【ミクシィの先輩社員】ゲーム開発室 SREグループ:松本大志さん 2ページ目
▲学生時代の松本さん
松本さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?
バイトをしたり、友人と遊んだり……。いたって普通の学生時代を過ごしたと思います。その中でも特に印象に残っていることといえば、ゼミでの活動ですね。チームを組み、あるWebサイトを企画して数ヶ月ほど取り組んでいたのですが、最終的には意見がまとまらず開発がストップしてしまいました。理由はいくつかあって、ひとつはメンバーのモチベーションが保てなかったこと。もうひとつは、僕がリーダーだったのですが、どこか自分の理想だけを見てワンマンプレイになっていたことです。そのときの経験から、チーム全員が同じベクトルを向いてサービスやコンテンツを作ることの難しさを学びました。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
大学時代にプレゼンにハマって、たくさん人前で話す練習をしたことは、今でも役立つ場面が多いです。当時は興味のある学生を集めて自由にプレゼンする場を作っていました。テーマは「食べ放題のお店でいかに効率よく食べられるか」や、「好きな声優さんの魅力について」など、興味のあるネタならなんでもありのスタイル。お笑いが好きなので、テレビで芸人さんが話している姿を参考にして人を惹きつける話し方を研究し、自分なりのプレゼン方法を身につけていきました。並行して、「高橋メソッド」や「プレゼンテーションzen」などの書籍で効果的なプレゼン方法の勉強もしていましたね。今の仕事でも大勢の前で話すときはもちろん、打ち合わせで自分の意見を的確に伝えたいときに、プレゼンの経験が役に立っていると思います。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
学生時代は特に「失敗してもいいこと」に取り組むことが、自分の糧になるのではないでしょうか。たとえ失敗しても就職活動で話せるネタになると思います。また、社会人になってみて「あれをしておけばよかった」と後悔していることのほうが多いのですが、その中でもやっておきたかったこととしては「読書」「海外旅行」。この2つですね。これらの経験は時間を割く価値があると思います。
大学のゼミで経験した失敗から、学生のうちに転んでおくことも大切だと語ってくれた松本さん。日頃から人を笑わせることが好きだという性格そのままに、インタビュー中も笑いを交えながら楽しい空気を作ってくれました。もしかすると、社会人になって成功するコツのひとつは「人を惹きつける話し方」なのかもしれないですね。
趣味:漫画、ゲーム、テレビ
就活で受けた企業数:10社弱
志望していた業界:IT業界
今の会社の魅力:興味のあるところに飛び込んでいける
文・田本麻未(M-3)
写真・宇田川大輔(M-3)
取材協力:株式会社ミクシィ