コピーライターになるにはどうすればいい? 憧れの職業に就くためのルートとは? 2ページ目
コピーライターには「発想」や「柔軟な考え」が必要なことは言うまでもありませんが、それ以外に知識も重要な要素。いいものをアウトプットするには、多くのものをインプットしておくことも大事です。書籍を多く読んだり、映像作品を多く見る、また世の中の流行などにもアンテナを張っておくことです。
そして常にアウトプットすることも重要なポイント。人に説明するのは難しいものですが、それは説明するのに慣れていないことが大きな要素だったりします。コピーを作るのにも、毎日いろんなコピーを出してみるなど、とにかくコピーを作ることに頭を慣れさせることが大事なのです。
もちろん、コピーは商材の魅力を伝えるものですから、本質を見失った的外れなものでは意味がありません。キャッチコピーはシンプルなものや、短いものが多いので、「簡単なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、商材の本質を言葉にして伝えるというのは非常に難しいものなのです。
■コピーライターの働き方は?
コピーライターとして働く場合、とにかく経験を積むことが大事です。先輩の指導を受けながら、勉強を続け、自分なりのキャッチコピーの出し方や特徴を身に付けていきます。キャッチコピーは「こうすればいい」というノウハウがあるものではないため、先輩のテクニックなどを見て会得するしかありません。ある意味、職人のような仕事です。また、キャッチコピーを考えるだけでなく、会社や部署によっては、その商品をどうやって売るかといった、販売戦略について考えることもあります。
仕事の流れとしては、
企業などから依頼⇒広告のコピーを担当⇒コピー作成⇒クライアントOK⇒宣伝開始
といった形になります。クライアントに出す前に、場合によっては何百という数のキャッチコピーを作ることも少なくありません。その中から会社として出してもいいと判断したものを、クライアントに持って行き、その中から選んでもらいます。
キャッチコピーはいつどんな考えや経験が活きるかわかりません。常にいろんなコピーを考えたり、ヒントとなるようなことはすぐにメモをするなども重要です。