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一人暮らしの部屋は収納が少なくて大変。でも収納家具を置くスペースはないからと、素敵な暮らしをあきらめないで。インテリアデザインの仕事に携わる岡部邦行さんは、ホームセンターで手に入るパーツを使って機能的でおしゃれな暮らしを満喫しています。さっそくDIY空間をチェック!
こだわって選んだ部屋を、DIYでより自分らしく
建築系の会社で飲食店の内装デザインに携わる岡部邦行さんは、リノベーション物件に入居して2年。できるだけ天然素材にこだわって物件を探し、天井のコンクリートが剥き出しのこの部屋にたどりついたそう。

岡部さん
賃貸物件は合板のフローリングに、塩化ビニール素材の壁紙、プリント合板の建具を用いることが多いのですが、建築関係の仕事柄か仕上げ素材が気になるんですよね。その点、リノベーション賃貸ブランドREISMのこちらのお部屋は、床は建築現場で実際に使われていた足場板を使っていて。また、天井の石膏ボードを取り払うことで天高が高くなっているので、狭いのに広く感じる点もいいなと思いました。
コンクリート打ちっぱなしの天井に、ペンキで白塗装された壁。リノベーションでも人気のスタイルの部屋に住みながらも、より自分らしく暮らすため、積極的にDIYを実践する岡部さん。上手に収納スペースを設けながら、小さなお部屋を立体的に楽しんでいます。
居室とキッチンに壁面収納棚をDIY
居室スペースの壁一面に広がるオープンラック。さすがリノベ物件! と思ったら、じつはこの棚自体がDIYだというから驚きです。無垢材のテーブルは以前、ベンチとして作ったもの。用途を変えていまも活躍しています。
市販の部品を使って、壁一面を収納棚に
キッチンまわりの収納や油汚れ対策もDIYで
キッチンのコンロまわりは油汚れが目立たないように板を立て、さらに棚もプラス。右側のライティングボードは前の部屋から持ってきたもの。ふと視界に入る友人たちのメッセージにほっこり。
こちらはコンロの背面側。キッチン家電を置くため、もともとあった棚にDIYで棚を追加して、頼れる収納エリアに。
“吊るす”テクで、空間も自分らしく!
居室スペースには、コンクリートにもともと埋め込まれている金具を活用して、ハンギングバーを追加しています。こうした“吊るす”テクを取り入れられるのは、この部屋のような、コンクリートむき出しの天井だからこそ。こうした物件を探してみるのも手ですね。
キャップコレクションも、魅せる収納ですっきりと。
グリーンやオブジェを取り入れることで、空間に抜け感が生まれています。素材や形状が異なるフックをあえて取り入れるのもおしゃれ!
まとめ
「この部屋は天高が高いこともあり、少ない面積の中で収納を充実させて、好きな映像や音楽を存分に楽しめる空間になっているなと感じています。これからも素材感やディテールのあるものをとりいれていきたいですね」。ワンルームに想像以上の深みと広がりを与えるDIY。岡部さんの挑戦はまだまだ続きます!