「フィッシュソーセージ音頭」「バロディウス音頭」……こんなのあるの!? と驚くヘンな音頭11選
「音頭」は日本のダンスミュージックといっていいのかもしれません。「盆踊り大会」があるためなのか、日本では「音頭」の楽曲がたくさんあります。その中には「?」と思ってしまうものも! 今回は面白い音頭の楽曲をまとめてみました。
●『パロディウス音頭』コナミ矩形波倶楽部
名作横スクロールシューティングゲーム『グラディウス』のパロディー版『パロディウス』に使用された楽曲です(『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』)。
●『ルパン音頭』三波春夫
ルパン三世の劇場用アニメ第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』のエンディングで使われた曲です。三波春夫先生の声が心地良い名曲。
●『地球(ポコペン)侵略音頭』オンド☆ガール meets ケロロ小隊
アニメ『ケロロ軍曹』のエンディングで使われた楽曲です。作詞はダンス☆マン、作曲はケロロ軍曹、編曲は宇宙音楽研究会となっています。
●『フィッシュソーセージ音頭』フィッシュマン☆ブラザーズ
フィッシュソーセージの良さを音頭で歌い上げた楽曲です。かわいらしいアニメ付き版をご覧になっていただきたいところです。
●『命音頭』ゴルゴ松本 with レッド吉田(from TIM)
フジテレビの深夜番組『千枚CD』の番組内企画から生まれた一曲。ゴルゴさんの芸「命」を題材にした音頭で、作詞はあの秋元康先生が担当しています!
●『1+1の音頭』水前寺清子
1970年にリリースされた曲で、作詞は星野哲郎先生、作曲は鈴木邦彦先生という大御所布陣。水前寺さんらしい前向きで明るい曲になっています!
●『覚醒(かくせい)剤音頭』THE TIMERS
忌野清志郎に似たゼリーなる人物率いる「THE TIMERS」が放った問題音頭です。「THE TIMERS」には他にもアナーキーな楽曲がたくさんあります。
●『怪獣音頭』ハニー・ナイツ
作曲は『ドラゴンクエスト』シリーズでおなじみの、すぎやまこういち先生。歌詞には『帰ってきたウルトラマン』の怪獣の名前がたくさん登場します。ちなみに同タイトルで、怒髪天の『怪獣音頭』、森明子の『怪獣音頭』もあります。
●『アキラのもったいない音頭』小林旭
2006年にリリースされた楽曲で、当時「もったいない」という言葉に注目が集まっていました。マイトガイは21世紀も健在なのです!
●『南たいへいよ音頭』サザンオールスターズ
サザンに音頭の楽曲があるというと驚くかもしれません。これは1983年のアルバム『綺麗』(きれい)の11曲目に収録されています。作詞・作曲は関口和之さんです。
●『ハワイ音頭』殿さまキングス
ハワイだからハワイアンなのでは……と思いきや、まさかの音頭なのです。歌詞ものんびりとしたもので、南洋のゆったりした雰囲気たっぷりです。ちなみに殿さまキングスには『ブラジル音頭』(1983年)という楽曲もあります。
音頭には面白いものが多く、他にもビートルズの有名曲『Yellow Submarine』を金沢明子さんが歌った『イエロー・サブマリン音頭』、松平健さんの『マツケンサンバII音頭』という音頭なのサンバなの、といった楽曲があります。これからも面白い音頭はどんどん作られるのではないでしょうか。
(高橋モータース@dcp)