これなら名作になる? ハリウッドで実写映画化したらうまくいきそうな漫画7選 2ページ目
主人公・藤沼悟は売れない漫画家。彼には「再上映(リバイバル)」と呼ばれる特殊な能力がありました。直後に起こる悪いことが解消されるまで、その悪いことが起こる前に繰り返しタイムスリップしてしまうのです。母親の死が原因で1988年-2006年を繰り返すことになり……。
舞台をアメリカに置き換えて、例えば主人公を40代に設定し、ハイスクール時代にタイムスリップするというふうにしても物語のエッセンスは失われないのではないでしょうか。タイムループものはアメリカのTVドラマ・映画でもしばしば見られます。ドラマチックで切ない物語は好評を博すのではないでしょうか。
●『ヒストリエ』岩明均
世界史に残る大帝国を築いたアレキサンダー大王。その秘書官を務めたエウメネスの波乱に富んだ人生を描きます。古代ギリシアの最後の輝きと新興国マケドニアの勃興など、古代オリエント世界が魅力的に描写された作品です。
アレキサンダー大王、その父親の時代ですので舞台としての魅力は十分。また、岩明先生の描くエウメネスは賢くて心が強い人ですから、彼が自分の智恵で数々の困難を乗り越えていくストーリーは世界中で好まれるのではないでしょうか。古代の合戦というスペクタクルな見せ場もありますし、実写映画向きでは!?
漫画の実写映画化というと、「いくらハリウッドでも……」と否定的な意見が聞かれるもの。その上、企画があってもなかなか作品にならなかったりします。あなたは、ハリウッドで実写化してほしい漫画というと、どんなタイトルを挙げますか?
(高橋モータース@dcp)