恐るべし都市伝説! ネットのない時代に全国に拡散した噂「口裂け女伝説」「トイレの花子さん」
今ではちょっとしたことでもインターネットによって簡単に広まってしまいます。特に悪い噂なんかは、それっぽく書いてあるだけでどんどん拡散されてしまうものです。しかし、ネットのない時代にも、全国区の噂がありましたよね。そこで今回は、クチコミによって全国に拡散した昔の噂を読者に聞いてみました。
■時代を感じる?
・「口裂け女伝説。ポマードと唱えると逃げていく」(女性/28歳/商社・卸)
・「口裂け女。もし会ってしまったら『ポマード』と10回言うと逃げる」(女性/44歳/食品・飲料)
昭和50年代の前半くらいに、特に小学生の間で流行しました。誰も見たことがないのに、口裂け女の存在を知らない子どもはほとんどいなかったのでは?
■目撃証言がたくさん!?
・「エルビスプレスーがまだ生きているという説」(男性/32歳/電機)
キング・オブ・ロックンロールと言われたエルビスプレスリー。栄光からの突然の死を、ファンは受け入れられないのかもしれません。
■高給らしいですが……
・「死体洗いのバイト」(男性/35歳/団体・公益法人・官公庁)
医大の解剖実験用に遺体をたくさん沈めたプールがあって、そこのバイトは高額だという噂。大江健三郎さんの小説『死者の奢り』が起源だという説もあります。
■専門の清潔な道具であけましょう
・「耳たぶから白い糸が出てひっぱたら失明する」(女性/32歳/その他)
・「『ピアスの穴を自分で開けて、穴から白い糸のようなものが出て来ると、それを引っ張ったら失明する』というもの」(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)
そもそも視神経は脳に直接つながっていますから、わざわざ耳たぶを経由しているはずがないのに……。子どもにピアスの穴をあけさせないために作られた噂なのかも?