【日本財団の先輩社員】公益事業部 国内事業開発チーム:吉田ももさん

編集部:はまみ
2017/10/16
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日本財団の吉田さん

プロフィール:吉田 もも(よしだ もも)
国際基督教大学教養学部卒業。2016年に公益財団法人日本財団に入職し、現在入社2年目。公益事業部 国内事業開発チームに所属し、難病を抱える子どもと家族を支援する団体や、「日本財団在宅看護センター」の起業家を育成する事業等を行う団体の事業支援に携わる。

日本財団はあらゆる社会課題の解決を掲げつつも、特に「子ども」「高齢者」「障害者」「災害」という4つの大きなテーマに注力して事業を展開しています。今回お話を伺った吉田さんは、そのなかでも子どもや高齢者に大きく関わる仕事を担う一人。社会課題を解決するための「持続可能な支援」とは具体的にどういうものなのか? そもそも自分のやりたい仕事を見つけるにはどうすればいいのか? 将来を考える上で知っておきたい考え方が満載です!

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社会人編支援団体同士をつなげる、橋渡しの役を担いたい

今のお仕事はどんな内容?

社会貢献活動を行う団体への助成の審査や、事業の管理をしています。現在は大きく分けて2つの分野を担当しており、1つは難病の子どもと家族を支えるプログラムで、もう1つは各地域の在宅生活を支える「日本財団在宅看護センター」を運営する人材の育成事業です。

私たちは民間の助成団体なので、どんな社会課題に対しても、行政のサポートが行き届いていない部分はどこかという視点を大切にしています。例えば、難病の子どもと家族の支援においては、難病を抱えている本人には医療・福祉の制度がある一方、さびしい思いをしている兄弟姉妹や日々のケアで疲れている家族には支援が行き届いていない現状があります。そのため日本財団では、難病の子どもと家族がみんなで旅行やアクティビティーを楽しむことができる事業に取り組む団体の支援に力を入れています。 この仕事には、社会課題に対して俯瞰した視点を持ち、団体同士を橋渡しできる力が必要だと感じています。特定の社会課題について専門的な知識を持つことよりも、現場にいる人に現状を教えてもらいながら、その問題の根本に向き合うことが必要です。

私は難病の子どもをサポートする関係で、医師の方ともお仕事を一緒にしているのですが、まだ2年目の若手社会人である私に対して、そうした先生方から頭を下げていただくことがあります。でも、それは私個人に頭を下げているわけではなく、日本財団として助成金というかたちで支援やサポートをすることに対しての感謝なんですよね。多額の助成金を扱う立場になると、つい自分自身が偉くなったような気持ちになってしまってもおかしくないと思いますが、現場の人に対する尊敬の気持ちを常に忘れないことが大切です。現場のみなさんにお話を伺い、勉強をさせていただく。そんな「謙虚さ」も必要だと感じます。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

入社直後の4月に熊本地震が起きたのですが、日本財団としてすぐに支援活動を行うことが決まり、私も活動に参加しました。熊本に支援本部を設け、復興に向けての活動支援や見舞金・弔意金をお渡しするために、新人も含めて多くの職員が、入れ替わり立ち替わりで現地を訪れました。

私自身は2カ月間現地に滞在しましたが、そこで被災した方の生の声をお聞きしたり、直接「ありがとう」とお礼を言われたりした経験は忘れられないものとなりました。私たちは普段、現場で活動するNPOなどの団体の方々と接することが多く、現場に立って直接自分自身が活動する機会があまりないので、実際に困っている人たちの声を聞く機会を入社してすぐの時期に持てたことはよかったと思います。このように、新人であろうと現場へ行かせてもらえること、さまざまな社会課題に関われることは日本財団で働くやりがいとなっています。一方、多額の助成金を扱うことや、各分野の専門家と対等に話すための知識を身につける必要があることは、この仕事をやっていて難しいと感じる部分です。

今の会社を選んだ理由は?

大学2年生の夏休みに、現在日本財団が支援している団体のひとつでインターンをしていました。日本財団は、助成した団体に助成を受けている印として、日本財団のロゴマークの入ったプレートを掲げてもらっています。私がインターンをした団体でもプレートが掲げられていて、「この緑の顔のマークはなんだろう?」と興味を持ったのが、日本財団を知った最初のきっかけでした。

インターンをした団体は、難病を持つ子どもと家族がみんなでキャンプをすることを支援する団体でした。小児難病という社会課題ひとつとっても、いろいろなアプローチの仕方があります。例えば退院して自宅に戻っても、人工呼吸器などを装着していて医療的ケアが必要な子どもには、保育園をはじめ社会での居場所がない状況があるため、まずそうした「日常を支える」ことがとても重要です。一方、キャンプや旅行といった家族みんなで思い出を作る「非日常の体験」も大切。インターンでの活動を通して、「いろいろなアプローチを組み合わせて、多角的に課題に関われる仕事をしたい」と感じました。そのため、ひとつの団体に属し、専門的な知識やスキルを持って活動をするのではなく、日本財団で、当事者と社会課題に取り組む団体、行政、企業など、さまざまな関係者をつなげる仕事をしたいと考えるようになりました。

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