【バンダイの先輩社員】プレイトイ事業部 アンパンマンチーム:山崎梨沙さん 2ページ目
山崎さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲学生時代の山崎さん
大学時代に一番頑張ったのは「研究」ですね。4回生のときに希望した研究室に入ることができず、別の化学の研究室に入ることになりました。しかし、その研究室は男性ばかりで、指導してくれる先輩とも円滑にコミュニケーションが取れずに苦労しました。でもそこで諦めたら卒業できないので、苦労しつつもどうしたら円滑にコミュニケーションが取れるのか、毎日試行錯誤しながらなんとか共同研究を進めました。
研究以外ではサークル活動も頑張りましたね。サッカーサークルに入ってマネージャーを務め、毎日のように練習に顔を出して、チームが強くなるために自分には何ができるかを考えていました。最初は弱かったチームが次第に強くなり、最後は全国大会に出るようにまでなったので、楽しいだけでなくマネージャーとしてチームをうまく支えることができたのかな、と思います。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
サークルでは人間関係や上下関係のあり方を学びましたし、飲食店でアルバイトをしていたので、そこに来る社会人のお客さんから社会経験についていろいろと話を聞くことができました。
そうした経験は、全て社会人になってから生かせていると思います。また、アパレル系のアルバイトもやっていたのですが、お客さんを見て瞬時に合う服や組み合わせを考えないといけなかったので、そのときに思考の瞬発力が磨けたことも、考えることが重要な今の仕事に生かせています。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
私は大学、アルバイト、そして就活を通していろんな人に関わりましたが、こうした「大勢の人と関わること」はすごくいい経験になると思います。例えばアルバイトだと、先輩や常連さんと話しをする中で、自分の知らないことを教えてもらう事も多くありました。
多様な考え方に触れることで自分の世界も広がりますから、大学生活の中ではいろんな人に関わることを意識して過ごすといいと思います。
人気キャラクター商品を手掛ける山崎さん。1年間の売り場巡回の仕事は大変だったそうですが、その経験は現在の商品作りに大いに生かされているとのこと。その間にさまざまな人と培った人間関係は大きな財産になっているそうです。そうした人との関わりを大事にすることが、子供たちが大人になっても思い出すような楽しい玩具を作るための秘訣かもしれませんね。
趣味:散歩(知らない場所を探索!)、映画鑑賞
特技:なんでもポジティブにとらえられること、どこでも眠れるところ
就活で受けた企業数:30社
志望していた業界:製薬・食品会社
今の仕事の魅力:若手の意見でも商品に反映されやすく、意見を言いやすい環境
文:中田ボンベ@dcp
写真:ブリッジ
取材協力:株式会社バンダイ