2020年01月20日 更新

一人暮らしにおすすめの洗濯機はコレ! 選び方のポイントもご紹介

一人暮らしでいい洗濯機を選ぶことは非常に重要。炊事、掃除と並び必須の家事である洗濯。日々の生活の中で繰り返し行わなければならないので、面倒に感じて洗濯がなおざりになる可能性があります。そうならないようプロの家電販売員が一人暮らしにおすすめの洗濯機を紹介します。「縦型とドラム式のどっちがいいの?」「乾燥付きの方がよい?」などさまざまな疑問にお答えしつつ、自分にぴったりの洗濯機選びをサポートします。

gettyimages (21417)

「縦型」か「ドラム式」か?まずは洗濯機のタイプを選ぼう

洗濯機は大別してこちらの2種類に分類されます。初めての一人暮らしでは、実際に自分一人で洗濯機を使用するのは初めてという方もいると思います。そういった方には「縦型」と「ドラム式」一体どちらの洗濯機がいいのでしょうか。

「縦型」は洗浄力が高く初期費用が抑えられる

【長く使うならインバーター式がおすすめ】
縦型の洗濯機は種類が多く、価格もピンからキリまでです。大きく分けるとインバーター式かノンインバーター式かで価格に開きが見られ、インバーター式の方が高価です。

インバーターとはモーターの回転数を調整してくれる機構のことで、付いているかどうかで電気代に大きな差が生じます。導入コストを取るかランニングコストを取るかは難しいところですが、長期間使う予定であればインバーター式、2~3年程度の使用が予想されるのであればノンインバーター式で問題ないでしょう。

【乾燥機能は使用に注意】
また、縦型にも乾燥機付きのモデルがあります。温風乾燥なので、ヒーターを使用した乾燥になり電気代がかかってしまうことと、縦型の槽で乾燥を行うため洗濯物が多いと乾燥ムラや変なシワや癖が付いてしまうことが多い点に気を付けましょう。

すべての洗濯機に搭載されている風乾燥ですが、これは未加工の風を少し当てて洗濯物をほぐしやすくしたりする程度のものです。乾燥機能とは異なりますのでご注意ください。

「ドラム式」は乾燥機能が高くランニングコストが抑えられる

毛布やタオルケット、シーツなどの大型の洗濯物を洗うだけなら縦型でも可能ですが、それを干すとなった場合にスペースの限られた一人暮らしの物干し台では難しい場合があります。容量の大きなドラム式であれば洗濯から乾燥まですべてを1台で行えるので、洗濯物を干すスペースの心配や干す手間が省けます。

また、縦型に比べて容量が大きいものが多いので、毎日洗濯をできない方にとっても大きなメリット。本体が大きく設置できる場所を選ぶのと、導入コストが縦型よりかかる場合が多いのがネックですが、それを補うメリットもあります。

一人暮らしでも予算が許すなら「ドラム式」がおすすめ

購入予算によって変わりますが、予算が許すのであれば10kg程度のヒートポンプ式の乾燥機能を備えたドラム式洗濯機がおすすめです。洗濯物を干す必要がないため、その分の時間を他に回すことができるのは忙しい一人暮らしにとって大きなメリットです。

また、最近では洗剤の自動投入を行ってくれるモデルも登場しており、洗剤の量の加減が分からない初心者の方でもしっかりと洗浄ができるのもうれしいポイント。家事が楽になるという観点から非常におすすめです。
gettyimages (21418)

洗濯機の容量は洗濯する頻度を踏まえて決めよう

洗濯する頻度と洗濯物の多さによって洗濯機のおすすめ容量は変わります。もちろん大は小を兼ねるといいますが、限られた予算の中で少しでも節約をするためには自分にあったものを選ばなければいけません。

毎日あるいは1日おき程度に洗濯するなら5kg

ほば毎日洗濯をするのであれば一人暮らしの場合は5kgで十分です。1日の一人分の衣類は1.5kg程度。そこにバスタオルやハンカチなどを合わせておよそ3~4kgが目安です。

しかし、洗濯物を3日以上まとめるとなると2回に分けて洗濯をしなければならず、どうしても手間と無駄が出てきてしまいます。毎日洗濯ができる自信があれば別ですが、できればもう少し余裕のある大きめの洗濯機の方がいいでしょう。

週に1回まとめて洗濯するなら7kg以上

洗濯物は毎日出ます。例えば、バスタオルはシャワーを浴びるたびに洗濯物になりますし、外着と部屋着を分けている方であればさらに多くの洗濯物が出ます。何かと忙しい大学生の一人暮らしであれば、洗濯は週末にまとめて一気にということもあり、それだけ大きめの洗濯機を用意する必要があります。

店舗に並んでいる洗濯機を見ると分かりますが、実をいうと7kgや10kg程度の洗濯機であれば幅や奥行きはほとんど同じ、高さが若干変わる程度しか外寸は変わらず、金額も大きな開きがありません。
洗濯機は「大は小を兼ねる」を地で行く家電です。少しでも大きいものを選ぶことで洗濯の負担というのは非常に変わってきます。

あわせて注目したい洗濯機の機能とその他の注意点

乾燥機能

乾燥機能は、一部の縦型の洗濯機にも付いており、ドラム式の洗濯機には標準搭載されています。最大のメリットとしては、やはり洗濯物を干す手間がなくなることです。形状記憶加工がされたYシャツなどは乾燥が終わったら取り出してそのまましまえるため、大幅な家事軽減になります。

また、縦型の洗濯乾燥機には、電熱線に風を当てて温風にするヒーター式しかないので電気代が気になりますが、ドラム式の洗濯機の場合はエアコンや冷蔵庫と同じコンプレッサーを使用したヒートポンプ式という方式の乾燥方式があります。こちらであれば電気代が安く抑えられるほか、風が熱くなりすぎないため、衣類へのダメージも抑えられます。

乾燥機能を求める場合は方式まで確認するようにしましょう。

静音機能

一人暮らしでは、賃貸アパートなどの集合住宅に入居する方が多いと思われます。そういった際に一番気を付けたいのは振動や動作音などでの騒音トラブル。壁が薄くて隣に音が丸聞こえの場合はそれが元でトラブルになったりする場合もあります。
そうならないために、なるべく動作音や運転時の振動などが少ないモデルを選ぶことが有効です。

また、どうしても音が抑えられない場合は、防音・防振用のゴムマットを使用するというのも一つの方法です。

設置場所や搬入経路も確認を

洗濯機の搬入の際に経路が狭く運び入れられず小さいサイズのものに変更しなければならない、ということにならないよう搬入経路や設置場所を事前に確認することは非常に大切です。

自分で採寸できるように、洗濯機の寸法が実寸大で記載されているメジャー型のカタログを出しているメーカーもありますので活用しましょう。自分での採寸に自信がなければ、家電量販店などで設置搬入の見積もりを行ってくれるところもあります。そういった手段もうまく利用しましょう。
gettyimages (21420)

洗濯機の人気メーカーとその特徴

洗濯機の人気メーカー5社の解説をします。

日立

「ビートウォッシュ」「白い約束」など昔から高い人気を誇るメーカーです。
大容量の水を循環しながら流し、洗いムラを防いで洗浄力を高めるナイアガラビート洗浄や、独自の形をしたパルセーターなど洗浄力がピカイチ。

ドラム式洗濯機では、大風量で一気に乾かす風アイロンが特徴で、乾燥の仕上がりがフワフワ。洗浄力を求めるのであれば日立は外せません。

パナソニック

洗剤を加圧し泡を作って汚れを浮かせて取る泡洗浄や、取り外して丸洗いできる洗剤ケース、洗濯物を取り出しやすい背面操作パネルなど、細かな配慮がうれしいパナソニックの洗濯機。

ドラム式洗濯機では最初に洗剤自動投入を家庭用洗濯機に導入したメーカーです。ヒートポンプ式の乾燥が非常に優秀で、他のメーカーの公称乾燥時間がおよそ3時間なのに対し、パナソニックは90分前後とうたっています。

家事でしっかり時短をしたいという方におすすめです。

シャープ

穴なし槽が特徴的なシャープの洗濯機です。穴がないと余計な水をためる必要がなく、節水効果が非常に大きいのが特徴です。その反面すすぎに少し時間がかかりますが、洗濯槽の裏が汚れづらくカビなどの心配が少ないのがうれしいところ。

ドラム式洗濯機は前面ミラーコーティングなど、形やインテリア性にこだわったデザインが目立ちます。

節水で節約をしながら洗濯を行いたい方にはシャープがいいでしょう。

東芝

ウルトラファインバブル洗浄という水にミクロの泡を作って洗いを行うのが特徴です。微細な泡は衣類の繊維への浸透性を高め、洗剤の効果を十分に発揮してくれます。

他のメーカーに比べパルセーターや洗濯槽の騒音が小さく、深夜や集合住宅での使用にも適しています。騒音対策をしっかりと行いたい方に非常におすすめです。

ハイアール

大量生産をすることによってコストを下げている中国の超巨大メーカーで、日本国内にも多く流通しています。冷蔵庫や洗濯機、電子レンジに至るまで一人暮らしのものを揃えようとすると必ずといっていいほど目にするメーカーでもあります。

とにかく価格が安く、限られた予算の中でやりくりしやすいのが特徴です。振動や騒音が少し気になりますが、学生生活や出張など限られた期間での使用にはありがたい選択肢です。

一人暮らしにおすすめの洗濯機

日立 ビートウォッシュ BW-V80C


日立の主力機種、ビートウォッシュの8kgモデルです。
洗浄力、静音性などさまざまな面でバランスが取れており、トータルコストでも非常に優れています。また、外寸も縦横60cm程度と小さいのもうれしいポイント。
迷ったらこれ!というおすすめできる製品です。

パナソニック NA-VX3900L


パナソニックのドラム式の洗濯機です。
10kgという大容量、ヒートポンプ式乾燥でランニングコストも軽く、洗濯槽の自動お手入れや泡洗浄などの従来どおりの便利機能はそのままで機能性が年々向上しています。

洗濯機に洗濯物を投入し、スイッチを押すだけで乾燥まで終わってホカホカの衣類が出てくるのを体験すると、なかなか縦型に戻ろうという気にはなりません。時短を意識した非常にメリットのある製品です。

まとめ

人それぞれ洗濯機にかける予算や重視する点も異なります。人によっては洗浄力より形やデザイン性を求める方や、洗濯機はあればいい程度に考えている方もいらっしゃると思います。
ほぼ毎日行う洗濯ですから、できれば少しでも負担を減らしてくれるものの方が購入後のメリットが大きいでしょう。ぜひ家事が楽になる洗濯機を選んでみてください。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

合わせて読みたい

【2020年版】一人暮らしにおすすめの家電特集

【2020年版】一人暮らしにおすすめの家電特集

2020年4月から初めての一人暮らしをスタートする人たちにむけて、「2020年に使いたいおすすめ家電」をピックアップしました。洗濯機、冷蔵庫、掃除機、電子レンジ、炊飯器、テレ...
とりぐら編集部・ぐら
2020.01.23
冷蔵庫の選び方とおすすめ商品をご紹介。プロ家電販売員はこう選ぶ

冷蔵庫の選び方とおすすめ商品をご紹介。プロ家電販売員はこう選ぶ

一人暮らしを始める際、ほとんどの人が用意をするであろう「冷蔵庫」。今回はそんな一人暮らし向けの冷蔵庫の選び方を家電ライターのたろっさがお伝えします。冷蔵庫は本当に様々な機種が...
プロ家電販売員 たろっさ
2020.01.20
一人暮らしのテレビはこれ! 目的別に家電販売員がおすすめをセレクト

一人暮らしのテレビはこれ! 目的別に家電販売員がおすすめをセレクト

最近のテレビは地上波のテレビ番組を見るだけでは無く、様々な活用方法ができるようになってきています。例えばYoutube等のネット動画サービスを大画面で視聴できたり、ノートパソ...
プロ家電販売員 たろっさ
2020.01.20
電子レンジ選びのポイント解説。簡単調理アイテムで自炊の第一歩を進めよう

電子レンジ選びのポイント解説。簡単調理アイテムで自炊の第一歩を進めよう

一人暮らしに必要不可欠なアイテム「電子レンジ」。初めての一人暮らしでどんな電子レンジを選んだらよいか迷ってしまいますね。「単機能レンジ」や「オーブンレンジ」、「スチームオーブ...
とりぐら編集部・とり
2020.01.20
一人暮らしの新生活に必要なものリスト&予算相場! 家具家電の必需品をチェックしよう

一人暮らしの新生活に必要なものリスト&予算相場! 家具家電の必需品をチェックしよう

新生活で揃えたい家具家電製品ををまとめてご紹介! 引越し当日から必要になる必需品、暮らしに必要なもの、あると便利なものまで、予算を含めてリストアップをしました。まだ購入してい...
とりぐら編集部・ぐら
2020.01.20

この記事のキーワード

この記事のライター

プロ家電販売員 たろっさ プロ家電販売員 たろっさ