建築家になるには? 必要な資格や、その仕事内容を知ろう! 2ページ目

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建築家になるには?信頼をおいてもらうために大切な資格

建築家と名乗って確かな技術と信頼を得るためには、建築業界へ就職して設計や建築に関する法律・空間設計の知識をつけながら、国家資格である1級建築士を目指すのがおすすめです。

もしあなたが学生の場合は、大学や専門学校の建築科を目指すと良いでしょう。

最近では、社会人からでも建築家を目指せるスクールや専門学校も登場していますので、活用してみてはいかがでしょうか。

建築士の資格について

建築家は一般的に1級建築士を持つ人が名乗りますが、前述の通り建築家はあくまで呼び方ですので、資格の有無を問わず名乗れてしまうという問題があります。

一般的に人が建築士と名乗れる資格は、主に以下の3種類です。

・1級建築士
・2級建築士
・木造建築士

中でも1級建築士はどんな建築物でも設計・監理できる建築業界最強の資格です。

さらに、建築家を名乗る人たちは1級建築士を保有しているケースが多くあります。

建築業界最強の資格1級建築士の試験とは?

建築家になるのであれば資格を得るためには「1級建築士試験」に合格しなければなりません。

受験資格は、

・2級建築士の資格を取得
・4年以上の実務経験

が必須であるため、1級建築士になるのはとても難しいことがわかります。

1級建築士になるための詳細については、以下の記事を参照してください。

▼参考 1級建築士になるには? 資格・免許や大学での専攻はどうする?

1級建築士の資格を取ってからが本当のスタート

1級建築士を取得することで「建築家」の必要条件を1つ満たしますが、ここからが本当のスタートと言っても過言ではありません。

しかし、「建築家」の定義はあいまいなところがありますので、1級建築士の資格を取得してすぐに建築家と名乗る人もいるという問題もあります。

信頼ある建築家になるためには、建築物の設計・監理に専業で5年以上携わることも重要です。

1級建築士になるだけでもかなりの年月が必要ですので、建築家になるには一生を建築の仕事に捧げるぐらいの覚悟が必要だと言えます。

建築家の給料事情

建築家の給料は、仕事内容や時期・経験などの理由から、大きな差が見られます。

建築家としての公的な給料データは出ていませんが、厚生労働省が毎年発表している「賃金構造基本統計調査」には1級建築士の年収データが出ていますので、参考にしてみてください。

・平均年収:702万8,800円(2020年度)

参考:厚生労働省 賃金構造基本統計調査

算出方法:きまって支給する現金給与額を12か月で掛け、年間賞与その他特別給与額を足したもの

建築家に向いている人

建築家になるには大前提として、設計や建築に関わる勉強が必要です。

外観だけでなく内観もデザインするだけでなく、建物を造ってからの責任を負う立場となるため、様々な経験をしなければなりません。

向いている人の特徴

・創造性豊かな人
・できないことはできないと言える人
・責任感がある人
・長期間コツコツと努力できる人
・ある程度数字に強い人
・ある程度の美的センスがある人
・理系が得意な人
・仲間や協力会社・依頼主と適切なコミュニケーションができる人
・チームで働くのが好きな人
・提案力がある人
・期日を守れる人
・常に勉強や技術向上ができる人

まとめ

建築家を目指そうと考えている場合、長い時間や日々の努力・勉強が欠かせないでしょう。まずは建築についてしっかり学び、実務で経験をつけるのが大切だと言えます。

自分の腕とセンスを磨き、いつかすばらしい建築物を世に送り出せるように頑張ってください。

(マイナビ学生の窓口編集部)

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