デンマークのおすすめ観光地20選! 北欧の魅力たっぷりなおすすめスポットは?
北ヨーロッパのデンマークは隣国に陸続きのドイツ、海を挟んでスウェーデン、ノルウェーを臨み、その周辺の島々と首都コペンハーゲンのあるシェラン島など、陸と島を持つ北欧で一番南にある国です。デンマークは緑豊かな森や湖など美しい自然が楽しめる観光地として有名で、特に首都コペンハーゲンは歴史ある美しい町並みが世界中から人気を博しています。またアンデルセンゆかりの地オーデンセやヴァイキングの歴史に触れることができるオーフスなど、魅力あふれるスポットがたくさん! 一度は訪れたいと考えている人も多いでしょう。
そこで今回は、デンマークのおすすめ観光地をプロの視点でご紹介。気になる治安や旅費についても解説します。
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■デンマークの治安
衛生面でも安全、空港や駅などを除けば治安もいい穏やかな国と言えるでしょう。しかし、どの国でも一緒ですが、治安がいい国といえども、路地裏や暗い道の一人歩きは避ける、浮浪者などが多いエリアは近づかない、用事がなければ遅くまで出歩かないなどの自己防衛を最優先に考えて旅行を楽しみましょう。
しかしながらデンマーク人は単一民族国家で、国民性は「自分だけが幸せになろうと思わない、みんな平等で幸せでありたい」と思っている方が多いそう。世界で有数の高税率国家にもかかわらず幸福度が高い、国民の所得格差が世界最小幅の福祉国など、他国がうらやむような国で、その国民性が治安のよさに反映されているといっても過言ではないようです。
■時差
日本とデンマークの時差は、マイナス8時間でサマータイム制を導入しています。ただし、自治権のあるグリーンランド南西部は、時差12時間になります。
■飛行時間
成田空港からスカンジナビア航空がコペンハーゲンまで直行便を運航していて、飛行時間はおよそ11時間30分です。フィンランド航空でヘルシンキを経由しても、10時間~11時間30分になります。
北欧へのフライトは、スターアライアンスのスカンジナビア航空、ワンワールドのフィンランド航空がおすすめです。航空会社アライアンスのメリットは乗継やマイレージ、ターミナルラウンジの利用時などに影響しますので、こだわりのある人はこの提携までも視野に入れて航空券を予約するといいでしょう。
■デンマークまでの旅費
日本からの直行便でフリープラン、コペンハーゲン1都市滞在4泊6日は、朝食付きスタンダードホテル指定で12万円台からあります。ヨーロッパ周遊などで各都市を廻り、経由便で安価な価格プランを探すのも楽しいですが、しっかりと内容を考慮して予約しましょう。
アライアンスの強みを生かした、例えばワンワールドに加盟している航空会社の世界一周旅行もエコノミークラスで30万円台からあるため、本当に時間とお金に余裕があれば、加盟航空会社を利用して(ルールに沿って)自由に組合せて旅行してみることも、2017年8月現在可能となっています(※燃油サーチャージ、保険、税金、食事などは別料金)。
こういった世界一周旅行では、訪れる国、大陸の数で航空運賃が決まる大陸制運賃を取っていますので、もし興味がある方は、ワンワールドアライアンス、世界一周運賃を検索して見積もりを取ってみるのもいいでしょう。
■言語
デンマークでの公用語はデンマーク語ですが、英語も通じます。デンマーク語に触れる機会もあまりないと思いますので、ここで少し紹介します。
「こんにちは」=「グッディ」、「おはよう」=「グッド モーン」、「さようなら」=「ハイハイ/ファーヴェル」です。ちょっと英語のように聞こえるフレーズもありますね。
■その他デンマークを観光する際の注意点
デンマーク通貨は「DKK(デンマーククローネ)」が用いられています。物価についてですが、同じ北欧のノルウェーよりは安く感じますが、全体的に食事や生活費、タクシーなどは高いです。タクシーの基本料金が3,000円を超えていますので、安易にタクシーを利用せず公共の乗り物を利用しましょう。コンビニエンスストアでの買い物もたとえば昼1食分(パン、飲み物、サイドメニュー)を買い物すると日本円で1,500円位するのが通常です。
公共施設の入場料も、交通費も東京と比べるとちょっと驚くような値段に見えてしまう場合もあります。トータルのコストパフォーマンスを考えると、旅行代理店のオールインクルージブ(全て付き)のツアーが目的に会えばピッタリでしょう。チップは不要です。