ベネチアのおすすめ観光地20選! 旅行前に知っておきたい最新情報もチェック 5ページ目
リド島といえば、長さ12kmの細長い島で、ハワイのワイキキやフランスのニースのような国際的なリゾート地。実は毎年9月に行われる世界三大映画祭のベネチア映画祭、そしてヴェネツィア・ビエンナーレが行われる世界的に有名な場所なのです。
映画祭で上映される映画やその展示は、切符を購入すれば一般のお客さんも見ることができるので、9月にベネチアに旅行の計画がある人はリド島に足を伸ばしてみてください。有名女優や映画関係者に出会えるかもしれません。
リド島はヴィスコンティの映画「ベニスに死す」の舞台でもあるので、映画ファンには夢のような島でしょう。砂浜にあるたくさんの三角屋根の小屋はプライベートの小さな海の家のようなもので、年間契約があるということで驚きですね。
ベネチアのおすすめ観光地17.ベネチア・カーニバル
世界三大カーニバルの一つに数えられているベネチア・カーニバルは、2017年は、2月11日~28日に行われましたが、毎年年に1回(2月末~3月上旬)サン・マルコ広場で行われる仮面コスチュームカーニバル(謝肉祭)です。15~16世紀頃から始まり、厳格な決まりはなく「仮面を付けて自由を楽しもう」と貴族から庶民まで、身分関係なく交流するお祭りが始まりといわれています。
このベネチア・カーニバルは、仮面舞踏会のようなベネチアンマスクとコスチュームで仮装して街を練り歩いたり、毎日行われる「仮面コンクール」で順位を争ったりする企画もあり、見学者もコスプレする人も楽しんで参加するお祭りです。2018年は、1月27日~2月13日が開催予定とのことですので、今から旅の準備をして、現地で独特の空気感を味わってきて下さい
ベネチアのおすすめ観光地18.オステリア・ダ・フィオーレ
アドリア海の海の幸を料理に豊富に取り入れ、伝統的なベネチア料理を提供する、ベネチアで唯一のミシュラン一つ星レストラン「オステリア・ダ・フィオーレ」。地元でもなかなか予約の取れない店として知られています。
超がつくほどおいしいワインをベネチアグラスでいただき、食事はどれもボニッシモ!(最高)と叫びたくなるほどのおいしさです。メインディッシュの魚もスパイダークラブも本当に上品でおいしい料理ばかりです。
予約は、ホテルで相談してみると運よく席が空いている日もあるそうです。日本からは直接予約サイトで席をリザーブすることもできます。
ベネチアのおすすめ観光地19.トラットリア・アッラ・マドンナ
日本語メニューがあるイカ墨パスタ発祥の店「トラットリア・アッラ・マドンナ」は、ベネチアのサン・マルコ広場、リアルト橋周辺にあります。名物のクモガニのサラダやボンゴレスパゲッティ、海の幸のリゾットなどは人気のメニューで、だれしも1度は味わいたい1品。ちなみに、魚介のフリッターも隠れファンが多いです。
テレビ番組で紹介されたこともあり、店には日本人観光客が多く、店員さんも日本語であいさつや呼び込みをしている時間帯もあります。予約なしで入れるのは午後9時過ぎ頃ですので、少し遅い夜にトラットリア・アッラ・マドンナで食事するのもいいでしょう。
ベネチアのおすすめ観光地20.プンタ・デッラ・ドガーナ
プンタ・デッラ・ドガーナは、中世の時代の「海の税関」で、日本人建築家の安藤忠雄が古い建物を改装した現代美術館です。イタリアのアーティスト、マウリツィオ・カテランの作品などが展示されています。サン・マルコ広場の対岸にあるプンタ・デッラ・ドガーナは、グランド・カナルとジュデッカ・カナルが合流する場所にあり、水上バスはサルーテで下船してくだい。
ベネチアのおすすめ観光地をご紹介しましたがいかがでしたか? ベネチアを思い切り楽しめるよう、事前に行きたい場所をリストアップして旅に出ましょう。
執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。