受験失敗した人に聞いた! すべり止め大学でも人生幸せ? 約2割が「今も後悔」
合格の人もいれば、不合格の人もいるのが受験。第一志望の大学に落ちてしまい、すべり止めの大学に進んだ人もいますよね。では、第一志望の大学に進めなかった人は、そのことについてどのように考えているのでしょうか。すべり止めの大学に進んだ社会人76人を対象に調査しました。
■第一志望以外の大学に進学したことを、いまでも後悔していますか?
はい 15人(19.7%)
いいえ 61人(80.3%)
本アンケートでは、約2割の人が第一志望の学校に進めなかったことに対して、後悔をしているようです。では何故そのように思うのか、聞いてみました。
■いまでも後悔している!
・勉強していなかったことで将来の可能性を狭めてしまったから(男性/37歳/その他)
・もっと違う人生があったのではと思う事がある(男性/39歳/情報・IT)
・卒業後の進路が全然違った結果になっていたと思うので、やはり悔しい(女性/27歳/金融・証券)
・就職活動に苦労し、現在の会社にも苦労しているから(女性/34歳/商社・卸)
最も多く見られた意見は、卒業後の進路に関する意見。そこでしか学べない分野や研究があると、就職にも影響して、悔しい思いがいつまでも残りそうですね。では後悔していない人たちは、どういう想いでいるのでしょうか。
■すべり止めだったけど後悔はしていません!
●いまを満足している
・いいところに就職できたから(男性/31歳/電機)
・行かなかったことで今の人生がある(女性/40歳/情報・IT)
・今が良い人生なので(男性/48歳/アパレル・繊維)
・進学した大学ででも十分に満足いく大学生活、就職ができた(男性/47歳/建設・土木)
大学はあくまで過程? いまが楽しければ、大学は関係ないのかもしれませんね。
●不満な部分もあったけど…
・入学した大学もそれなりに良かったから(男性/32歳/医療・福祉)
・4つ受けた大学のうち、ランクは一番下だが、学部は妥協していないので(男性/36歳/機械・精密機器)
・大学自体には後悔しているが、良い経験や良い恋愛ができたのでそういう意味では後悔していない(女性/28歳/機械・精密機器)
・残念ではあったけれど、それをばねに頑張れた(女性/28歳/学校・教育関連)
すべり止めだって自分で選んだ大学ですもんね。心残りはあっても、進んだ道に後悔はないようです。