Excelでコピーをするとコピー範囲を示す枠線がつきますが、コピー完了後も表示が消えずに悩んだことはありませんか。実は、一瞬で消す方法があるんです。そのほかにも、セルについた枠線や罫線を非表示にする操作などをまとめてご紹介します。
コピー完了後にも表示され続ける点滅する枠線は、文字を入力したりすると消えますが、もっと簡単な方法で解除することができます。
(1)コピー&ペースト後も、コピー元についている点滅する枠線は消えません。
(2)キーボードの「Esc」キーを押しましょう。それだけで、解除完了です。
なお、点滅する枠線が表示されている間は、何度でも同じ内容をペーストできます。
複数個所にペーストしたい場合は、すぐに枠線を消さずにそのままペーストを繰り返し、それ以上ペーストする必要がなくなった時点で、解除するとよいでしょう。
コピー元のセルをそのままコピーしてきたら、不要な罫線ごと貼り付けられてしまい、あとから罫線だけちまちまと消す…といった煩雑な操作をしていませんか。
そんな時は、罫線だけを除いてコピーする方法が便利です。
(1)罫線つきのセルをコピーし、コピー先のセルを選択。
(2)Excelメニュー「ホーム」→「貼り付け」の▼→「罫線なし」アイコンを選択。
(3)罫線を除いて貼り付けされました。
セルの区切りを示す薄いグレーの枠線。初期状態では必ず表示されますが、次の操作で非表示に変更することができます。
(1)Excelメニュー「表示」→「目盛線」のチェックを外す。
(2)グレーの枠線が非表示になりました。
この方法ではすべての枠線が非表示になります。一部の枠線だけを非表示にしたいときは、範囲を選択し、Excelメニュー「ホーム」から、セルの塗りつぶしの色を「白」に設定しましょう。
セルを白に塗りつぶすことで枠線が見えなくなります。
コピー範囲を示す枠線、セルに付けた罫線、セルの区切りを示す目盛線、エクセルで登場する様々な線を非表示にする方法をご紹介しました。線が邪魔で困っているときは、それぞれの方法を試してみてくださいね。
(学生の窓口編集部)