秘書検定資格ってどんな資格?試験の難易度・勉強法・おすすめ参考書を解説!秘書検定で身に着く技能とは?

学生の窓口編集部

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秘書検定は、社会一般で使用されるビジネスマナーや常識を学ぶための検定試験です。

社会人になってからはもちろん、就職活動中から使える知識が豊富なので、時間が許すなら取得を目指してみるといいでしょう。

この記事では秘書検定について紹介します。

秘書検定とは

秘書検定とは、公益財団法人 実務技能検定協会が実施しているビジネス系検定の1つです。正式名称は、「文部科学省後援 秘書技能検定試験、秘書技能検定」といいます。

秘書検定は、社会人であるならば必ず知っていなければならない基本常識が試験問題として出題されます。社会人としての常識力が問われる検定試験といっても差し支えないでしょう。

秘書検定は3級から1級までの4段階に分かれており、級が上にいくにしたがって求められる常識力も上がっていきます。

就職活動の準備として、学生のうちに2級程度を取得する人が多いようですね。

秘書検定は2種類ある?

現在は、秘書検定というと公益財団法人 実務技能検定協会が実施している「秘書技能検定」のことを指します。以前は、(公社)全国経理教育協会主催の秘書能力検定というものもあり、「秘書検定」が2種類あったのです。

秘書能力検定は、平成19年に社会常識能力検定試験に改定され、その後、平成27年に「社会人常識マナー検定試験」に改定されています。改定により「秘書検定」が1種類になったのです。

秘書検定で身につく技能とは

秘書検定で身につく技能は、級が上がるごとに高度になっていきます。

基本的には「社会に出て働く上での基本常識」が身につきますが、級が上がるにしたがって

  • ・「秘書の上司の仕事がスムーズに動けるような心配りのやり方」
  • ・「後輩ができた場合等も含めた、社会人としての人柄の表し方」
  • ・「上司を含めた周囲の仕事がスムーズに運ぶような気の配り方」

といった技能の習得も可能です。

インターネット上に出ている「社会人としての常識・マナー」を総じて学習できるのが秘書検定といっても過言ではありません。

準1級、1級に関しては筆記試験だけでなく面接による実技試験も実施され、秘書としての身のこなし方がどの程度身についているかも見られます。

秘書検定を持っていると就職に有利になる?

社会人として知っておくべき・身につけておくべき基本知識が身につくのが秘書検定です。「秘書検定を持っている=社会人としての常識を学んできた」ということでもあります。

就職活動では、秘書検定を持っていない人よりも好印象を与えらえる可能性があります。

秘書検定のことを「意味ない」と考える人もいるようですが、そんなことはありません。

秘書検定で学習することは、会社訪問や電話・メール連絡の常識でもあり、面接時の立居振る舞いや受け答えにもそのまま通用するものが多く、エントリーシート送付段階から役立ちます。

他の専門資格よりも資格としての評価が低かったとしても、実務で役立つので取得しておいて損はないでしょう。

秘書検定はあらゆる仕事に活かせる

秘書検定は、社会常識やマナー、同じ職場の仲間へ配慮しながら仕事を進めていく能力を身につける検定試験です。

事務や受付といった内勤業務はもちろんですが、あらゆる職場で役立てることができます。

秘書になるのに資格は不要ですが、持っていれば上司の補佐としての秘書の立ち回りを一層深く理解できるでしょう。

秘書検定を履歴書に記載する場合の書き方


秘書検定を履歴書に記載する場合は、正式名称の「文部科学省後援 秘書技能検定試験」で記載した方がいいですが、単純に「秘書技能検定」でも通用します。

記載の際は、

  • 日付・検定名・◯級合格

とします。

「取得」ではなく「合格」と記載することに注意しましょう。

3級でも履歴書に書ける?受験コスパがいい級は?

秘書検定3級は、高校卒業程度の難易度といわれており「3級は持っていても履歴書に書くのはためらわれる」と考えている人もいるようです。

秘書検定は、「履歴書に書けるのはこの級から」という規定はありませんし、3級でも履歴書には書けます。

ただ、大学生が就活に使うのであれば大学卒業程度の難易度とされている秘書検定2級から書いた方が、印象はいいかもしれませんね。

秘書検定各級の難易度と受験目安について

秘書検定各級の難易度と受験目安は、公式サイトを参考にするとこのようになっています。あくまでも目安なので、高校生が2級から取得してもいいですし、社会人になってから3級を受験しても問題ありません。

  • ・3級:高校生レベル
  • ・2級:大学生レベル
  • ・準1級:新社会人〜3年目レベル
  • ・1級:社会人経験数年〜現役秘書レベル

3級・2級は筆記試験のみで合否が決まりますが、準1級・1級は筆記試験と面接試験(実技試験)があります。

面接試験は、秘書としての立居振る舞いを見るためのロールプレイング形式となっており、社会人経験もしくは模擬面接などの対策をしてないと難しいといわれています。

秘書検定各級の合格率を紹介

秘書検定各級の合格率を紹介します。

2021年6月13日に実施された第124回検定試験の合格率によると、

  • ・3級:70.2%
  • ・2級:54.6%
  • ・準1級:39.0%
  • ・1級:25.7%

となっています。

準1級・1級の一次試験の合格率はそれぞれ

  • ・準1級:56.5%
  • ・1級:43.4%

です。

参考サイト:文部科学省後援 ビジネス系検定 秘書検定 受験者情報

秘書検定の過去問は公式サイトで一部紹介されている

秘書検定の過去問の一部は、公式サイトで紹介されています。

各級で出題された

  • ・必要とされる資質
  • ・職務知識
  • ・一般知識
  • ・マナー・接遇
  • ・技能

の問題が1問程度、回答と解説付きで紹介されています。どの級から受験すればストレートで合格しやすいか検討したい場合や、どういった問題が出題されるの試してみたいという人は参考にしましょう。

参考サイト:文部科学省後援 ビジネス系検定 秘書検定 問題を解いてみよう

秘書検定の申し込み方法や試験日程・受験料など紹介

秘書検定は、公式サイトから受験申し込みをします。申し込み方法は以下の3種類です。

  • ・インターネット申し込み(クレジットカード払い)
  • ・インターネット申し込み(コンビニエンスストアでの支払い)
  • ・郵送申し込み(現金書留)

文部科学省後援 ビジネス系検定 秘書検定トップページ」から「申し込み方法」をクリックすると申し込みページに遷移します。

秘書検定の試験日程について

秘書検定の試験日程は、筆記試験のみの3級・2級は年に3回。筆記試験+面接試験の準1級・1級は年に2回あります。

  • ・3級・2級:2月・6月・11月
  • ・準1級・1級筆記試験:6月・11月
  • ・準1級・1級面接試験:7~8月・12~1月

面接試験の日程は、試験会場によって異なります。必ず、受験申し込み時に面接試験日程のページで日程を確認しておきましょう。

筆記試験のみの秘書検定3級・2級はインターネット試験が可能

筆記試験のみの3級・2級に関しては、インターネット上で試験可能なCBT試験での受験が可能です。

秘書検定のCBT試験は、

  • ・都合のよい日程を選んで受験可能
  • ・試験会場は秘書検定のCBT試験に対応しているテストセンター
  • ・テストセンターは全国各地にある
  • ・CBT試験の申し込み受付はインターネットのみ
  • ・受験にあたって無料の会員登録が必要
  • ・受験料はCBT手数料分割高
  • ・結果は即時判定

という特徴があります。

テストセンターになっているのは、専門学校や資格予備校が多く、自宅や職場・大学の近くで好きな時間に受験できるのは便利ですね。

CBT手数料分、受験料が割高になっていますが便利さをお金で買っていると思えばいいでしょう。

参考サイト:文部科学省後援 ビジネス系検定 秘書検定 CBT試験について

秘書検定の受験料

2021年10月時点での秘書検定の受験料は税込価格で以下のようになっています。

  • ・3級:2,800円(CBTの場合3,600円)
  • ・2級:4,100円(CBTの場合4,900円)
  • ・準1級:5,300円
  • ・1級:6,500円

また、試験時間が重ならない級に関しては、併願可能です。

併願する場合の受験料は税込価格で、

  • ・2級・3級併願:6,900円
  • ・準1級・2級併願:9,400円

となっています。

秘書検定は独学でも合格できる?

秘書検定は、独学でも合格できます。

筆記試験のみの3級・2級に関しては、参考書を使った自宅学習で合格できますが、実技試験がある準1級以上は、面接シミュレーションを独学で行う必要があり、難易度が高くなっています。

参考書には面接試験対策も書かれていますが、実際にやってみて対策を立てるのと参考書で読んだだけの知識では差が出る部分でもあり、面接に関しては友人などに協力してもらった方がいいでしょう。

秘書検定を独学で勉強する場合におすすめの参考書

秘書検定を独学で勉強する場合のおすすめの参考書は、秘書検定を実施している公益財団法人 実務技能検定協会が発行している参考書です。

各級、各年度毎に「集中講義」「実問題集」が発行されており、価格も1,400円程度から1,700円程度の範囲で安価です。

  • ・過去問題が掲載されている
  • ・ケーススタディとして実社会で使えるコラムも掲載
  • ・1レッスン完結型で隙間時間にさっとできる
  • ・巻末に模擬試験がついている
  • ・解説が詳しい

といった特徴があり、集中講義と実問題集のみで独学合格を目指せます。

秘書検定の受験予定がない場合でも、集中講義を読んでおけば会社での一般マナーを習得することも可能です。

秘書検定は就活前に取得しておくとメリットが大きい

秘書検定は、社会での常識やマナーを総じて学べる汎用性の高い資格です。

秘書検定で学べることは、就活で人事担当者とやりとりをする際にも使えるマナーも多く、就職する前から「やっておいてよかった」と思える可能性が高いです。

就職活動が本格化する前に、2級程度の取得を目指して学習を始めてもいいのではないでしょうか。

(マイナビ学生の窓口編集部)

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