空気を読みすぎて失敗した経験「何でもいい→それが一番困る」「同調→ほんとにそう思ってる?」 2ページ目
■よかれと思って言ったのに
・「彼女が眠そうだったから『もう寝るね』と言って寝ようとしたら、『あなたは私を愛してない!』と言って怒られた」(男性/31歳/食品・飲料)
・「義理の母との会話で否定はしないほうがいいかと思い、なんでも肯定して答えていたら、『○○さん、本当にそう思ってる?』と突っ込まれてしまった」(女性/27歳/小売店)
義理のお母さんは、もう少し本音で接してほしかったのかも?
■余計な一言が招いた悲劇!
・「同僚が恋愛のことについて話してきて、うざいと思いつつも『恋愛いいですね~』みたいなことを言っていたら、合コンにつき合うハメになった」(男性/28歳/情報・IT)
・「好きでもないことを、空気を読んで好きですと言ったら、そのイベントに巻き込まれ苦痛だった」(女性/32歳/金融・証券)
思ってもいないことは、やはり口に出すべきではありません。「いいですね」「好きです」と言った手前、あとで断ることはできませんから。
■余計な気遣いだったの?
・「出張の手配をする担当の人にお土産を持って行ったら、そんなことをする必要はなかったのにと言われた」(男性/44歳/金属・鉄鋼・化学)
・「忙しそうだったので声をかけずに帰ったら、感じが悪かったそうだ」(女性/34歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
挨拶は、たとえ相手が忙しそうでも、きちんとするべきでしたね。
■知ったかぶりは危険!
・「まったく知らない話題で盛り上がっていたので、知ったかで参加したらバレて恥をかいた」(男性/26歳/農林・水産)
むしろ、こんなときは「何それ! 知らない!」と言った方が、場が盛り上がって良かったのかも。
「空気が読める」というのは社会人には欠かせない能力だと思いますが、何ごともやりすぎは禁物。かえって相手に迷惑をかけてしまったり、怒らせてしまったりすることもあるようです。一人の大人として社会でうまくやっていくって……。本当に難しいですね。
文・OFFICE-SANGA 森川ほしの
調査時期:2015年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人400人(インターネットログイン式アンケート)