Excelで書式や数式だけをコピーしたい! 数式の参照元の設定方法は?

2019/09/10

ITスキル

背景色がついたセルのテキストだけコピーしたい、セルの書式だけ残してコピーしたい。今回は、数式をコピーする際の注意点とあわせてご紹介します。

セルのテキストだけをコピーしたい

まずは、セルに入力したテキストだけをコピーする方法からご説明します。

(1)対象のセルをコピー(「Ctrl」+「C」キー)したら、コピー先のセルを選択し、Excelメニュー「ホーム」→「貼り付け」の▼を選択。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(2)貼り付けオプションの一覧が表示されるので、「値」アイコンを選択。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(3)背景色などは解除され、テキストのみがコピーされました。

エクセル   書式 数式 残してコピー

セルの書式だけをコピーしたい

次は、セルの背景色やフォントの色といった書式だけをコピーしたい場合の操作です。

(1)対象のセルをコピーし、コピー先のセルを選択したら、前述の手順で貼り付けオプションの一覧を表示→「書式設定」アイコンを選択。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(2)書式だけがコピーされました。

エクセル   書式 数式 残してコピー

セルの数式だけをコピーしたい

セルの数式だけをコピーしたいときは、貼り付けオプションの「数式」で貼り付けましょう。

エクセル   書式 数式 残してコピー

ただし、数式の中に「セル参照」が含まれているセルをコピーする場合は、注意が必要です。
「セル参照」とは、数式の中でセル番地を指定することで、セル内の数値を計算に使うこと。
セル参照のコピーは、コピー先に合わせて参照先を変動させる「相対参照」か、常に特定の参照先に固定させる「絶対参照」かで、方法が変わってきます。

セル参照を残したまま数式をコピーしたい

セル参照を固定してコピーする場合は、コピー元の数式にあらかじめ、「絶対参照」であることをしめす「印」をつける必要があります。詳しく見ていきましょう。

(1)この表で、E5~10までの「小計」に対して、C2の「手数料率」をかけて手数料を算出する場合、F5~F10までの「手数料」に入るのはE5*C2、E6*C2…のように、セル参照を使った数式になります。
注目すべきは、「小計」のセル番地は変化するのに対し、「手数料率」のC2は常に固定であること。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(2)F5の数式「E5*C2」を、C2のセル参照を固定した状態でコピーしてみましょう。
まず、F5のセルを入力状態にし、「C2」にカーソルを合わせてキーボードの「F4」キーを押します。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(3)数式が「E5*$C$2」に変化しました。この「$」マークが、絶対参照であることの目印です。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(4)この状態で、F5のセルをコピーし、貼り付けオプションの「数式」でF6セルに貼り付けてみます。

エクセル   書式 数式 残してコピー

(5)「E6*$C$2」の数式がコピーされ、絶対参照での数式のコピーができました。

エクセル   書式 数式 残してコピー

相対参照で数式をコピーしたい

相対参照で数式をコピーする場合は、絶対参照のようにコピー元に「印」をつける必要はありません。そのままコピー&ペーストで操作完了です。

エクセル   書式 数式 残してコピー

たとえば、このようにE5の「価格」×「数量」の数式「C5*D5」をE6のセルにコピーした場合は、数式が「C6*D6」に自動的に変わってペーストされます。

まとめ

テキストや書式だけのコピーは単純な操作ですが、数式のコピーは、絶対参照、相対参照という概念が登場するので少し複雑です。セル参照は数式を扱うときの基本事項なので、この機会に理屈を覚えておくとよいでしょう。

(学生の窓口編集部)

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