2019年05月08日 更新

マンションのガス給湯器が故障したかも。 給湯器のトラブルでやるべきこと

給湯器を使ってるのにお湯が出ない、異音がするなど、なにかがおかしいを思ったときの対処法をまとめました。初めて一人暮らしをすると、生活の雑事もすべて自分がしなければならず、どうしたら良いか戸惑うこともあるでしょう。ガス機器メーカーに問い合わせればいいのか、ガス会社に問い合わせるのか、大家さんに言えばいいのか。そういったところから、解説していきます。

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まず給湯器の故障の詳細を確認しよう

管理会社や大家さんに給湯器の故障を連絡する際、事前に確認したほうが良い点がいくつかあります。

給湯器の種類

まず、大まかな給湯器の種類を確認しましょう。バランス式風呂釜(バランス釜)、給湯専用ガス給湯器、追い焚き機能付きガス給湯器といった種類を把握します。

故障の詳細

次に、取扱説明書を読み自分で対処できるか否かを確認しましょう。自分で対処不能と分かったら、管理会社に連絡する前に症状をメモしておくと便利です。
お湯が出ない、水漏れが発生している、操作パネルにエラーコードが出ている、黒煙が出ているなどです。また、いつごろから不具合が生じ始めたのかも記入しましょう。

メーカー・型番・製造年月日

給湯器のメーカー・型番・製造年月日を確認して伝えておけば、業者は修理に必要な部品を把握できスムーズな対応をしてもらえることでしょう。製造年によっては給湯器の寿命であるケースが考えられるため、修理で対応可能か新しいものに交換が必要かの判断材料になります。

マンションで給湯器を交換する際の確認事項

管理会社や大家さんの許可が必要

マンションの場合、ガスや水道の配管など生活の基盤となる設備は共用部分であるため、給湯器の交換の際には管理組合や大家さんの許可が不可欠です。賃貸では設備の修理費用は大家さんが負担するので、連絡をしておけば借り主は費用を払わずに済みます。
必ず管理会社か大家さんに連絡を取りましょう。

マンションに設置できるタイプの給湯器

戸建てでは「屋外壁掛け型」と「屋外据え置き型」が設置できますが、マンションではベランダなどに設置する「屋外壁掛け型」または玄関横などに設置する「PS(パイプスペース)設置型」が一般的です。
交換の際は、もとあったタイプのものに交換することになります。

一般的な給湯器の耐用年数

給湯器の寿命は約10年といわれ、メーカーによっては10年保証を付けているところもあります。しかし、10年間は絶対に壊れないというわけではありません。入浴剤を入れて追い焚きなどを繰り返すと給湯器にダメージを与える場合がありますし、その他にも様々な要素で10年もたない場合もあるでしょう。

給湯器の故障サイン

給湯器はある日突然機能しなくなるというよりは、徐々に不具合のサインを出していきます。いくつか挙げましょう。

温度が不安定

お湯を出した最初の一分間は温度が安定しないものですが、ずっとぬるいお湯ばかり出る、突然熱湯が出るなどの場合は給湯器の劣化が疑われます。すぐに管理会社に連絡しましょう。

異音がする

着火時に大きな音がする場合は、部品の劣化による不完全燃焼の可能性が高いので、修理を依頼したほうが良いでしょう。

本体から煙が出る

給湯器本体から黒い煙が出てきたら、かなり危険な状態です。このサインが出たら給湯器の使用を止め、すぐに管理会社と連絡を取ることを強くおすすめします。

設置されている給湯器による違い

賃貸では給湯器は大家さんが選ぶため、好きな給湯器への変更はできません。しかし、給湯器によって快適にシャワーを使用できるか異なるため、契約前にどんな給湯器が設置されているか確認しておくことも重要です。

大きさの種類

給湯器の大きさは号数で決まっており、号数は一分間に出せる湯量の目安を表します。
16号は16リットルのお湯を供給し、快適にシャワーが使えます。ワンルームで主に使われています。
20号は20リットルのお湯を供給し、キッチンとシャワー同時に使えるので、2~3人家庭に適しています。
24号は24リットルのお湯を供給し、キッチン、シャワー、追い焚きを同時に使えます。4~5人の家庭に適しています。

燃費について

号数を上げると必然的にガス消費量が上がるのではないかと思う人も多いですが、号数の変化自体が原因で燃費が悪くなることはありません。むしろ、快適にお湯が使えることで使用量が増加し、結果的にガス代が上がってしまう傾向にあるようです。

まとめ

初めての一人暮らしでは、突然のトラブルに動揺してしまいがちです。しかし、この記事でご紹介した知識があれば慌てず冷静に対処できるころでしょう。慣れないことも多いかもしれませんが、一つひとつ慣れていきながら快適な学生ライフを楽しんでください。
監修:矢野翔一
暮らしやお金のアドバイザー
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP) 関西学院大学法学部法律学科卒。 数々の保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産業務を手掛ける。 引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の様々な悩みに対してアドバイスを行う。
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