お部屋の収納術まとめ! 狭い部屋でもきれいに片付く方法とは? 3ページ目
一般的な一人暮らしの部屋は、玄関のスペースも大変狭いですよね。シューズボックスが付いている部屋ならいいのですが、付いていない部屋も多いようです。そんな場合、靴はいったいどこへ置けばいいの? と考えてしまいますよね。男子大学生であっても、スニーカーが数足にスーツ用の靴程度は持っているようです。おしゃれな女子大生なら、多くの靴を持っている人もいるでしょう。でも大丈夫! 狭い玄関でも靴を収納するためのさまざまな省スペースラックが市販されています。突っ張り棒タイプのシューズラックや、壁に立て掛けるだけのもの、天板付きの省スペースラック、カーテン付きのラック、扉の付いたボックスタイプのものなど。しかしラックを買うまでもなく、100均グッズなどで簡単に手作りすることもできます。カラー煉瓦を両端に並べ、ワイヤーネットや透明のアクリル板などを置いただけでも靴収納ラックに早変わり。あなたのアイデアで省スペースの素敵なシューズラックを作ってみましょう。
収納ラックも置くスペースがない場合は、玄関扉の上のスペースに棚を作り、靴を箱に入れて収納しましょう。全面が開くタイプの箱なら、積み上げていても取り出しやすいです。中に何が入っているのかわかりやすい透明タイプや半透明タイプの箱を利用すれば便利ですね。そして折りたたみ式などのコンパクトな踏み台を置いておけば完璧です。
■お部屋の収納術5 収納上手になるにはどうすればいいの?
収納や片付けが上手な人とそうでない人の大きな違いは想像力です。片付けが上手な人は常に部屋を快適にする方法や、アイデアを探しています。例えば、ちょっとした隙間やデッドスペースをどう使うかとか、何をどこに置けば効率的で便利か、そのためにはどのような物が必要かなど、想像力を働かせているのです。
そして、収納するということはしまい込んでしまうのではなく、出しやすさ、使いやすさを基本に考えなければなりません。もし収納した物が探しにくく出しにくい場合、もうそこへ収納する気になれません。収納しても出すのが大変なら、収納しないで外に出したままになってしまい、部屋は物で溢れてしまいます。
大切なのは、すぐに取り出すことができる収納だからこそ、すぐに片付けられる収納だということです。そのためにも、便利な収納グッズを活用することが必要になってきます。
さらに、最も重要なことは捨てることです。昔から、「片付け上手は捨て上手」といわれています。必要のない物は思い切って捨てることが収納上手の第一歩。本当に必要な物だけの部屋にすることが、無駄がなくシンプルで快適な暮らしに繋がります。
収納・片付け上手になるためには、まず無駄をそぎ落とすこと。これはダイエットと同じで、1日でできるものではありません。ゆっくりじっくり取り組んでみましょう。今日は洋服、今日は本というように、ポイントを絞って疲れないように、楽しみながら行うのがコツです。無理なダイエットがリバウンドを起こすように、片付けや収納も一気に行うとリバウンドがありますよ!
少しずつきれいに片付く自分の部屋を見ていると、片付けること、収納することが楽しくなっていきます。そして自分の部屋がますます好きになることでしょう。
執筆:宮崎ゆう(ナレッジ・リンクス)