整いたい人~! はじめての『サウナおどおど』を解決 (入浴方法編)#あつまれ!_おどおど学生。
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「サウナ」は、高温のサウナ室でじっくりと汗を流すことで、心身のコンディションを整えることができます。ひと昔前は「おじさんが楽しむもの」というイメ―ジがありましたが、現在は若い人にも愛好家が多くいます。しかし、一度も利用したことがないと、利用手順やマナーなど分からないことも多いですよね。『公益社団法人日本サウナ・スパ協会』の協力の下、初めてのサウナでもおどおどしないよう、入り方や楽しみ方をまとめました。今回は「サウナの基本的な入浴方法」をご紹介します。
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サウナ入浴の手順を覚えよう
▼おどおど解決ポイント
1.基本的な入浴方法を押さえよう
2.水風呂を堪能しよう
3.他の入浴方法もチェック
サウナの「基本的な入浴方法」は以下のとおりです。
1.体を洗う
まずはシャワーを浴びて頭と体をよく洗います。洗うことで、毛穴の汚れが取れ、発汗効果が高まります。また、サウナ室を清潔に保つという意味でも、しっかりと頭と体を洗い、きれいな状態でサウナを楽しみましょう。
2.体の水分をしっかりと拭き取る
頭と体を洗った後は、水分を拭き取ります。体が濡れた状態では、水分が蒸発する際に体が冷え、発汗作用が低下します。スムーズに汗をかくためにも、サウナに入る前にしっかりと拭き取っておきましょう。
3.サウナ室に入る
準備が整ったらサウナ室に入りましょう。階段のように段差が設けられているサウナ室が一般的ですが、この場合はエリアごとに温度が異なります。上段に行くほど温度は高く、最上段は約90度の高温エリア、中段は約80度、下段は70度。自分が心地よいと思える場所に腰掛けてもいいですが、温度の高い場所に座って短時間で汗をかく方が、心臓の負担は少ないといわれています。
4.じっくりと汗をかく
入浴時間は、一般的に8~12分程度。あまり長い時間入り続けると逆に疲れてしまうので、この時間を目安に出るようにするといいですね。ちなみに、サウナ室に設置されている時計は「12分時計」といって、針が1本しかありません。この針が1周すると12分なので覚えておきましょう。
サウナの後は水風呂を堪能
サウナを出たら次は水風呂です。次のような流れで水風呂に入りましょう。
1.汗を流す
まずは足から体へと順番に水を掛ける、またはシャワーを浴びて汗を流します。
2.水風呂に入る
体に負担を掛けないよう、ゆっくりと静かに水風呂に入ります。水風呂は寒気を感じるほど長く入る必要はありません。体が冷えたら上がるようにしましょう。また、水風呂で水に潜る人もいますが、『日本サウナ・スパ協会』によると衛生面を考えるとしない方がいいとのこと。
3.再びサウナに入る
水風呂から出たら、体の水分を拭いて再びサウナに入ります。サウナと水風呂・休憩を3回ほど往復するのが標準的な入り方です。
4.湯冷めしないようにして安静にする
最後の水風呂を終えたら、体の水分をふき取ります。この後は、湯冷めしないように気を付けながら、30分ほど安静にします。『日本サウナ・スパ協会』によると、体が冷えすぎないよう毛布などにくるまって横になるのもお薦めとのこと。
他の入浴法も覚えよう
上で挙げた、サウナと水風呂を交互に入浴する「くりかえし浴」以外にも、低温で温まってから足先だけに水を掛ける「低温浴」や、高温のサウナを短い時間で楽しむ「高温短時間浴」があります。
低温浴」
1.サウナ室の温度の低い場所に座り、15~20分入浴。
2.サウナから出たら足に水を2、3杯掛けて、20~30分安静にします。このとき湯冷めしないよう注意しましょう。
神経作用を鎮める鎮静作用があり、ストレスがたまっている人にお薦めとのこと。また、水風呂が苦手な人にもお薦めの入浴法です。
「高温短時間浴」
1.高温のサウナ上段に座り8分程度入浴。サウナ室に入る前にシャワーを浴びるのを忘れないようにしましょう。
2.時間になったらサウナを出ます。水風呂は使用しません。
高温のサウナに短い時間入る方法で、神経の調節能力を高める効果があります。ただし、体への負担が大きいので体力がある人にお薦めです。
解決!! はじめてのサウナおどおど(入浴方法編)
初めてでもスムーズにサウナが楽しめるよう、「サウナの基本的な入浴方法」をご紹介しました。まずは、サウナと水風呂を交互に入浴する「くりかえし浴」を試してみましょう。水風呂が苦手な人、短い時間で楽しみたい人は「低温浴」や「高温短時間浴」に挑戦するなど、自分なりの楽しみ方を見つけるのもいいですね。
文:大西トタン@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
取材協力・監修:公益社団法人日本サウナ・スパ協会
https://www.sauna.or.jp/