【アダストリアの先輩社員】人事部 アシスタントマネジャー:切替徹さん
プロフィール:切替 徹(きりかえ とおる)
立教大学 観光学部を卒業し、2008年に新卒入社。メンズブランド「RAGE BLUE(レイジブルー」で販売スタッフとして2年半、店長として3年半店頭に立ち、その後本部の総務部へ異動。2年間経験したのちに、現職の人事部で店舗スタッフの採用全般に携わっている。
株式会社アダストリアはメンズ・レディースアパレル、服飾雑貨など、国内外に20ブランド以上を展開する国内屈指アパレル企業。大学生のみなさんの毎日のファッションを彩っています。そんなアダストリアで新卒採用をはじめ、採用全般を担当している先輩社員、切替さんに今回はお話を伺いました。学生時代や店頭スタッフ時代に培った"人を束ねる力"、現職の人事のお話を聞いてみました!
今のお仕事はどんな内容?
新卒だけではなく、中途社員やアルバイト、パート社員など店舗スタッフの採用全般を担当しています。みなさんが思う人事の仕事といえば、面接のイメージが強いでしょう。でも実際は会社説明会・入社前のオリエンテーション、学生のみなさんに向けた採用サイトの運営など、意外にもやることが多いのです。
新卒やインターンシップといった採用状況によって時期や内容が変わってくるので同時進行になることも多々ありますが、これからのアダストリアを担う人材を見極める大事なポジションなので、手を抜くことなく1つ1つ丁寧に仕事を行うようにしています。また学生のみなさんにとっては人事の人間がアダストリアの顔になるため、ファーストコンタクトで会社の印象が悪くならないように、責任をもって日々取り組んでいます。
わたしの仕事は、新たに入社してくるスタッフたちの成長を1から見ることができます。なので、その子たちが成長して店長やマネージャーになるなど、現場での活躍の声を聞いたり、キャリアアップしていく姿を目の当たりにすると「この仕事をやっていてよかった」と実感しますね。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
本部に異動する前は「レイジブルー」の販売スタッフとして2年半、その後店長を3年半務めました。大学時代は飲食店のアルバイト経験しかなく、初めてのアパレル業界での仕事だったので自分に顧客様ができたときはうれしかったですね。
ですが店長1年目のときに「とにかくみんなをリードして成果を残さなければ」と肩に力が入ってしまったために、一緒に働くスタッフたちとの間に溝ができてしまったことがあって、そのときはつらかったですね。店舗では、チームワークが何より大事なので、関係修復のためにスタッフたちと食事に行ったり、個人面談をしたりとマメにコミュニケーションを取ることを最優先にしました。しばらく続けてみることで、徐々にチームの輪も深まってくることを実感し、結果となって現れてきたんです。このとき、改めて入社当時のわたしを指導してくださった先輩たちの偉大さがわかりましたし、教訓になりました。
その後、総務部に異動になったときは、毎日の売り上げやお客様への接客対応などに励んでいた店舗での仕事とのギャップに戸惑い、もどかしく感じたこともありました。しかし、総務部の仕事っていろいろな部署との関わりがあって、毎日仕事を覚えこなしていくうちに今まで知らなかった本部の人が自分の顔を覚えてくれることがうれしさになり始めて。そして頼りにされていることを実感するようになって、次第に総務部での仕事にもやりがいを感じるようになりました。人事部への異動を命じられたときは、総務部での使命感から、一度は断ったくらいですから(笑)。
今の会社を選んだ理由は?
当時はアパレル業界をメインに約10社の企業を受けていました。企業研究をするうちに自分の中で「成長企業」「風通しがいい」「人のよさ」のこの3つのポイントに重きを置いていることに気づき、そこから今の会社を志望したいという憧れが出てきました。
実際に会社説明会や面接を通じてわかったのは、会社内の雰囲気がいいことと人事の方たちが真摯に向き合ってくれることです。変化の多いアパレル業界の中でも順応に対応し、これからも新たなチャレンジを成功させることができると思い、この会社を志望しました。