【ソフトバンクの先輩社員】ネットワーク統括コアネットワーク&デバイス技術本部C&I統括部バックボーンネットワーク部バックボーンネットワーク課 佐武尚貴さん 2ページ目
佐武さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲大学時代の佐武さん
最も力を入れたのは大学院での研究で、ネットワークに関する勉強をしていました。創設して間もない研究室で先輩もいなかったので、一から自分で研究を進めていかなければならなくて。テーマと課題を設定したあと、その課題をどう解決していくかを考えていく作業に苦しみました。ようやくいい案を思いついても、もう論文の締切り直前で、そこから何日も研究室に寝泊まりして論文を仕上げました。無事提出してから、帰宅してベッドに入ったときは死ぬほど幸せでしたね(笑)。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
スペインバルで4年間アルバイトをしていたことは、今につながっていると思います。小さなお店だったので、仕事帰りのサラリーマンや一人でふらっと飲みに来るお客さんがいて、そういう方々は話をすることを目的に来店することが多いんです。職業も年齢もバラバラの人たちとお話できたことで、社会人になってからいろいろな人と接するうえで、構えることなく自然体で振る舞えるようになりました。それに、今もお客さんやお店の人と集まることもあるので、そういった人脈は財産にもなっていますね。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
サークルでもアルバイトでもいいから、実際に社会で働いている方をはじめ、年上の方と話す機会をつくっておくことは大事です。エンジニアといえば、暗い部屋の中でキーボードをカタカタ叩いて、一人で黙々と作業している、というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。私も同じで、就活当時は説明会で先輩社員から「コミュニケーション能力が大事」と言われ、「営業職ならわかるけど、なぜエンジニアでコミュニケーション能力?」って思っていたんですけど、入社してからそれがわかりました。エンジニアにしても営業にしても、仕事はさまざまな人たちと協力しながら、自分の意見を明確に伝えることが重要です。一人で進めるような仕事でも、困ったときには助けが必要になる場面は絶対にあるので、色んな面でコミュニケーション能力は必須だと実感しています。
エンジニアという仕事が画一的ではないということ、"ネットワークが人々の生活になくてはならない時代が来る"と話してくれた佐武さん。彼が今後"ネットワーク"という舞台でどんな未来を思い描き、多くの人が利用するような便利なサービスを作り上げていくのか楽しみですね。
趣味:バイク、麻雀
特技:腕相撲
就活で受けた企業数:3社
志望していた業界:通信業界
今の会社の魅力:風通しのいいところ
取材:小山喜崇(サイドランチ)
構成:都築みやこ(サイドランチ)
取材協力:ソフトバンク株式会社
写真:原恵美子