お部屋の収納術まとめ! 狭い部屋でもきれいに片付く方法とは? 2ページ目
近年は、狭い部屋でもスペースを有効活用できるさまざまなベッドが市販されています。オーソドックスな引き出し収納付きベッドや跳ね上げ式収納タイプのベッド・机付きのロフトベッド・押入れやクローゼットがない部屋でもベッドの下をクローゼットに使えるカーテン付きロフトベッド・また、夜はベッドとして昼間はソファとして利用できるパイプベッド・さまざまな形に折りたため、椅子のように使用可能な折りたたみベッドなど多種多様。ベッドは一度購入すると長く使い続けることになりますし、良質な睡眠をとるためにも、収納量だけでなく寝心地も重視しなければなりません。可能ならば、購入時に寝心地を試せるものを選びたいものです。そして、収納する物や量などを考慮し、自分の部屋に最適なタイプのベッドを選ぶようにしましょう。
■お部屋の収納術3 見せる収納のテクニック
収納上手な人は、隠す収納だけでなく見せる収納も一味違います。日常でよく使用する物は隠してしまうと、必要なときにすぐ探し出せないことも。必要な物が一目でわかり、見た目もおしゃれな見せる収納テクニックを磨きましょう。
見せる収納のために必要なグッズはシェルフ(棚)ですが、シェルフも多種多様なものがあります。
自立型のシェルフ、壁に取り付けるタイプのウォールシェルフ、組み合わせ自在なユニットシェルフ、オープンシェルフ、ブロックシェルフなど。素材も木製、スチール、アクリルなどさまざま。DIYが得意な人は個性的なオリジナルシェルフを作るのも楽しいでしょう。おしゃれに見せるためのコツを以下にご紹介します。
・シェルフはテイストを揃え、統一感を出す。
部屋の中にシェルフを複数置くまたは取り付ける場合、統一感があってきれいにみえるようテイストを揃えましょう。
・見せる物と隠す物を分類する。
こまごまとした物まで見せてしまうと、雑然としたイメージになってしまいます。最初に見せる物と隠す物の分類が必要です。小物は種類別にボックスやかごに入れてからシェルフに並べましょう。
・本の収納は高さや凹凸、色を揃える。
本を並べる場合は高さや凹凸、色などが揃っていた方がきれいに見えます。雑誌などはファイルボックスに入れて縦に収納。本が崩れてしまわないように、ブックエンドを利用しましょう。
・美しく見せるコツは余白にあり!
最初は余裕があったシェルフも、物が増えるにつれぎっしり詰め詰め状態になってしまうのが一般的ですが、こうなってはもう見せる収納ではなく、ただ物が詰まっているだけになってしまいます。美しく見せるコツは余白にあるといっても過言ではありません。どのようなタイプのシェルフでも、物を置きすぎない、詰めすぎないことが大切です。
・他人の目線で見てみる
部屋に住んでいる人は、その部屋に慣れてしまっているので、どこがどう雑然としているかわかりにくいものです。たまには他人の目になって冷静に自室の観察してみることをおすすめします。他人がその部屋に入った瞬間を想像してみましょう。ドアを開けた瞬間、目に入るものは何でしょうか? それは整然としていてきれいに見えるものでしょうか? 他人の目線で見ると、自室の改善点がよくわかります。
・美しく見える収納量の限界を知る
収納の達人でも、狭い部屋に収納できる物は限界があります。さらに美しく感じる収納量はもっと少なくなります。これ以上増やしてしまうと、もう美しくは見えないというポイントが必ずあるのです。もしあなたが自分で見て、わりとおしゃれに収納できていると感じているなら、それが限界ポイントです。それ以上物を増やすことはできません。「そんなことは絶対無理……」そう思った人もいると思いますが、無理ではありません。何か一つ物を増やせば一つ処分すればいいのです。下着や洋服でも、本でも同じ。買った分だけ処分すれば物は増えません。いつまでも美しく収納ができ、効率的で快適なスペースを保つことができます。