【カルビーの先輩社員】営業本部 広域量販部 セールスマネジャー:千田晃久さん
プロフィール:千田晃久(せんだ あきひさ)
岡山大学 経済学部卒業。2012年カルビー株式会社入社。営業本部 広域量販部所属。
「じゃがりこ」「ポテトチップス」「かっぱえびせん」をはじめ、数々のヒット商品を世に送り出しているカルビー株式会社。コンビニやスーパーに行って、カルビーの製品を見ないという日はありません。私たちが普段通うお店に商品を並べるために、日々施策を立て営業活動を行っている千田さんにお話を伺いました。
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今のお仕事はどんな内容?
今の仕事は「広域量販」と言って、多くの支店を持つ小売り量販店の本部の方と会って、商品の売り出しのご提案をしながら、カルビーの製品を買っていただく商談をするのが主な業務です。なので、直接担当している店舗がある場合以外は、本部とのやり取りが中心になります。
会社には、年間の販売計画というものがあるので、それに合わせて上手く商談を進めていくのに力を使いますね。というのも、工場にはキャパシティがあるんです。だから、なんでもかんでも売ればいいというものではありません。これは、去年より120%増で売るとか、これは去年の90%に抑えるとか、会社の方針があります。でも、それが必ずしも取引先の販売店の意向とマッチするとは限らないので、そのコントロールははっきり言って難しいです。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
僕が入社したのは2012年で、その後丸4年間は近畿支店で営業の仕事をしていました。担当したのは、店舗が60店ほどあるチェーン店だったんですが、当時は毎月すべての店舗に足を運ぶようにしていました。仕事内容は今とほとんど同じで、チェーンの本部で決まったことが各店舗で実施されます。
だから、本来なら各店舗に行く必要はないケースもあるのですが、やっぱり実際に担当が行くのと行かないのとでは、お店の反応が全然違うんですよ。担当の方と面と向かってお話をすれば、本部のバイヤーさんと決めたことでも、説得力を感じていただけたりします。その結果、追加で1ケース、2ケースなどと注文が増えて、その積み重ねで営業の成績もよくなったのはうれしかったですね。
ただ、現在の部署ではそんな風に現場に行って、個別の営業をするのはなかなかできていません。現場に行くのは取引先の担当者と直接お話しできるというメリットがあるのはもちろんですが、自分の提案した売り方などがお店で実現されているのを目にする喜びもあります。お客様にうれしそうに手にとっていただいているのを見ると、達成感がありますね。
今の会社を選んだ理由は?
就活では、食品メーカーや製薬会社を中心に80社ぐらい受けました。自分の生活に身近な製品を持っている会社がいいなと思ったんです。中でも食品にだんだん絞られていったのは、自分が食べたり飲んだりするのが好きだからかもしれません。商品自体好きなものであれば、売るのも楽しいだろうなと思いましたし。
カルビーを受けたとき、先輩社員や人事の方から「厳しいけれども、人は温かい」という言葉を聞いたんです。実際にお会いした社員からも、そんな印象を受けたので、その言葉は真実なんだなと思いました。カルビーに決めたのはそれが大きかったですね。入社してからもその印象は変わりません。みんな人がいいというか、悪口や陰口など聞くことはないし。上司には、もちろん厳しいことを言われることもあります。でも、ただ厳しいだけではなく、根はやさしい人が多くて。その中で働けて幸せです。