一級建築士になるには? 資格・免許や大学での専攻はどうする?
学生のみなさんのなかにも、一級建築士に目指している方もいると思います。以前、大学院の建築学科で学ぶ学生さんを取材した際に、その研究が実に楽しそうでうらやましかったことがありました。建築士はクリエイティブで魅力ある職業ですが、建築物を設計する、監理するという仕事をするには建築士にならなければいけません。今回は建築士の中でも「一級建築士」になるにはどうすればいいか、資格や勉強などについてご紹介します。
▼こちらもチェック!
将来の夢診断! あなたに合ったキャリアを探してみよう
■そもそも建築士という資格とは?
まず「建築士」という資格について解説します。建築士は、建築物の設計、工事監理について行うことができる資格です。
建築家の先生に聞いてみましたら、これはやはり日本の環境からくるもの、ということです。日本は地震の多い国で、建築物についてはやはり最大限の配慮をする必要があります。倒壊しにくいもの、また倒壊したとしても人をできるだけ傷つけず、撤去しやすいことなど、建築物を建てるときには専門家の意見を反映したものでなければなりません。そのためにも日本では、たとえそれが小さな建物であっても、建築士という公的に認められた専門家による監理を求めているわけです。
建築士には、
●一級建築士
●二級建築士
●木造建築士
の三種類があります。今回ご紹介する「一級建築士」は、国土交通大臣が認可する資格で、「二級建築士」「木造建築士」は都道府県知事が認可する資格となっています。資格を取得すると「免許証」が発行されます。
ちなみにこの免許証には賞状型とカード型があります。カード型の方は、写真入りで普通自動車免許のような感じになっています。もし、知り合いに建築士の人がいらっしゃったら見せてもらうといいでしょう。
▼資格はとってみたいけど…どこで取ればいいの?まずは資料請求!
・ヒューマンアカデミー
・ユーキャン
・AVIVA