集え! 文房具を愛する大学生『早稲田大学文房具倶楽部』
大学にはさまざまな部やサークルがありますが、特に数とバラエティーが豊かなのが早稲田大学。中にはどういった活動をしているのか謎のサークルも少なくありません。
例えば、早稲田大学には『早稲田大学文房具倶楽部』という非公認サークルがありますが、どういった活動を行っているのか気になりませんか?
今回はその実態に迫ります!
文房具愛を語ることのが活動内容!
早稲田大学文房具倶楽部の幹事長・中村綾さんにお話を伺いました!
――普段どのような活動をしているのですか?
中村さん 普段は都内の文房具店を訪問したり、文房具関連イベントにお邪魔したりしています。最近ではコクヨ株式会社さんの「コクヨハク」というイベントや、東京・蔵前にある『カキモリ』という文房具店に行きました。
ほかにも、メンバーたちが最近買った文房具を持ち寄って、お互いに見せ合ったり、愛を語ったりしていますね。
――やはり文房具好きが集まっているサークルなのですね。
中村さん インカレサークルなので、関東の文房具好きの大学生が集まっていますよ。
――個々のメンバーで好きな文房具が違うのでしょうか?
中村さん メンバーが好きな文房具は多岐にわたりますが、「万年筆」にハマっているメンバーが多いですね。他には定規やマスキングテープ、ノートをコレクションしているメンバーもいます。
次々に万年筆を買う「万年筆沼」にハマっているメンバーもいるとか……
――ほかのサークルと同じように合宿もありますか?
中村さん 夏休みには合宿として、なかなか行けない遠方の県の文房具工房を訪問しています。
――合宿も「文房具ありき」なのですね(笑)。
『コクヨハク』など文房具イベントにも足繁く参加
仲間と文房具について語り合える場所づくりが創設のきっかけ
――サークルの歴史を教えてください。
中村さん 弊サークルは2015年7月に、当時早稲田生であった松本拓真(まつもと たくま)によって設立されました。現在5年目になる若いサークルです。創部のきっかけは、文房具好きの若者が集まれる環境が少ないことに気付き、仲間と文房具について語り合える場所を提供できないかと考えたことから始まりました。
――現在は何人で活動していますか?
中村さん 2019年4月現在、メンバーは24人で活動しています。
――サークルのモットーや、幹事長の中村さん自身がこだわっていることを教えてください。
中村さん 文房具好きが楽しく集まれる環境をみんなでつくっていくことをモットーにしています。また、私自身がこだわっているのは、興味があるけれど、個人ではなかなか行きづらい文房具店や工場・工房をメンバーと一緒に訪問することです。
それによって「文房具倶楽部に入部してよかった!」とメンバーに思ってもらえるように心掛けています。
早稲田祭でのサークルイベントの模様。
――この記事を見て「入部したい!」という大学生も出てくると思いますが、どんな人に入部してもらいたいですか?
中村さん 伊東屋(※)や東急ハンズの文房具売り場にずっといられるような、とにかく文房具が好きな人におすすめのサークルです。文房具のジャンルは問いません。「文房具が特集されている雑誌が好き!」というのでもアリです。
いろいろな文房具店やイベントを知っている方も大歓迎です!
※銀座にある1904年創業の文房具専門店
――最後に、今後の展望を教えてください。
中村さん 今後もさまざまなイベントや文房具店を訪問させていただき、人脈を広げる中で弊サークルの知名度を上げていきたいです。文房具倶楽部を通し、文房具を愛する人が増え、盛り上がっていけたらうれしいですね。
――ありがとうございました。
『早稲田大学文房具倶楽部』は、大学の枠を超えて文房具好きが集まり、その愛を情熱的に語り合う想像以上に熱いサークルでした。幹事長の中村さんの話にもありましたが、文房具店に長時間いても飽きないような文房具好きには、これ以上ないサークルでしょう。
Twitterでは活動の模様などがツイートされているので、記事を読んで気になった人はぜひチェックしてみてください!
⇒『早稲田大学文房具倶楽部』Twitterアカウント
https://twitter.com/wasedabunbougu
(中田ボンベ@dcp)