1Kでも広く見えるレイアウト術! 狭く見せない収納・家具設置のコツとは? 2ページ目
◎「隠す収納」は収納グッズを活用
ベッドやソファ、TVボードの足の高さが少しでもあれば、トレーや箱などの収納グッズを用意して、並べることができます。100均などの収納グッズや、段ボールに紙(英字新聞などもおしゃれ)を貼ったものでも十分です。その収納グッズには下着やTシャツ、ジーンズやボトムなどの折りたためる衣類をはじめ、友人が来た時に使う食器、シーツやタオルなどをしまうこともできます。
収納付きのベッドやTVボードも多く出回っていますが、引き出しの数が多いと収納が限られることもあるので収納内の空間も活用できることがおすすめです。収納グッズを並べる場合もぴったり・すっきり納めることが「隠す収納」のポイントになります。
◎間仕切りや目隠し仕様で「魅せる収納」
引き出しのないチェストやシェルフ、カラーボックスなど、つい壁際にレイアウトしてしまうことがあります。家具を壁側にレイアウトすると広く見えると思いがちですが、壁が見えるほうが広さを感じることが多いこともあります。それで、収納家具を間仕切り風にレイアウトした配置や目隠しになるような位置に置いてみましょう。
例えばキッチンはガスや電気を使用するので、動線を確保した場所に収納家具を置けば、間仕切り風レイアウトにすることも可能です。普段使う食器やタオル、キッチンツール、アメニティグッズなどをバランスよく配置すると、モダンな「魅せる収納」になります。
ベッドの枕元や机の横に沿うように、収納家具を配置した目隠し風レイアウトもおすすめ。雑誌や高さの揃う本を下段に置くと、重石効果も出るので、壁際に家具を置かなくても安定するという効果がでます。
「見せる収納」は、飾りかたもポイントです。可能な場合は、天井や壁の高い位置にフックをつけたり、高めの位置でアクセントとなるような棚を設置して、オフシーズンのものや普段使わないものの収納に使いましょう。
小物の収納方法にも一工夫を。折りたたんだタオルや本を立てるのは標準的ですがタオルは丸めてピラミッドタイプに重ねてホテル風に、本を横にして数冊並べた上に時計や小物を飾るというのもおしゃれえす。これは、タオルの折り目防止や湿気で本がゆがむのを防ぐなどの効果もあります。収納アイテムのサイズにもよりますが、オーソドックスな配置と、収納面積や容量にも大きな違いがなかったりします。