2019年06月10日 更新

一人暮らしで起こりやすい隣人トラブルと対処法

大学生になって初めて一人暮らしをする人は多いでしょう。一人暮らしではアパートやマンションなどの集合住宅に住むことが多く、上下左右に部屋が接している状況が初めてという人も少なくありません。気をつけたいのが隣人トラブルです。些細な行動が思わぬ怒りを買うことも珍しくありません。この記事では、よくあるトラブルの例や対処法について解説していきます。

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賃貸マンションでありがちな近隣トラブル

騒音

一人暮らしで注意したいのは「騒音」に関するトラブルです。
今まで実家暮らしだった人は、生活音に関して鈍感になりがちです。自分では「大したことがない」と思っている音でも、壁の向こうの隣人からすれば騒音になっているかもしれません。マンションは「自分だけの空間ではない」と自覚し、隣人に気を配って過ごしましょう。

具体的には、トイレやキッチンで起きる「生活音」、ステレオやテレビの「音量」はトラブルの原因となります。また、友達や恋人を招いた際の話し声も大きくなると、クレームが入ることがあります。

異臭

騒音と並んで多いトラブルが「異臭」です。
部屋を清潔にしていないと異臭を放つようになり、ベランダなどを通して隣人にも伝わってしまいます。ゴミの出しっぱなしや水周りの掃除を怠っている場合は要注意です。
住んでいる本人は臭いに慣れてしまうため、気がつかずに過ごしているケースも少なくありません。もし指摘されたら、すぐに対処して、ゴミの管理方法など見直すようにしましょう。

やってはいけないトラブル対処法

マンションの隣人に抗議するとき、「壁を叩く」という方法を試してみる人もいると思います。
確かに、壁を叩くことで相手が反省し、騒音などを止めてくれるケースもあるでしょう。しかし、何に対して抗議されているのか気づかない場合、「壁を叩く」行為そのものが騒音だと思われかねません。また、乱暴に壁を叩けば逆上されることもあります。

同じ意味で、「大声を出す」のも避けたい対処法です。
相手からすれば、「そこまで言わなくてもいいではないか」という印象を受ける可能性があります。そして、隣人に悪いイメージを持たれてしまうと、お互いの「あら探し」のような状態に陥る可能性もあります。その結果、些細な問題にも怒りを覚え、仕返しのように抗議してくる恐れがあるので注意が必要です。

隣人との関係性がこじれてしまうと、マンション暮らしは苦痛になるため、トラブルはなるべく穏便に解決するのが快適な生活を維持するコツといえるでしょう。

隣人トラブルが起こった際の対処法

実際に隣人トラブルが起きてしまったら、効率的かつ平和的な方法で解決を目指しましょう。では、隣人トラブルが起こった際の対処法を3つご紹介します。

大家さんや管理会社に相談する

まずは、大家さんや管理会社に話を聞いてもらうのが一番です。
たいていはこちらのことを明かさず注意喚起がいくようになっています。第三者が仲介してくれることで、相手も冷静に対処してくれます。

警察に相談する

大家さんや管理会社に話しても解決しない場合や、よほど騒音や悪臭がひどかったり、相手が悪意を持っていたりする場合には警察に相談しましょう。
さすがに警察が出てきてまで問題行動を続けようとする人はほとんどいません。相手との関係性がこじれる可能性はあるものの、トラブル自体は早期におさまるでしょう。

場合によっては引越しを検討してみる

いっそ、引っ越してしまうのも選択肢のひとつです。
せっかく見つけた物件を引っ越すのは惜しさやもったいない気持ちになるかもしれません。しかし、精神衛生が侵され続けることを考えれば、時間や体力を削って隣人と張り合うよりも建設的な判断であるといえるでしょう。

トラブル回避!隣の住人を知る方法

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隣人を知ることはトラブル回避につながります。隣人のタイプに合わせて、気をつけるべきポイントが見えてくるからです。では、隣の住人を知る3つの方法を見ていきましょう。

カーテンの色や洗濯物を確認する

外側から隣人の部屋を確認してみましょう。カーテンや洗濯物を見れば、性別がある程度予測できます。ピンクや花柄のカーテンなら女性の可能性が高いので、騒音や臭いには敏感だと考えられるでしょう。

大家さんや仲介業者に尋ねてみる

いっそ大家さんに聞いてみるのもひとつの方法です。大家さんには守秘義務があるので詳しい個人情報こそ聞き出せないものの、性別や年齢層くらいなら教えてもらえます。
大家さんもトラブルは避けたいので、「あの人ならここに気をつけて」といったアドバイスをくれることもあるでしょう。

賃料や構造から判断する

マンションによっては、「女性中心」「ファミリー層」など、入居者が偏っています。
入居者の層がわかればトラブル対策が立てやすいので、賃料や構造を参考にして隣人の特徴を想定してみましょう。
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まとめ

一人暮らしでは、さまざまな不安がつきものです。特に、隣人と良好な関係を築けるかは大きな課題です。相手の行動が気になることもあれば、自分の振る舞いがひんしゅくを買う可能性もあります。

マンション暮らしを始めるにあたり、どんなトラブルが起きる可能性があるか想定しておくことも必要です。そして、いざトラブルが起きても感情的にならず、冷静な対処を心がけ、第三者に相談するなど穏便に済ませる方法を探りましょう。
監修:矢野翔一
暮らしやお金のアドバイザー 宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP)
数々の保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産業務を手掛ける。 引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の様々な悩みに対してアドバイスを行う。

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