なんで足が痛くなるのに履くの? バレエ経験者が教える、トゥシューズの秘密【学生記者】 2ページ目
……なります(笑)。痛いなと思っていたら、指から血が出ていたなんてことも。皮膚がめくれて、まだ再生ができていないのにまた踊らなくてはいけないときが一番痛いです。小さいころは特に、この状況で練習をする時は心が泣いているような状態でした(笑)。しかし、本番ではなぜか笑顔で踊れてしまうのが不思議なところ。テーピングと気の持ちようがカギになって痛みを忘れ、踊るのが楽しく感じます♪
■痛いのに……トゥシューズで踊るメリットって何?
イメージとしては、女性がおしゃれをするときにヒールと履くのと似ています! バレエだと会場の後ろまでお客様がいらっしゃるので、つま先で立つことでより自分を大きく見せることができます。足の長さもバレエではきれいに見えるポイントなので、足がとても長く見えることもトゥシューズで踊るメリットとなっています!
いかがでしたでしょうか? トゥシューズについての豆知識をご紹介しましたが、みなさんの疑問は解けたでしょうか。私もたまになんで足がいたくなるのにトウシューズを履くんだろう……と思ったりしますが、踊りだすと楽しいんですよ! これは本当です(笑)。みなさんにも、この記事を通してバレエの魅力が少しでも伝わったなら幸いです!
<大学生のまずこれステップ>
1. トゥシューズはどんなものなのかを知ろう
2. トゥシューズの種類やどのように履いているかを知ろう
3. バレエの中でのトゥシューズの役割について知ろう
文・山本なほ