学生&若手社会人30人に聞いた! いつまでも新鮮な気分で学生生活を送る秘訣【学生記者】 4ページ目
マンネリ、飽きをポジティブに転換期として捉えるという意見も多々ありました。
・飽きたのはもっと楽しそうなことにシフトチェンジするチャンス。いろんなことに手を出してみた結果、自分の道を定める手助けになった(男性/大学4年生)
・やるならやる、やらないならやらないを意識しながら、そのとき興味あることにどっぷりつかって、それがひと段落したら別のことに打ち込み始めると飽きない(男性/社会人)
停滞の時間は充電であり、新たな目標を見つけるまでの過渡期。余裕があるということで、何かと模索できます。一つの扉が閉まるときは新たな扉が開いているはず。自分の可能性を探すチャンスです。放射線状に興味関心を広げて、とりあえず当たったところに進んでいくのもありです。直感でいいな、と思ったことが今思えば自分の根本に繋がっていた、ということは往々にして起こります。とりあえずできる範囲で、ちょくちょくいろんな新しいものを取りこむ。その上でメリハリをつけながら日々を楽しむことが大切なようです。
◆飽きたなんて言ってられない! 日記を書いて日々の積み重ねの大切さを感じるべし!
同じ日は二度と来ないように、日々違うことが起きているのにどうして飽きるのでしょう? 「毎日を意識的に生きていないのでは?」というコメントがあり、グサリと心に刺さりました。毎日を意識して生きるために、私はルーチンワークの「飽き」に抵抗する手段としての日記を書くことにしようと思います。たとえ今、なんとなくつまらない、もの足りなさを感じていても、それは今限定の話。でもそれは忍耐や継続といった地道な努力の中にキラリと光る新たな気づき、で克服できるものなのかもしれません。今日あったこと、うれしかったことを書く日記を始めたので、新しいことに対してのアンテナの感度を上げていこうと思います。道端にきれいな花が咲いてるのを見つけただけで、少しいい気分になるまでの境地!
また、毎日積み重ねて同じことをしていると落ち着くよ、とのアドバイスも。日記もそうですが、目に見えて毎日何かを積み重ねていると安心しますよね。『コツコツ英語の勉強やれよ』という先生からのお説教も今になって胸に響きます。英語や語学の勉強だけでなく、筋トレや楽器の練習、料理、片付け、色んなことに応用できそうですね。
◆飽きたからって、そんなに焦らなくてもいいんじゃない?
ここまでいろいろと書いてきましたが、最終的にはこのコメントに尽きるのではないでしょうか?
・飽きるのは仕方がない。また楽しくなるときもあるんじゃない?(女性/短大3年生)
好きなことはずっと好きでたまらない、と思うけど飽きるときもある。でも時間が経ってからやっぱり好きだなぁ、と思ったりするかもしれないですよね。「自分の道はタイミングが来れば決まるから焦らないで」そう励ましてくれる人もいて、少し楽になりました。The Beatlesの「Let it Be」を聴きながら、自分だけのすてきな大学生活を送れるように前を向いて進んでいきたいと思います。
文・ゆっこ