賞金がゲットできる所も! 全国の変わり種バッティングセンター4選
ストレス解消に最適なバッティングセンター(以下バッセン)。デートでキャッキャと鼻につくカップルもいれば、「何があったんだ…」と心配になるほど黙々とひとりで打ち込む女性がいたりと楽しみ方は様々。一般的なバッセンはプラスでストラックアウトがある程度。
しかし全国には、ひと工夫で人気の施設も。そこで今回は、ちょっと変わり種のバッセンを紹介します。
■茨城県水戸市『駅南バッティングセンター』で賞金ゲット?!
バッティングコーナーは球速70キロから、162キロまで、充実のピッチングマシーンを完備。ストラックアウトやスピードガンも楽しめる、このバッセン。最も特徴的なのは、的当てによる景品。バッティングコーナーでは、3塁打、2塁打、ヒット、アウトの的があり、それぞれボールを当てると景品ゲット。中でもホームランは、なんと賞金1000円! さらにストラックアウトのコーナーで、パーフェクト賞は、なんとなんと5000円! 両賞とも女性の達成者もいるそうです。
■埼玉県狭山市『狭山バッティングセンター』で汗だく守備練習!
やや古めかしい施設ですがバッセンとして設備は充実。というのもなかなか珍しい本格的な「守備練習場」があるんです。テニスコート半面ほどのネットに囲まれた施設で、正面から飛んでくるボールをキャッチ。そのボールも上下左右に散ってくるのでさながらノックを受けているよう。ゲーム終了後、捕球し損ねたボールを片付ける作業もまた、楽しいとの噂も。
■北海道札幌市『西宮の沢バッティングパーク ピッチャーガエシ』で鬼退治?!
バッティングコーナーは様々な球速、変化球マシーンがあり、トスマシーンもある充実設備。中でもユニークなのが『鬼退治』。従来のバッセンにあるホームランの的のように、前方ネットに赤鬼と青鬼の的があります。その的目がけ5球、手投げでボールを投げ込み、見事、直撃させれば景品がもらえます。
■福岡県北九州市『三萩野バッティングセンター』には、世界最速のマシーン!
標準的なバッティングコーナーもありますが、ユニークな設備も。バッティングフォームやピッチングフォームを撮影してくれたり、投球シミュレーション『二死満塁』では、自分がピッチャーとなり投球。ストライクゾーンに投げ込み、三振を奪えば景品がもらえます。中でも特筆すべきは、世界最速のピッチングマシーンがあること。日本人最速は日ハムの大谷投手が記録した163キロですが、このバッセンの球速は、なんと230キロ! 200人以上が挑み、ヒットの的に当てたのはわずか3人だけだそうです。バットに当てるだけすごいですが…。
変わり種バッセン、いかがだったでしょうか? マシーンの底力で球速230キロを出すバッセンもあれば、従来の設備でひと工夫し人気となる鬼退治や賞金制度。チャレンジャーは女性も多いようなので、近くに住んでいる方は、デートやストレス発散に挑んでみるのもいいかもしれませんね。
文 佐藤充