- 開催日時
- 2021年01月27日(水) 10:00〜17:30
- 開催場所
- ご参加いただける方にのみ1月22日(金)頃にZOOMミーティングURLを送付致します
- 募集人数
- 18名
- 申込締切
- 2021年01月27日(水) 10:00
実は「ファンクションキー」(Fキー)がすごい! 覚えておきたい便利なショートカットキーまとめ
「ファンクションキーって意外に使ってないかも…?」
キーボートの上に並んでいる「F1」や「F12」と書かれたキー。これは「ファンクションキー」といって、とっても便利なショートカットキーなのです。使っていないのならもったいない!是非この機会に使い方をマスターしましょう。
また今回はファンクションキーの他に、よく使われる「Shift」や「Ctrl」を使ったショートカットについても取り上げます。学生のみなさんもレジュメやレポート作成などで大幅効率UP間違いなし。最初に押さえておきたい基本的なショートカットを中心に解説しますので、是非参考にしてみて下さい。
注)今回の内容はWindowsPCを対象としています。MacPCは当てはまらない点が多いことをご了承下さい。
これは便利!まず覚えたいショートカットを厳選!
ファンクションキーについて詳しくお伝えする前に、「まず覚えたいショートカット」を厳選してまとめました。特に初心者さんにはイチオシ!気になったものから一つずつ覚えてみてはいかがでしょうか。
F7 | 全角カタカナにする |
F9 | 全角アルファベットにする |
F10 | 半角アルファベットにする |
Ctrl+C | 選択したものをコピー |
Ctrl+V | ペースト(貼り付け) |
Ctrl+Z | 操作を1つ戻す(取り消し) |
Shift+マウス左クリック | 起点から終点まで範囲選択 |
Shift+スペース | 半角スペースをいれる |
では次からは話を戻してファンクションキーについてお伝えしていきます。
ファンクションキーってそもそも何?
ファンクションキーとは、英語の「Function=機能」という単語が由来。直訳すると「機能キー」ということになります。「ここに色々な機能が用意されていますよ!」という意味ですので、使わない手はありませんね。
ファンクションキーは大きく分けて2種類あります。
・F1〜F12と書かれたキー:キーボードの最上部に鎮座
・Fnキー:ノートPCのキーボードの下の方、あるいは端にあることが多い
一般的にはF1〜F12のことを「ファンクションキー」と呼び、Fnキーは「エフエヌキー」と呼ぶことが多いようです。ちなみにFnキーはそれ単独で使うことはなく、F1〜F12などと一緒に使われます。
パソコンには様々なショートカットが用意されている
ファンクションキーのようにボタン一つ、あるいはキーボードの簡単な組み合わせでパソコン操作ができる機能を総称して「ショートカット」といいます。マウスやタッチパッドであれこれ操作しなくても一瞬でパソコンが反応してくれる、つまりショートカットできる、というわけですね。
ショートカットの代表的なものは「Shift+○」「Ctrl+○」などが挙げられます。これらを使いこなせば、パソコン作業の効率UP。一つ一つは小さな動きですが、積み重なると大きな時間短縮になることも!後ほど色々なショートカットをご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
ファンクションキー(Fキー)のショートカット
ではまず本題のファンクションキー(Fキー)について解説します。使い方は該当のキーを一つ押すだけなので簡単!すぐにでも使ってみましょう。
・F1:ヘルプ表示
・F2:ファイル名の変更
・F3:ファイルまたはフォルダを検索
・F4:使用中のウィンドウのアドレスバーを表示
・F5:ウィンドウを更新
・F6:平仮名にする
・F7:全角カタカナにする
・F8:半角カタカナにする
・F9:全角アルファベットにする
・F10:半角アルファベットにする
・F11:全画面表示
・F12:名前をつけて保存
ファンクションキーで特に便利なのは、ずばりF6~F10キー。これらは文字を変換してくれるキーです。使い方としては、文字を入力したら確定の前にキーを押すだけ。特にカタカナに変換してくれるF7キーは文章を作成する際には必須と言えるでしょう。
ファンクションキーのブラウザでの使いこなし術
ブラウザとはホームページなどのwebサイトを見るためのソフト。Internet ExplorerやGoogle Chromeなどがよく知られています。ネット通販や調べ物など、出番の多いブラウザにおいて、ファンクションキーはどのような場面で使えるのでしょうか。
記事内を検索したい
調べ物で長い記事を読んでいると、「私が知りたいことはどこに書いてある?」とじりじりしてしまうことがありますよね。そんな時に便利なのが『F3』。前述のとおりF3には検索機能がついています。ブラウザでF3を押下すると検索ボックスが起動しますので、知りたい単語で検索!知りたかった所まで即座にジャンプしてしまいましょう。
色々なワードで検索をかけたい
ネットで調べ物をしていると、「まずはこのワードで検索」「やっぱりこっちのワードで検索し直し」なんてことが出てきます。そんな時に便利なのが『F6』。ブラウザ使用中にF6を押下すると、なんとアドレスバーが瞬時にフォーカスされる(=カーソルが移動して編集モードになる)のです!後はそのまま検索ワードを入力すればOK、手間なしですね。
Fnキー(エフエヌキー)のショートカット
Fnキー(エフエヌキー)はすべてのパソコン・キーボードに付いているわけではありません。例えばノートパソコンなど、横幅が狭いキーボードの左下あたりに設置されている場合が多いです。
また、Fnキーでできることも特に決まっているわけではなく、メーカーや機種によって異なりますので気をつけてください。使い方をイメージしやすいように、WindowsPCの一例をご紹介しておきます。
・Fn+F2:スピーカーやヘッドホンの音声を入れる/切る
・Fn+F3:スピーカーやヘッドホンの音量を下げる
・Fn+F4:スピーカーやヘッドホンの音量を上げる
・Fn+F5:液晶ディスプレイを暗くする
・Fn+F6:液晶ディスプレイを明るくする
・Fn+F7:画面の出力先を外部ディスプレイに切り替える
・Fn+F9:画面に表示された文字や画像などを縮小する
・Fn+F10:画面に表示された文字や画像などを拡大する
・Fn+F12:ほとんどの電源供給を停止し、休止状態にする
(参考:https://www.sony.jp/support/vaio/products/manual/vpccw1/contents/01_har/keyboard/01/01.html)
ちなみにパソコン機種によっては[Fn]の文字に色がついていることも。その場合はFnと組み合わせて使うキーにも、同じ色でマークが表示されていることが多いです。「このマークはFnキーを押しながら使う機能だ」と分かりやすくなっているのですね。良かったらマメ知識として覚えておいて下さい。
ファンクションキー以外のショートカットいろいろ
ファンクションキー以外にも、いろいろなショートカットがあります。ここからは、そんなショートカットの一例をご紹介していきます。
Ctrl(コントロール)キーのショートカット

・Ctrl+A:文字、ファイル、フォルダなどを全てを選択
・Ctrl+C:選択したものをコピー
・Ctrl+V:ペースト(貼り付け)
・Ctrl+X:切り取り
・Ctrl+Z:操作を1つ戻す
・Ctrl+S:上書き保存
・Ctrl+P:印刷
・Ctrl+F:検索
「コピー&ペースト」通称「コピペ」も、ショートカットキーだけで行えます。他にも文章を打ちながら、印刷や保存などの作業ができるのも便利ですね。
Shift(シフト)キーのショートカット

・Shift+マウス左クリック:起点から終点まで範囲選択
・Shift+Delete:ファイルを完全に削除
※この方法で削除したファイルは元に戻せないので注意!
・Shift+Ctrl+Esc:タスクマネージャーを開く
・Shift+Caps Lock:アルファベットの大文字と小文字の切り替え
・Shift+←↑↓→(矢印キー):文書中の文字やファイルの選択
・Shift+スペース:半角スペースをいれる
・Shift+ひらがな:カタカナ入力モードに切り替える
半角スペースのショートカットは便利。体裁をちょっと調整したい時などに重宝しますよ。
まとめ
今回はファンクションキーを中心に、色々なショートカットについてお伝えしてきました。ショートカットを覚えておけばマウスの出番が減り、作業がグンと楽になります。
組み合わせを覚えるまでが少し大変ですが、覚えてしまえばその便利さをすぐに実感できるはず。これからレジュメやレポートを作成するときには、ぜひショートカットキーを使いこなしてみて下さいね。