一人暮らしに必要な手続きとは? 新入生必見!
初めて親元を離れて一人暮らしをすると、自由や解放感を感じるものですね。しかし、そういった「一人暮らしの自由さ」を手にするには、さまざまな手続きが必要になります。今回は、初めての引っ越しで必要になる「一人暮らしに必要な手続き」をご紹介します。
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■初めての一人暮らしで必要な手続きは?
今回は、「進学や就職のため、実家を出て一人暮らしをする」という前提で、必要な手続きをご紹介します。この場合には、以下の手続きが必要です。
●一人暮らしに必要な手続き1 新居の契約
新しく住む部屋の大家(管理会社)と、賃貸契約を結びます。
●一人暮らしに必要な手続き2 「転出届」の提出
現在住んでいる市区町村の役所に「転出届」を提出し、「転出証明書」を受け取ります。実際に引っ越しをする日の14日前から提出可能です。ただし、引っ越し先が同一市区町村内の場合には、別の手続きになるので「転出届」は必要ありません。
●一人暮らしに必要な手続き3 「転居届」の提出
引っ越し先が現在住んでいる市区町村と同一の場合には、「転出届」ではなく「転居届」を提出します。提出期限は引っ越し後14日以内なので、忘れないようにしましょう。
●一人暮らしに必要な手続き4 「転入届」の提出
「転出届」を提出して「転出証明書」を受け取ったら、これを添付した「転入届」を提出します。提出先は引っ越し先の市区町村の役所です。提出期限があり、引っ越し後14日以内に提出しなければいけません。引っ越し先が現住所と同一の市区町村の場合、この「転入届」は必要ありません。
●一人暮らしに必要な手続き5 「印鑑登録」に関する手続き
もし、自分の実印を持っていれば、まず旧住所の役所で廃止の手続きが必要です。
印鑑登録の廃止については、自治体によって取り扱いが異なります。基本的には「転出届」を提出するときに同時に処理されます。
そして、新たに引っ越し先の役所で「印鑑登録」の手続きをします。「印鑑登録」には登録する印鑑と、本人確認書類が必要です。自治体によりますが、基本的にこの手続きは引っ越し後14日以内に行わなければなりません。親の扶養に入ったままであれば、実印を使う機会はほぼないといってもいいのですが、いずれは必要になるものです。一人暮らしを始めるタイミングで実印を作り、「印鑑登録」をしておくといいでしょう。
●一人暮らしに必要な手続き6 「国民健康保険」の手続き
「国民健康保険」に加入している人で、市区町村を越える引っ越しの場合には保険証の返却手続きが必要です。そして、引っ越し先の役所で新たに手続きを行い、新しい保険証を受け取ります。引っ越し後14日以内に手続きする必要があります。
親の扶養に入っている学生の場合、引っ越し先で「遠隔地に住む学生用保険証」が発行されます。
●一人暮らしに必要な手続き7 電気・ガス・水道会社との契約
初めての引っ越しでは、引っ越し先で電気・ガス・水道を使うために、それぞれの会社と新規に契約する必要があります。