結びの祈願をしに行ったときの出来事です。
大学三年生になってから一緒にいるようになり、時々、これが一年生だったら、あと三年間も一緒にいられたのにと失われた時間を惜しんでしまうほど楽しい人たちです。そんな皆との江ノ島巡りもあっという間に二週間前。永遠になって欲しい時間ほど、一瞬で過ぎ去ります。ですがその一瞬を文章にすることで、少しは留めておけるのではないかと考え応募させて頂きました。標本をつくるような気持ちで丁寧に言葉を選びました。また、二人がくっつきそうなのを隣で見ていて悔しいような嬉しいような、ここ最近は青春の苦い味がします。

【あらすじ】
恋人のいない歴=年齢である私たちは、江ノ島へ縁結び参りに行く。一緒にいることが楽しくて「この時間が永遠に続いてほしい」と願うけれど……。大学生の青春がギュッと詰まった作品。

【田中青紗からのコメント】
大学生らしい甘酸っぱい青春が表現されていて、まるでショートムービーを見ているかのようにシーンが想像できました。「海」を軸に、筆者の伝えたい思いが感じられる素敵な作品です。

入選作品2:『大いなりすぎた海』村岡季歩 さん

私、沖縄に住み始めて4年目になる。
私、実はひとつ秘密がある。
私、海洋恐怖症である。海が怖いのだ。

島国日本に海が見れるところなんて溢れかえっているのに「沖縄に住んでいます」といえば体感8割の確率で「海が綺麗でしょ」とくる。......

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著者:村岡季歩 さん
学校・学年:琉球大学 4年
著者コメント:個人的沖縄おすすめシーズンは3月(長袖一枚でなんとかなる)、7月(夏の空!海!花火があったり星が綺麗だったり)です。
GW明けには梅雨入り、9月には台風がやってきます。

【あらすじ】
沖縄に住んで4年目になる筆者は海が怖い。海が持つ壮大で不思議な力に後退りをしたくなるけれど、それ以上に沖縄の海の魅力を知っている。

【田中青紗からのコメント】
海の怖さ、壮大さが上手く表現されています。読み進める中で、私もどんどん海の深みにハマってしまいそうな感覚になり、恐ろしく感じてしまいました。ビーチパーティーのことを「ビーパ」というのは知らなかったです(笑)。

入選作品3:『倦みの膿を治癒するレシピ』井上智尋 さん

私の大学2年までの毎日は高校時代よりもディテールが少なかった。特にコロナ世代はそうであっただろう。適当に起床し、寝ぼけ眼で無機質にオンライン授業を受け、残りの時間は自粛と称してスマホゲームを罪悪感無しにプレイする。......

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著者:井上智尋 さん
学校・学年:慶應義塾大学 3年
Twitterアカウント:@chihiro_logical
著者コメント:久しぶりに自身の気持ちを文章に起こしたことで私の心の中の膿を治療することができたと思います。このような素敵なコンテストを運営してくださったこと、感謝致します。
2020年に大学に入学した代は特に色々と失うことも多かった大学生活だったと思います。少し伝わりにくいエッセーになってしまいましたが、何か感じ取ってくださると嬉しいです。

【あらすじ】
2年間のコロナ禍を経て、ようやく大学生活に彩りが戻ってきた。しかし、コロナ禍で積み重なった戸惑いや葛藤は気づかぬうちに傷となり、私たちに膿を発生させている。この膿を消滅させることはできるのか。

【田中青紗からのコメント】
コロナ禍の気持ちを、「倦み(うみ)」「膿」に例えて表現しており、テーマに対しての斬新な連想性を感じました。なぜ膿が発生したのか、どのように膿を出すのか、筆者のふつふつとした気持ちが伝わってきます。

入選作品4:『私感・海』タケイコウキ さん

僕の知っている海は汚い。水はこれでもかというほど濁り、漂着したゴミと変な泡が砂浜に寄せる波を象る。体感、ゴミは毎年増えていて、ボランティア清掃に参加しても翌年にはまた元通りか、あるいは更にひどくなっている。......

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著者:タケイコウキ さん
学校・学年:立教大学 2年
Twitterアカウント:@Gidil115
著者コメント:拙稿の執筆が自分の気持ちと向き合うきっかけになりました。この気持ちがたくさんの人々に伝わり、特に同世代の人々と共有できることを祈っています。

【あらすじ】
「僕の知っている海は汚い」という筆者。「海は広くてキレイ」とイメージする人が多いけれど、果たしてそれは本当なのだろうか……?

【田中青紗からのコメント】
価値観や視野を広げてくれた作品です。もしかすると私たちは海を美化しすぎていたのかもしれません。「本当に自分の知っている海を思い浮かべながら海、と言う人は多分少なくて」が“人間にも当てはまる”という考えに、強く共感しました。

入選作品5:『うみとともに』木島幸太郎 さんの作品

私は海が好きだ。
広い海原と青い空、思い浮かべるだけで心が躍る。
昨年行った宮崎の海は特に美しかった。
紺碧の海と空がはるか遠洋で一致する。美を体現したような海に思わず息を呑んだ。......

... ... エッセイの続き(全文)はこちらから

著者:木島幸太郎 さん
学校・学年:熊本大学 4年
著者コメント:「うみ」を「海」と「産み」で捉えて書きました。
身近なことから様々なことを考え、書きました。複雑に絡まりながら思考は行き詰まりましたが、結局シンプルに考えることが近道かもしれないと思い、結論としました。頭でっかちになるより、直感的に善いことをしていこうと思いました。拙文ですがご覧いただきありがとうございました。

【あらすじ】
釣りが趣味な筆者。海底のコツコツした起伏を感じたときに、大きな安心感に包まれる。その理由は一体?釣りをきっかけに、海への思いが綴られた作品。

【田中青紗からのコメント】
海を「母」と表現しているのが面白かったです。海(=母)がいつまでも美しくいられるように、「私たちのできることはなんだろう?」と考えるきっかけになりました。

総評

たくさんのご応募ありがとうございました!

「こんな捉え方もあるのか」と、キーワードから連想されるお話の数々に驚き、沢山楽しませていただきました。これからも一緒に、Z世代ならではの空気を発信していけたら嬉しいです。

そして、8月9月は夏休み特大号として、企画が盛りだくさん!コンテストが開催中なので、ぜひ夏の思い出にチャレンジしてみませんか?


夏のコンテスト実施中!
フォト・川柳・エッセイ全部応募しちゃおう!

特別紹介作品

今回は、惜しくも選考に漏れた作品たちも一部紹介。入選作以外もぜひ楽しんで見てくださいね。

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編集部:ベッシー

編集部:ベッシー

昔ながらの大学生活でイメージされるような大学生活を謳歌し、就職活動はちゃんとやらず、社会人のスタートではつまづき、いろんな会社を転職しながらキャリアビルド。学生や若い人のチャレンジを応援したい、頑張れる場を提供したいという想いを持って編集部で活動中。伝えたいメッセージは「自分で考え、自分で動き、人にはどんどん頼りましょう」

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