医学部の面接でよく聞かれる質問と対策 2ページ目
●医学部の面接で頻出の質問4 将来どんな人になりたいか
どんな人を挙げても大丈夫です。しかし、「なぜ目指しているのか」の具体的な説明ができないと意味がありません。なにをした人でどんな特徴があり、どの部分に魅力を感じて尊敬しているのか、必ずきっちりと話せるようにしましょう。
●医学部の面接で頻出の質問5 自身の長所・短所は?
長所については、その長所がどう生かせてきたか、また今後医療の道でどのように役立つと考えているかを述べましょう。短所についても、ただマイナスポイントを述べるだけにとどまらないように、今後短所とどのように向き合っていくかなどを話せるといいですね。
●医学部の面接で頻出の質問6 学校生活で一番印象に残っていること
この質問では、「一番印象に残ったこと」がポイントではなく、なぜ印象に残ったか、どう感じたかの内容から受験生の人となりを見ています。どんなエピソードなのか、それについてどう思ったか、なぜ印象に残っているのか具体的にわかりやすく話しましょう。
●医学部の面接で頻出の質問7 最近どんなことに関心を持ったか
受験生がどんなことに関心を持っているかを知り、またそれについてどんな考えを抱いているのかを見る質問です。「学校生活で一番印象に残っていること」と同様に、なぜ関心を抱いたのか、それについてどう思ったのかを具体的に話すことが重要です。仮に挙げたのが社会問題だとすれば、その問題についてどう思うかだけでなく、どうすれば解決できるかについても挙げられるといいですね。
面接での一問当たりの回答時間は1分程度。ですので、内容だけでなく、伝えたいことを簡潔にわかりやすくまとめる必要があります。いざ面接の場でパニックにならないよう、事前に話したいことをしっかりとまとめ、話す練習をしておきましょう。
国公立大学、私立大学共にほとんどの大学の医学部試験で面接が行われます。面接の点数が合否を分けるケースもありますから、後悔しないよう早い段階から「準備」をしておくといいですね。
(中田ボンベ@dcp)