上場企業の約半数は実施。企業のインターンシップ開催動向
企業研究や経験のため、実際のエントリーが始まる前にインターンシップに参加しようと考えている学生も少なくないはず。
マイナビ調べによると、国内優良企業2,057社のうち2015年卒の学生に向けて、この夏から秋口にかけて「インターンシップを行う」と回答した企業は37.8%(対前年比+5.1pt)で、前年よりも増加傾向にあるという結果になった。
上場企業では47.9%(対前年比+7.0pt)とほぼ半数の企業がインターンシップを実施。また、インターンシップ実施予定企業のうち、受け入れの際選考を行っているのは29.2%となっている。その選考方法はエントリーシートが74.0%で最多だが、面接を実施するという企業も35.8%と多い。ちなみに、インターンの学生に日当を払っている企業は6.2%と少なく、日当の平均金額は3,193円だった。
2016年卒では広報活動開始時期が12月から3月に3ヶ月後ろ倒しとなるが、2016年卒のインターンシップ開催予定時期は2015年卒と同時期である「夏休み」という回答が多く33.4%。ただし、時期未定という回答も52.9%と多かった。
インターンを実施する企業が増えれば、学生にとってはそれだけチャンスも広がるということ。志望業界や企業研究にも役立つので、気になる企業がある人は、早めに情報をチェックしてみては。
【調査名】「2014年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」
【調査方法】回答用紙郵送後、WebまたはFaxで回答受付
【調査期間】2013年8月1日(木)発送、8月30日(金)受付締切
【送付対象】国内優良企業8,000社
【回答数】2,057社