男性が気をつけるべき結婚式のNGマナー6選! 服装&振る舞いの注意点は?
結婚式にお呼ばれしても、マナーに無頓着な男性が多い!これは、私が1000件以上の結婚式を見てきて感じている正直な気持ちです。しかしこれは、仕方のない部分があります。なぜなら男性同士だと、そういうマナーの話をする機会が少ないから。とはいえ男性にとっても、結婚式のマナーは大切なもの。恥ずかしい思いをしないよう、最低限のマナーは心得ておきたいものです。
社会人になった際、特に男性は仕事上のお付き合いが重要になってきます。取引先、あるいは会社の先輩・後輩から結婚式に呼ばれたら、どのように振る舞うのか。特別に素晴らしく振る舞う必要があるというより、マナー違反をしないということが大切です。大学生のうちにぜひ、結婚式のマナーをチェックして知識を身につけましょう。
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1)男性の見た目マナー
第一印象は“見た目"が大切。これは男女を問わず言えることです。しかし見た目について、男性は女性より比較的やさしいマナーのため、「守られて当然」と見られることもあります。ここでは「これで間違いはない!」という服装マナーをご紹介しましょう。
<スーツの色、形、柄>
男性が友人や同僚として結婚式に参加する場合、黒や紺、グレーなどの略礼服での出席が基本です。普段仕事で着ているくたびれたスーツや、リクルートスーツはふさわしくありません。スリーピースのスーツがフォーマルですので、基本的には1着を結婚式用に持っておくと良いでしょう。
そしてカラースーツもNG。結婚式は黒・紺・グレーなどのダークな色を選ぶのがマナーです。白やピンクなど、明るい色は派手過ぎるためふさわしくありません。カラー以外にも、アニマル柄は殺生をイメージさせるので避けてください。ワンポイント気づかいとして、もし新郎様のタキシードの色が分かっていれば、それは事前に避けておくと無難でしょう。
<インナーシャツ>
レギュラーカラー【白の襟つき】か、セミワイドが無難でしょう。少しおしゃれを楽しむという観点なら、淡い色は問題ありません。例えば薄いピンクなどのパステルカラーで楽しむことは、新郎様より派手にならない範囲で良いかと思います。ただし派手すぎる色(原色)や黒色は避けましょう。そしてスーツと同様、派手すぎる柄やアニマル柄は厳禁です。
チェック柄、ストライプ柄などカジュアルすぎるものもNGとされています。ただし、最近の結婚式ではカジュアルさを求めた結婚式やナイトウエディング、レストランウエディングがあります。そういう時には、むしろ少しカジュアル志向を望まれる場合があるでしょう。その際は、あらかじめ友人などと相談しておくことをお勧めします。
<ネクタイ、ネクタイピン、蝶ネクタイ>
ネクタイの色は白や薄いシルバーなど、シャツと同様にで淡い色であれば大丈夫。黒は喪のイメージ、アニマル模様は殺生のイメージがあるため避けましょう。ネクタイなど小物でおしゃれを楽しむのであれば、ドット柄やストライプであれば問題ありません。尚、蝶ネクタイは小さいので黒や紺の暗い色でも良いでしょう。シャツと同様にカジュアルな結婚式では、おしゃれなモチーフとして蝶ネクタイの人気が高まっています。
<靴、靴下>
基本的に、黒の皮靴のエナメル素材、いわゆるストレートテップ、プレーントゥーが無難でしょう。その際は合わせる靴下も黒がマッチします。白はちぐはぐな印象を与えるので、避けておいたほうが無難です。尚、スニーカーソックスのような短いソックス、素足は厳禁となります。
靴の種類で避けたいのが、ローファーやスニーカー、ブーツなどカジュアル過ぎるもの。また、型押しやスエードなど殺生をイメージさせるものは避けておきたいところです。男性は結婚式に限らず「足元に品性がでる」と言われます。きちんと磨かれた靴を履いて出席すれば、良い印象がぐっとあがるでしょう。
<小物>
ネクタイピンやポケットチーフなど、一点おしゃれな部分があると素敵です。ハットや帽子類に関しては着用して構いませんが、両親への挨拶、また食事の際の着用は失礼に当たります。着用するのであれば、時と場合を読むことが大切です。